短答個別レッスン
ここ3年間の短答試験の合格率は、H27年度が14.1%、H26年度が11.8%、H25年度が9.2%であり、この3年間の合格率平均を見ると11.7%です。合格率の推移を見ますと、H21年度は19.3%、H20年度に至っては39.6%、H19年度も31.0%というように、従前は、相対的に見ると高合格率でしたので、近年の短答試験を突破することは困難であることがわかります。
参考までに見ますと、論文試験の合格率は、H26年度が27.2%、H25年度が23.5%、H24年度が28.3%であり、この3年間の合格率平均を見ると26.3%です。
両試験の性質・内容などが異なるため、単純比較はもちろんできませんが、数字だけを見ますと、実に、短答試験の合格率は、論文試験の合格率の半分以下であり、短答試験の難易度は相当高いということがいえます。加えて、来年度から、各教科ごとの足きりラインが設定される予定ですから、一層、短答試験の難易度が高まることが予想されます。
今年度の本試験で、短答試験を突破できなかったことには、絶対に何らかの理由があります。来年度の短答試験を突破するためには、
(1)不合格となった理由をご自身で「適格に分析」し、
(2)その理由の根拠となる弱点を「しっかりとつぶす」、
という、たった2つのことができれば良いといっても過言ではありません。
しかし、結論から先に申しますと、「適格に分析」できていない受験生が少なくないと感じられます。おそらく、不合格となった理由を、兎角、ご自身にとって都合の良いように考えている受験生が少なくないのでしょう。事実、そのように評価できる受験生ほど、本試験での点数が、その前年度の点数に比して、ほとんど変化していません。
極端な例を挙げましたが、難関試験ともいえる短答試験を無事に突破するためには、短答試験までのスケジュールを戦略的に立てることが効果的なのです。
このレッスンでは、今年の本試験で配布された問題冊子を持参していただき、そのときのメモ書きなどに基づいて、個々人の弱点を分析するとともに、短答試験までの学習スケジュールのプランニングを行います。
具体的には、
(1)今年度の短答試験対策として、どのような自宅学習を行っていたかをヒヤリングします。
(2)持参いただいた問題冊子から、「迷って切りきれなかった枝がある問題」、「正答率が高いにも拘らず誤答した問題」などを、全ての教科に亘って拝見させていただくことにより、弱点を把握します。
(3)また、把握した弱点から、総合的に見て、学習方法がどのように誤っていたかを分析します。
(4)そして、分析結果に基づいて、個別に短答試験を突破するためのプランニングを提示します。
なお、レッスン時間との兼ね合いにもなりますが、誤答問題或いは偶然的な正答問題について、「教科」×「難易度」×「正答に必要なツール」といった観点から、その問題を正答するためには提示したプランニングの内容が妥当であるということにつき、説明させていただきます。
<短答個別レッスン>
担当講師 | 山内 博明 |
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時 間 | 1コマ40分 |
スケジュール | 講師と相談の上決定して随時実施 |
場 所 | 新橋ゼミ事務局ミーティングルーム(東京)・大阪・名古屋など(三田線内幸町駅1分、新橋駅5分) |
料 金 | 短答個別レッスン |