論文必須試験合格者の声(2018年まで)

論文必須試験を合格された元ゼミ生等から寄せられました【合格者の声】です。みなさん、お忙しい中、合格者の声をお寄せいただき、ありがとうございました。

【Hさんからの声】(2017論文必須ゼミ(通信)、2017論文必須ゼミ(通学))

短答試験の免除が切れる3年目になんとか合格することができました。

2016年の短答直後の1年目は、ようやく短答合格を果たした安心感から燃え尽きてしまい、論文試験はほぼ無勉強で試験を受けました。そのため、成績は散々であり、試験後はいまいちやる気のないダラダラとした日々を過ごしていました。

その後、たまたま縁が合って新橋ゼミの存在を知り、新橋ゼミは値段もそれなりにお手頃で、かつリーガルマインドを身に着けることができると評判だったので、2017年2月頃より通信で論文必須ゼミを受講(+早期返却オプション)することを決意しました。

受講当時は、論文を書き馴れていないことや、自分の解答にいまいち自信がないこともあり、通信といえども定期的に答案を作成して毎週先生に提出し、返却答案の復習をするというルーチン作業に慣れず、辛いことが多くありました。しかしながら、返却答案には先生の的確な指摘が満載であり、色んな気付きを得ることによって勉強がどんどん楽しくなり、4月頃には答案の返却が待ち遠しくなるくらいでした。

しかし、2年目となるこの年は、それなりに手応えがあったものの、平均点51点で不合格となりました。敗因を分析すると、勉強開始時期が遅かったため勉強時間の圧倒的不足と、通信であるが故に時間管理せずに答案作成をしていたため、本番のタイムスケジュールの調整が上手くできなかったことだと思います。

そこで、免除が切れる3年目となる2018年では、各科目の時間内に問題を解く感覚を身に着けるべく、新橋へ通学することに決めました。通学では、「論文必須ゼミ」と「通学オプションゼミ」を受講しました(+早期返却オプション)。通学クラスでは、周りのゼミ生に交じって時間内に問題を解くプレッシャーや、仕事終わりからの通学の身体的負担がかかりましたが、直接先生に色んな質問をすることができたり、他のゼミ生の質問を聞いてそこから話を展開させたりすることができたため、通学ならではの有意義な時間を過ごせたと思います。

そして、試験当日では、緊張のあまり、読み間違いも多くしてしまい、発表の日まで後悔&自信のない日々を過ごしていましたが、結果をみると平均点56点で合格することができました。勝因はよくわかりませんが、もしかするとミスをカバーできるくらいのリーガルマインドが身についていたのかもしれません。それと、本試の再現答案を出すと先生が評価してくれます。私は自信がなかったので、ダメならダメと言って欲しいとお願いしていて、先生からはダメではないよと言われていたので、しぶしぶ口述ゼミを受けておりましたが、結果的には大正解でした。

新橋ゼミのよいところは、主に3つあります。

①先生のレスポンスが早い

わからないことがあったときに質問すると、当日~1日以内には返事が返ってきます。また非常にフレンドリーです。

②通年で同じ先生に採点してもらうことができる

一貫したサポートを受けることができます。同じような間違いをすると何度も指摘(時には叱咤激励を交えて)してくれますので、身が引き締まります。

③少人数のためサポートが行き届いている

その人その人によって得手不得手があります。先生はタイミングをみてそれぞれに合った勉強法を提案してくれて試験までの勉強の道筋を立てることができます。

私は通信、通学どちらも受けましたが、どちらかといえば、制限時間内に問題を解く感覚を身に着けられ、解答の解説を通じてとても充実した濃い時間を過ごせるので通学がおすすめです!また、同じゼミ生から学ぶことも多く、受験仲間がいるとやる気がでます。

最後に、今回合格することができたのは、山内先生や周りの方々の応援のおかげであると強く感じています。ご指導頂き、ありがとうございました。

【Kさんからの声】(2017論文必須ゼミ(通学)、2017論文必須添削講座受講)
論文試験に合格するまで4回も受験することになりましたが、無事に合格することができたのは、山内先生のおかげです。
論文の選択科目でお世話になった平山先生から紹介を受け、論文必須ゼミと論文必須添削講座を受講することにしました。論文試験に2度失敗し、短答の免除があと1年で切れてしまうという状況でした。
法律論文の書き方については、論文の選択科目で触れた程度で、今まで勉強したことはありませんでした。ゼミでは、まず法律論文の書き方や問題文の読み方、解答の方法からスタートしたような気がします。山内先生が論文試験に合格するためのエッセンスは最初のレジメに書いてあることに集約されているとよく言っていましたが、論文試験に合格した後によく考えてみると、確かに論文試験に合格するための要素がすべて盛り込まれています。ゼミが始まってからしばらくはそのようなことを理解していませんでしたが、学んだことをなるべく意識しながら、毎週のゼミや添削講座に臨みました。最初のうちは、この点を意識しすぎて、余計な内容(明らかに間違っている内容も含めて)を答案に書いてしまったり、書くべき項目を落としてしまうということもありました。しかしながら、ゼミを受講し続けることによって、また、山内先生から指摘を受けた点を中心に採点をしてもらった答案を読み返すことによって、改善し、成長していくことが実感できました。また、法律論文の書き方も徐々に理解することができるようになりました。
平成29年度の論文試験では、また失敗したら三振だとネガティブに思い詰めてしまったこともあり、必要以上に緊張してしまい、意匠法で矛盾した記載をしたためだと思われますが、意匠法で足切りになり、不合格となってしまいました。
平成30年度の試験では、短答が復活してしまい、時間的にも論文必須ゼミを受講することは難しいと判断したので、論文必須ゼミの再度の受講は断念しました。ただ、ゼミを受講していた際に音声を録音していたので、その音声を聞き直したほか、最初に配られたレジメや山内先生に採点してもらった答案を何度も繰り返し読み込むことで、論文試験の解答方法のスキルを維持し続けるように心掛けました。
平成30年度の短答試験は基準点を大きく上回る得点で合格することができ、論文試験でも、前年度のように極端に緊張することなく、平常心を保つことができたこともあって、平均63点で合格することができました。論文試験に合格するための要素を忠実に実践することができたので、論文試験に合格することができました。
最後になりますが、受験機関の中には法律論文の書き方を理解していない講師が存在するという噂を聞いたことがありますが、山内先生は、法律論文の書き方を熟知しています。だからこそ、山内先生は、質の高いゼミを開催することができるのだと思っています。そのようなゼミに一人でも多くの方が参加して、たくさんの方が一年でも早く論文試験に合格できることを祈念しております。

【Wさんからの声】(2017論文必須ゼミ(通学))
私が新橋ゼミを選んだのは、「合格者の声」を読んで、法律論文の基礎を教えて頂けると感じたからです。私は技術系出身でしたので法律について学ぶ機会が今まで無く、法律論文を書くためにはなにが必要か学ぶ必要がありました。
新橋ゼミでは第1期から第3期まで受講しました。受講期間は10月下旬頃から6月迄です。ゼミは最初の数回については論文試験の考え方に関して講義を行い、その後の各回は実際に答案練習を行うという形式で進められました。
第1期では、問題文の読み方、題意把握、答案構成の過程、項目の立て方、答案の構成等を学びました。どれも発見が多く、その後の答案作成の基礎になったと思います。この時期では、どんな項目を立てればいいか考えながら問題を読むことで、題意把握がかなり楽になったのを覚えています。一方で、その当時はある程度の記載の型も身についていなかったため、記載量を事前に把握することができず、余計なことを書いたり又は足りなかったりと安定はしませんでした。また、今までの短答に特化した学習事情から、他の受験生に比べて特に趣旨や判例のインプットが弱いということもわかりました。
第2期では、第1期の方針を踏まえつつ、ベーシックなものからやや本試より難しい考えさせられるテーマを扱いました。2月半ばにはOBの方を招いて学習体験を話して頂く機会が設けられました。前年の合格点を越えた受験生が第2期、第3期、そして試験直前どのように過ごしたのか話を聞くことができ、その後の学習計画にとても役立ちました。また、この頃になると先生から個別に学習方針の指示がなされます。これも学習モチベーションの維持のために大変良かったと思います。私の場合、インプット不足が題意把握等にも響いているとのことでしたが、自己評価とも一致していたため指摘について納得して受け入れ、あとは受けたアドバイスを軸にして学習を進めるだけでした。第2期では次第に自分の型を作ることができたと思います。
第3期では、本試を視野に入れつつ直前に確認すべきテーマを多く扱いました。この頃になると、自身がフォローできているテーマについては題に合わせて書くことが楽になってきました。そのため次第にゼミの答案練習は、インプット不足の確認の意味合いが大きくなってきたと思います。先生からの添削も不慣れなテーマについては厳しくチェックが入るものの、問題を読む段階から自分がどの程度得点できる問題か判別もつくようになりました。そして、答案構成に要する時間が第1期に比べてかなり少なくなり、時間内に問題を解ききる筆力が付いてきたと思います。年によって或いは科目によっては多数の受験者が最後まで解ききれないと聞いたことがありますが、H29年の本試では、全ての問題を解ききることができました。
全体を振り返えると、新橋ゼミに通う前は、インプット、答案の構成、内容面、解答時間の使い方等、様々な点で実力が不足していましたが、通期通うことにより本番で戦える力が身に付いたと思います。また、先生からの質問に対する回答も非常に早く、大変助かりました。そのため、私の場合、金曜日のゼミの復習を先生との質問を交えつつ土曜日に終えることができ、それ以外の日を答案の添削結果の確認やインプットのルーチン等に当てて、安心して学習を進めることができました。
私は、それまで他の受験機関で模試を受けたことも有りましたが、採点基準にばらつきがあったり自己評価と客観評価がずれていることがよくあり、人によって様々な文体が有る中で、どのような基準で点が付けられるのか理解できませんでした。しかし、新橋ゼミの一貫した指導によりどのような答案が良いかを学ぶことができ、本試においても学んだ方針の下に答案を作成するよう心がけ、合格点を出すことができました。他校を受講していたら今でも方針が定まっていなかったかもしれません。山内先生には長期に亘ってご指導を頂き大変感謝しております。どうもありがとうございました。

【Kさんからの声】(2016論文必須ゼミ(通学)、2016論文必須添削講座)
2度目の論文試験不合格を振り返ったとき、新しい問題や問われ方が抽象的な問題になると答案の書き方や表現方法に悩むという課題を感じました。問題によって何をどのように書くべきか悩むということは、そもそも法律答案を書くということについての理解が表面的であり、論文を書くということが単に知っていることを書くだけの機械的なものになっているのではないかと考えました。このような状態では大手受験機関の答練で成績を出せても本試では成績がでないのではと考え、法律答案を書くことについて基礎から徹底して学べる受験機関を探しました。その結果、新橋ゼミに出会いました。
新橋ゼミを通じて、法律論文とは何か、法律論文の書き方、そして法律論文では何をどのように回答すべきか等を基礎から徹底して学ぶことができました。ゼミでは、最初に論文の作法が説明され、その後は答練を通じて作法を取得するとともに、論文の基本から応用までの解説がされます。大手の受験機関では、単に自分の知っている知識を並べて書けば点数になりますが、新橋ゼミではそのようなことはなく、正しい法的思考に基づいて答案が作成されているか否かで評価がされます。私は、論文必須ゼミ及び添削講座を通じて、法的思考とは何かを、そして法的思考に基づく答案の書き方を少しずつ学びました。
新橋ゼミで法律論文を書くことについて基礎から学んだ結果、論文の実力は飛躍的に向上したと思います。大手受験機関の模試では総合3位をとることができ、それ以外の答練においても順位が一桁であることがありました。どのような問題がでても悩むことが少なくなり、安定して上位の成績をとることができるようになりました。
そして、2016年の論文試験を受けた結果、合格することができました。論文の点数を評価で現すとAAAであり、得点の平均は66でした。基準点が54であることを考えると余裕をもって合格できたと思います。基本から学んだ結果だと思います。
論文試験は相対評価で合否が決まります。単に記載を省略した簡潔な答案等の安易なテクニックに走った答案から脱却できなければ周囲と実力の差がつかないため、その年の論文試験の問題の内容や受験者のレベルに合否が左右されてしまいます。このような状態から脱却し合格するためには、安易なテクニックに走るのではなく、法的思考に基づいた法律論文の書き方を学び、実力を備えることが一番の近道になると思います。
新橋ゼミは、法的思考に基づく法律論文の書き方を基礎から生徒に教えてくれるゼミだと思います。弁理士試験だけでなく、その後の実務にも生かすことができる考え方を学ぶことができると私は思います。山内先生、本当にありがとうございました。
以上

【Hさんからの声】(2015論文必須ゼミ(通学)、2016論文必須ゼミ(通信)、論文必須添削講座)

1.ゼミに入るまでのこと
2014年9月下旬、特許庁のHPを見て、”今年も駄目だったかぁ~”と落胆。その数日後、自宅に届いた通知を見て、”なんだ、この成績は?!”と愕然。しばらくは、”なぜ、この成績になったのか?”、”一体、何を勉強すれば良くなるのか?”と自問。しかし、自答できず、他者から何らかの示唆を得たいと、インターネットで、キーワード「弁理士」、「論文」、「ゼミ」で検索。すると、いくつかのゼミがヒット。1件ずつ読み進める中で、良さそうな某ゼミに電話で問い合わせ。しかし、そのゼミの実際の内容は、私が期待するものとは大きく相違。次に、別なゼミへ問い合わせメールを送信。すぐに、”説明会に参加してみては?”との回答メールを受信。”たまには、長野県諏訪市から新橋界隈へ出てみるのも楽しそう!”と思い、説明会に参加。新橋ゼミのカリキュラムの説明を受ける中で、”他に乗る船が見つからないから、半分騙されたと思って、山内の船(仮称)に乗ってみよう!”と決意。しかも、自らの性格に鑑みると、「通信」では積読になりそうなので、「通学」を決断。こうして、毎週金曜日、会社を15時に退社し、特急あずさに乗って、新橋ゼミに通学することが始まりました。”どうせ乗船するならば、中途半端は良くない。”と考え、「論文必須添削講座」も併せて選びました。

2.ゼミでやったこと、及び、ゼミから得られたこと
(1)ゼミでやったこと
1回目から3回目までは、論文の書き方を教わりました。具体的には、「必要性」及び「許容性」についてです。この「必要性」及び「許容性」のロジックを使って、上記の「1.ゼミに入るまでのこと」を纏めることを試みたつもりです。
4回目以後では、過去問、青本、審査基準を基にして作成されたオリジナルの問題が出題され、ゼミ生は、全文書きを行った後、山内先生から解説を受け、また、質疑応答をします。更に、問題の内容及び答案の出来・不出来の記憶がまだ残っている翌週の前半に、添削結果がメールで届きます。
(「ゼミでやったこと」とは、直接には関係ありませんが)ゼミ生同士で、飲み会の場を持ち、例えば、2016年に合格したK氏が2014年に結婚したことを祝福しました。また、2016年の論文試験後には、K氏を含むゼミ生の有志で、口述のゼミを持ちました。
(2)ゼミから得られたこと
上記したロジックについては、正直なところ、当初、半信半疑ではありました。しかし、山内先生による、当該ロジックに則る、ぶれ無くしかも妥協を許さない添削を繰り返し受けることにより、事例問題について記述する上でも、一行問題に相当する趣旨の内容を記憶する上でも、このロジックが極めて重要であることを徐々に理解するに至りました。
上記したオリジナルの問題については、過去問を基にしていることから、”出題頻度が高い問題は何か?”、”そのような問題の骨子は何か?”、”出題頻度が高い問題を解くために必要な型や知識は何か?”、”法改正に対応するために必要な知識は何か?”等々に関し、これまでの準備不足の解消、具体的には、論述の一貫性の確立、型(例えば、テンプレート)の改善、知識の穴の補充等をできました。

3.本試での成績と思うこと
本試の成績については、以下の通りです。私は、元々、特実については、得点が伸び悩んでおり、また、意・商については、問題や設問の如何により、得点が大きく下振れするという課題を持っていました。新橋ゼミの受講により、これらの課題が、直ちに解消したか否かは定かでありません。しかし、2016年に、”論述問題”であった意匠について、66点という、私にとって極めて高い点を得ることにより、他の科目の不足分を底上げした結果、平均点(54点)に関する足切りを免れることができたことは、上記した論述の一貫性、即ち、上記したロジックを使いこなすことができたことの賜物であると思います。
(1)新橋ゼミを受講していなかった頃
2013年:特実D、意A、商E
2014年:特実D、意E、商A
(2)新橋ゼミを受講した1年め
2015年:特実B、意D、商E
(3)新橋ゼミを受講した2年め
2016年:特実97点、意66点、商53点

4.今後のゼミに希望すること
2016年度の新橋ゼミの合格率は、50%強であったものの、山内先生の指導の如何によっては、その合格率を伸ばすことができる伸び代が内在すると推察され、即ち、現在の合格率に甘んじることなく、指導内容の完成度をより一層向上させることにより、2017年、2018年、...には、その合格率を60台、70台、...に上昇させる可能性を秘めていると思われます。
また、超多忙な業務の合間に行われるであろうと想像される、山内先生の添削の文字が、決して読み易いとは言えず、ゼミ生の復習泣かせであり、言い換えれば、復習の容易性へのご配慮により、上記の合格率の上昇に寄与することが期待されます。

5.受験生の皆様へお伝えしたいこと
2017年の受験準備を開始された受験生の皆さんは、この時期(2016年11月)、目標とする合格答案のイメージを構築し、自己の現状を把握し、その差異である課題を炙り出すことを終えていることでしょう。課題が明確になれば、半分、合格したようなものであり、残る唯一のことは、その対策を立案して、実施することです。対策の実施により実力が伸びているか否かについては、例えば、大手予備校での答練や模試における、複数のアルバイト(?)による、行き当たりばったり風の添削を頼りに判断することが挙げられるものの、私の経験則では、極めて困難です。対照的に、新橋ゼミは、少人数ではあるものの、「山内の船」という、一人による、頑なまでにポリシー(上記のロジック)に基づく添削により、換言すれば、家庭教師のようなマン・ツー・マンの指導により、皆さんの実力の向上を客観的に推進させることができると確信します。
最後に、この合格体験記をお読み頂いた皆様、並びに、2016年に口述模試の練習を一緒に行ったものの、残念な結果に終わったN氏が、2017年に最終合格を果たされることを心より祈念申し上げます。
以上

【Kさんからの声】(2016論文必須ゼミ(通学)、論文必須添削講座)
山内先生と亀掛川先生のおかげで論文試験(必須科目)に合格することが出来ました。
合格してみて改めて感じるのですが、論文の書き方、つまりリーガルマインドを持っている人間であることを答案上で試験委員に伝えることが出来るかどうかが論文試験の合否を分けると思います。

新橋ゼミの論文必須ゼミでは、最初の3回は書き方についてみっちり講義をします。
つまり、いきなり1回目から答案作成をさせることはしません。
そもそも論文試験は何の能力を見たい試験なのか?、なぜ公表論点や項目は挙がっている答案でも不合格答案になってしまうのか?といった根本から講義してくださるので、ただがむしゃらにいっぱい答案を書いて、偶然本試で似た問題が出たら受かるといった行き当たりばったりな論文講座とは一線を画しています。
とかく試験においては見えやすい部分(知識量など)に目が行ってしまい、それが試験の肝であるかのように感じてしまいますが、論文試験の肝は目には見えにくいリーガルマインドなので、そのリーガルマインドを養ってくれる新橋ゼミの論文必須ゼミは稀有であり、また有難い存在の講座じゃないかと思っています。

新橋ゼミの論文必須講座はリーガルマインドを養ってくれるので、本試でどんな問題が出ても安定して合格点を取ることが出来ます。
実際に、私は必須論文を合計で2回受験しましたが、1回目はADA(Dは問題を見間違い。被告と原告を入れ違えていたことが原因です。)、2回目はAAAとどんな問題であっても大きなミスをしない限りAは死守できるレベルになりました。
また、1回目の受験の時は、今後のためにと点数開示(当時は情報公開請求しないと点数が開示されなかった。)をしたのですが、D(46点)がCの最低点(47点)だったら合格していたことが分かりました。
つまり、ギリギリのAではなく、いくらか貯金ができるAを取ることができる力が身につくので、どこかで多少失敗しても十分に合格できる力を養うことができます。
つまり、トリプルAじゃなくても十分合格できる力が身につきます。
だからこそ、新橋ゼミの論文必須講座についていけば必ず合格圏内に入ると自信をもって言えます。

改めて、山内先生、亀掛川先生ありがとうございました!

【Tさんからの声】(2015論文必須ゼミ(通信)、添削講座(通信))

論文の要点だけなら誰でも本を読んで自分で覚えることができるので、論文試験の合否を分けるのは「書き方」だと思います。どのように書き出して、どのような流れで書いて、どの要点を重視して取捨選択するかをマスターするには、適切な指導と経験が必要です。

私自身、初めての論文試験は失敗し、論文の書き方で行き詰まっていましたが、「論文必須ゼミ」と「論文必須添削講座」を併せて受講し、出題者の意図を捉え、理解を機能的に採点者に示す論文の書き方を指導していただいたことで、次の本試験で合格することができました。

本試験では緊張して時間も足りず、全科目について後半部分はやけに短くなりましたが、それでも合格できたのは、「私、大事なことはわかってるんです」ということを示す方法が身についていたため、全体として印象が良かったおかげだと思います。

特に添削講座は毎回本試験に近い形式の難易度の高い問題で、模範解答は要点がビッシリ詰まった細やかなものでした。通信での受講でしたが、解答を提出するとすぐに真っ赤な綿密な添削を返却してもらえ、質問がある場合はメールすると懇切な解答を返していただけるため、充実していました。

山内先生は実務バリバリの弁理士さんですから、条文間の繋がりや立法経緯、裁判例など、生きた知識を色々と講義中に話してくださり、それが本質的な理解にとても役立ったと思います。法律の面白さを感じましたし、実際に実務をするようになってからも役に立つお話だったと思います。

【Sさんからの声】(2013論文必須ゼミ(通学)、添削講座、2014年論文必須ゼミ(通信)、添削講座)
1.受講のきっかけ
論文必須ゼミは、2013年と2014年の2年間受講しました。
その前は他の予備校に行っていましたが、新橋ゼミで合格した先輩に薦められたことがきっかけで、山内先生に受講相談に伺いました。
必要性と許容性、慣れるまでは規範とあてはめを機械的に行う訓練が必要等の方法論や、目指すべき合格答案のイメージを具体的に伺うことができ、さらに、効率も重視される先生という印象を受けたため、受講を決めました。
2.受講してよかったこと
受講して一番よかったことは、山内先生と亀掛川先生の丁寧な添削を受けられることです。他の予備校では、添削者が毎回違う方だったり、『理解不足です』など、結局何が一番良くなかったのか具体的にわからないコメントに悩んだりしていました。ですが、新橋ゼミの添削は次に生かせる添削を受けられます。例えば、『商標権が無効になるので…』とかうっかり書くと、『無効になるのは商標登録!』など具体的に指摘していただけますし、何度か同じミスをした箇所について、『ここは何回もミスしているところ』と、注意してくださることもありました。また、細かい点だけでなく、弱点に関する指摘や、現時点での合格可能性に関するコメントも非常によかったです。
また、演習中心のゼミですが、わかりづらい論点などについては解説してくださいます。無駄にアカデミックに追求することはなく、常に本番で書けるようにするための着地点を意識することができました。
3.通学・通信
はじめは通学で受講していましたが、2013年の3期頃から仕事の都合で参加が難しくなり、2014年は最初から通信にしました。通学と通信のどちらも受講しましたが、どちらでも、自分なりの受講ペースができれば効果は変わらないと思います。通学の場合、問題を解いて、その場で解説を受けてレジュメがもらえるので、記憶が新しいうちにわからなかったところを復習できます。通信の場合、問題を解くのと解説が届くまでの間、数日間空くのが最初は不安でしたが、解説とレジュメが届いてから答案返却を受けて、全てまとめて復習できるので、答案返却後の復習をさぼりがちだった自分にとっては良かったです。
4.2年間の受講を通じて2013年の論文本試験はACAで不合格、今年は合格でした。毎回の添削コメントやアドバイスを通じて、迷っても自分なりの論理構成を作って落としどころにもっていくことや、論理矛盾を起こさないことの重要性を意識することができ、なんとか救済されたと思っています。今年結果が出なかったら受験はやめる予定でしたが、最後まで気持ちの余裕を保って勉強できたのは先生方のご指導のおかげです。本当にありがとうございました。

【Oさんからの声】(2014論文必須ゼミ・早期答案返却オプション、2014論文必須添削講座、2014基礎力再構築講座)
(論文必須ゼミに申し込んだきっかけ)
私は、弁理士試験を過去に4回受験して、論文試験も4回受験致しましたが、これまで1科目もAを取ったことがありませんでした。
大手予備校の答練なども受けましたが、自分自身の論文の書き方が定まっておらず、点数は問題文やテーマによるという感じで、安定感を欠いていました。
論文必須ゼミが会社の近くの新橋で開校されており、金曜の夕方に通学できること、受講者の声を拝見して、論文の書き方について丁寧な指導が得られること、また新橋ゼミが高い合格率の実績を有していること、少人数制であることを考慮して、一からやり直してみようと思いまして、論文必須ゼミに申し込みました。
(論文必須ゼミの進行)
1期の初めは、合格答案とはどのように書くのか講義にて学びました。出題者の意図をくみ取り、問題から「要件提示→当てはめ→結論」へと導くことを学びました。他の方も記載されていますが、説明だけではなく、答練のたびに説明頂けるので、自然と頭の中に入ってくるようになりました。
趣旨問題についても、山内先生から必要性、許容性の考え方を教わると、理解し易くなりました。趣旨問題についての苦手意識も低くなって行きました。
2期の途中から、答案作成後に各回に受講生が順番に答案構成を発表して、問題からどのように考えて当該答案構成に至ったのか、納得するまで細かく議論が為されました。自分の番になるととても緊張するのですが、論文必須ゼミ出席者は非常にレベルが高く、他の人の答案構成や考え方を聞くのはとても勉強になりました。
(答案の添削)
早期返却オプションは非常に良かったです。他校ですと答案を提出して1週間後に添削答案が返却されるため、返却されることには問題を忘れており、復習が疎かになることも度々ありました。
論文必須ゼミで答案を提出後、2-3日でメールにて返却されるので、問題及び解説の内容が頭に入っているうちに復習できるので、非常に役立ちました。添削は非常に丁寧かつ厳しいものでした。一言一句、文章のかかり具合まで細かくチェック頂ける受験期間は、私が受講した中で他にありませんでした。
私の答案は当初、全くといっていいほど、法律答案になっていませんでした。要件提示→当てはめが全然できていませんでした。
山内先生、亀掛川先生に指摘された事項を復習して、一つずつ次から直していく、とのスタンスで勉強を進めて行きました。初めのころは、昔のくせが抜けず苦労しました。また「知る」ということと「スキル」として身に着く間には高い壁がありますが、先生方に指摘された内容を素直に受け入れ、一つづつ改善していくことで、徐々に法律答案のようなものを作成できるようになりました。
山内先生、亀掛川先生にて丁寧な添削を頂けるので、当初答案からの経緯を見守って頂けるのも安心感がありました。
添削講座も受講していたので、ドリルの意味で答案を作成して、添削して頂いていました。
質問があったときは、山内先生にメールにて問い合わせたら、山内先生(又は亀掛川先生)より的確な返信を頂きました。深夜にもかかわらず、質問させて頂くこともありましたが、即レスでご回答頂きました。(山内先生、すみません…)。
(最後に)
昨年秋から早いもので1年が過ぎました。新橋ゼミの論文必須ゼミの受講が、論文試験合格へのターニングポイントとなったのは間違いありません。
正直なところ、もっと早く論文必須ゼミの存在を知っていれば、合格がもっと早かったかもと思っています。
私のようなベテラン受験生で論文の書き方を一から勉強し直したい方や、ある程度知識はあるけどもアウトプットの仕方が十分でなく上手く得点に結び付けられていない受験生にぜひ論文必須ゼミをお勧めしたいです。しっかりついていけば、合格答案が作成できるようになり、必ず論文試験の合格は得られると思います。
山内先生、亀掛川先生、また基礎力再構築講座でお世話になりました山田先生、ご指導ありがとうございました。

【Iさんからの声】(2013論文必須ゼミ1期~3期(通学)、2013口述準備講座、2014論文必須添削講座、2014論文必須合同答練1月~3月、2014論文必須ゼミ3期、2014口述模試)
受験期間が長年に亘り、「もう(受験機関で)行くところがない!」と思っていたところ、「新橋ゼミといえば・・・要点整理集を発行しているゼミだったな・・・」という情報をもとに説明会に参加したのが論文必須ゼミに入ったきっかけです。
以下、長年受験機関ジプシーを続けて思った、このゼミのよいところです。
・合格答案を書くコツ、エッセンスを伝授してくれる。
まず第1期1~3回に論文の書き方の総論的な講義がありました。ただ、ベテラン受験生の自分としては、この総論自体はどこかで聞いたことのある話でした・・・(失礼)。でも、その後が違いました。他の受験機関では、その「総論」をたまにさらっと言うだけなので、実践するには到らないのですが、当ゼミでは、その後の答練で何度もそのことを強調され、それを実践できるように導かれます。これこそが、本試験の求める論文の型なのだと途中で気付きました。それまでの自分の論文の書き方は、知っている知識を垂れ流しながら彷徨うかのごとくでしたが、だんだんと彷徨うことはなくなりました。そうすると、その後(自分では具体的にどこが良くなったのか分からないのですが、)段々と他の受験機関の答練や模試でも良い成績が取れるようになってきました。
また、答練はやはり採点が命だと思いました。他の受験機関では、ただ模範答案との違いを指摘するだけの採点に留まるところが多いのですが、当ゼミでは文章の流れや言い回しなど、アルバイトの採点者では到達できない域に達した採点方法をされています。この採点によって、徐々に自分の書き方が矯正されていったように思います。
・ゼミは少人数制なので、先生は質問に親身になって回答してくれ、しかもレスポンスが早い。
大手予備校が合う人もいれば、少人数制ゼミが合う人もいると思います。私は後者でした。分からないことを質問したら、自分の頭がホットなうちにすぐ返事をいただけるのはとても助かりました。これも少人数制ならではのことと思います
・論文試験の再現答案を読んで評価をしてくれる。これが本試の結果と大体あっているので、(よい評価がもらえれば)口述の勉強をするモチベーションが高まる。
先生の再現答案の評価は本試験よりちょっと厳しめです。でもここでB評価以上であれば、かなりの確率で本試験はAがついています!
今回長年に亘る受験生活にピリオドを打つことが出来ました。山内先生、亀掛川先生、本当にありがとうございました。新橋ゼミに来なかったら、自分の合格はなかったと思います。
もっと早くこのゼミにくればよかった、というのが今の正直な思いです。知識はあるのに、なぜか論文になかなか合格しない、という方にお勧めのゼミだと思います。

【Yさんからの声】(2013論文必須ゼミ1期~3期(通学・答案早期返却オプション)、2013論文必須添削講座、2013・2014論文必須合同答練、2013論文必須合同模試、2014口述準備講座)
[論文必須ゼミについて]
論文試験対策を始めるにあたって、私が新橋ゼミを選んだ直接の理由は、地理的な理由でした(他の予備校等が集中している新宿・渋谷方面は私にとっては通うのが難しいと思われました)。しかし結果として、これは最善の選択だったと思います。
初めて山内先生にお会いした時は、良い意味で楽観的なオーラにあふれた人だなという印象を受けました。弁理士試験というものはやるべきことをやれば普通に受かる、というようなお話をされ、私もこの先生の言うとおりに勉強すれば受かるに違いないと素直に感じました。もちろん、先生のこの楽観性・自信は、来る年も来る年も高い率で合格者を送り出してきた実績に裏付けられたものであることは言うまでもありません。
山内先生は、一言でいうならば、「本質的なこと」に重点を置いて指導してくださる先生だと思います。
実際の試験における試験委員は、本当に問いたい本質的な論点を念頭に置いて問題を作り、採点しているはずです。受験生としてやるべきことは、その本質的な論点を問題文から読み取って、「要件提示→あてはめ」「原則→例外」等の基本的な構文を示しながら、出題者の問いに対してストレートに答えることです。これさえできていれば、完全完璧な名文でなくとも、必ず合格点がつくはずです。これは口で言うのは容易ですが、実際には、相当量の訓練、かつ正しい訓練を積まないと、できるようにはなりません。山内先生率いる新橋ゼミは、そのような正しい訓練を受けられる場だと思います。この訓練で身に付いたことは弁理士試験合格に直結することはもちろんのこと、後々弁理士として実務をしていく上でも生きていくと思います。
私は某大手校の添削講座を受けたこともありましたが、おそらく受験生に毛が生えた程度の弁理士が添削しているのだろうなという印象でした。そのような添削者は、一見すると「きめこまやかに」赤ペンで色々と書き加えてくれているようですが、そもそも添削者自身の理解が浅いと思われる節があったり、どうでもいいような枝葉末節にまで細々とコメントされていたりして、今にして思えばかえって惑わされてしまった面がありました。その点、山内先生の講義や添削は、過不足なく本質的な要点が絞られたものであり、とても有意義でした。
私は論文必須ゼミの受講年は不覚にも不合格になってしまいました。しかしここで強調しておかなければならないことは、客観的に見て、その年に合格しても全然おかしくない程度の実力は十分についていたということです。事実、模試等では、いつも安定して50点台後半以上の点を取っており、普通に考えれば合格すべきところでした。本番は特実A、意匠A、商標Dの評価で不合格でしたが、おそらくは本番の緊張のあまり、普段しないような大きなミスあるいは勘違いを1つだけ商標でしてしまったのだと思います。
そして、その時点で、論文試験に取り組むための基本的な姿勢は既に身についているという自覚がありましたので、翌年(すなわち今年)は、とにかくコンスタントにアウトプットを継続することが重要だと考え、毎週土曜日の合同答練だけを受講し、これが非常に良いペースメーカーとなりました。本番直前に力試しのつもりで大手の模試を受けてみたところ、一桁台の順位に入るほどの位置にいました。そして今年の本番を迎え、やはり緊張のため本来の力の7、8割程度しか発揮できなかった気がしましたが、それでも無事に合格しました。まさに山内先生の仰る「受かるべきして受かる」の実現だったと思います。
これから論文試験対策を始める人にも、既に受験したけど合格に至っていない人にも、新橋ゼミを強くお勧めします。

【Uさんからの声】(2014論文必須ゼミ1期~2期(通学・答案早期返却オプション))
(1) 論文必須ゼミを選択した経緯
2013年は、師事している大手予備校の講師がゼミをお休みするということで、途方に暮れていました。新橋ゼミの受講歴のある友人から論文必須ゼミの評判を聞き受講を決めました。
(2) 大手予備校との併用
大手予備校の答練、論文必須ゼミの2本立てで論文対策を行い、論文試験を突破することができました。
(3)大手予備校と新橋ゼミとの比較
新橋ゼミに通うことを検討されている方は、おそらく大手予備校で入門講座や答練を受講していると思います。少しでも以下の比較がご参考になれば幸甚です。
1 問題
大手予備校の基幹講座の答練と同程度の品質だと思います。回が進むにつれ本試験のレベルに近づいていくという感じでした。
2 解答解説
問題と同じく大手予備校の基幹講座の答練と同程度の品質だと思います。
3 採点
論文必須ゼミでの「B+」の評価を、自分の成績を基に大手予備校の答練、模試の順位に換算すると上位20~25%に入るくらいかなと思います。「A-」で上位15~20%くらいでしょうか。やや厳しめだと感じました。
4 答案早期返却オプション
絶品です。論文必須ゼミを選んで一番良かったと思えました。作成してから間を置かずに返却された答案を読み返せたので記憶への定着が違いました。
山内先生の適切で辛口なコメントに本試験で救われました。
5 講義
システマチックな答案構成、覚えるべきことは覚えるという割り切り方など、山内先生の講義は、師事している大手予備校の講師と親和性があり、相乗的に効果が得られました。非常に分かりやすかったです。

【Sさんからの声】(2014論文必須ゼミ1期~3期(通学・答案早期返却オプション)、2014論文必須添削講座)
私はいわゆる「先生の言うことを聞かない悪いゼミ生」だったとは思いますが、悪いゼミ生なりの弁明書として「合格者の声」を執筆いたします。
私が新橋ゼミの門をたたいたのは、論文本試(選択は免除)に2回落ち、短答免除が切れる最後の年でした。
2回目の論文本試についてはなぜ落ちたのかがまったく納得できないでいましたが、いままでのやりかたを踏襲するだけではまた同じ結果となることが考えられたため、いままで行ったことのないゼミへ行ってみようと思ったのがきっかけです。
ゼミを選ぶにあたって、私は二つの基準と目的を持っていました。
1.とにかくたくさん「書ける」こと。
‥‥異論がある方もいるとは思いますが、論文本試は筆力勝負です。
筆力がある上でコンパクトに書くとか長く書くとか、選択肢が生まれるわけです。
いわゆる全文書きを定常的に行うこと、そして多くの問題を解くことを目的として必須ゼミと必須添削講座の両方をとりました。
2.通いやすいこと
‥‥新橋ゼミは名前の通り新橋にあります。
私の職場から5分のところで金曜夜に開講されていましたので最高でした。
土日に自宅から遠くへ通っていたことに比べれば、時間の節約になりました。
また、時間の節約という観点では答案早期返却オプションは有用でした。
その他、違う視点・方法論を学べれば良いと思っていましたが、最終的には新橋ゼミで学んだこととこれまで学んできたことをミックスしたスタイルになりました。
先生には迷惑をかけたかと思いますが、新橋ゼミは少人数ということもあり、ゼミ生の種々のスタイルを受け入れる柔軟性があると思います。
さて、上記2つの目的に合致したゼミであることはある程度最初からわかっていたことですが、受講してみてはじめてわかったことについて書きます。
まず、論文の書き方の基本から教わります。また、「長い書き方」を教わります。各種受験機関ではコンパクトに要領よくまとめた書き方をいきなり教えるかもしれませんが、長く書けるようになってはじめて「圧縮」できるわけです。自分の筆力や残り時間、配点から予測できる必要記載量に応じて、自由に記載の圧縮展開ができること、この基礎となる部分を繰り返し練習できたのは最も役に立った点といえます。
次に、レスポンスが早いこと。少人数だからということもあるのだと思いますが、先生に直接スマホからメールを送って、その返事がすぐ返ってくる、この距離感の短さは他のゼミでは得られないところだと思いました。答案を早期に返却するために、添削したての答案をスマホで撮影して、それを送って下さることもありました。このような対応は「先生も頑張ってくれている」と励みになりました
本試では、新橋ゼミで教わった「基本的部分」「論述の基礎」が役に立ちました。丁寧な規範定立、丁寧なあてはめ。これに尽きるのです。これを行うには記載量が増えるのですが、その記載量に耐えるだけの筆力を鍛えることができたのは、こちらのゼミのおかげだと考えています。
直前期には別のゼミとの掛け持ちを行ったり、各種模試や「直前書き込み」などを受けました。その結果を見ると、やはり基本を大事にした論述は強いと感じました。ホームランは打てませんが、確実にヒットを積み上げていくことができます。減点されない答案はやはり強いのです。新橋ゼミが始まってすぐの時期に先生が「どんな問題が出ても合格答案がかける」と言われていましたが、それは今になってみると確かにそうだなと感じます。
とかく変化球を投げたくなる、優秀な方にこそ、お勧めしたいと思います。

【Oさんからの声】(2014論文必須ゼミ第1~3期 通信・答案早期返却オプション )
私は、通学するには少し遠かったため、通信での受講を選択しました。
初めは、過去の経験上、通信だと自分に甘くなりやすいため最後までさぼらずに受講し終えられるか?、通学のような答案作成の際の緊張感は得られないのでは?、講義の疑問点とか質問し易いかな? 等、考える点は多々ありました。
そこで、通学の方と同じように勉強を進められるように、「答案早期返却オプション」を利用することとし、また、必ず週末に答案作成を行い、答案作成時間も10分短く設定することとしました。
しかし、いざゼミがスタートしてみると、そんな不安を考える暇はありませんでした。
ゼミの日の夕方には先生からメールで問題が届くので、なるべく通学の方と同じ環境となるように19時~答案作成をし、先生へメールで答案を送付します。
数日内に先生から添削答案がメールで返却され、それと同じくらいに自宅にゼミの講義のDVDが届いています。
まだ答案構成をしたときの記憶があるうちに、添削いただいたコメントを何度も読み理解し、講義を受講します。
数日後に再度解いて、理解できていない問題は、先生に教えて頂いた「マイリスト」へ追加します。
これを繰り返していたら、第1~3期の終了まで、一度も休むことなく続けることができました。
また、DVDで受講しているので、先生と面識があるように感じられます。
そのため、疑問点があっても先生にメールで質問がし易く、また先生はすぐに理解し易い的確な回答を返信してくれます。これは、通信の受講生にとっては、とても心強いと思います。
先生方のおかげで、通信での受講でしたが、一度も不安を感じることなく、受験生として必要な知識を増やすことができ、また合格後も役に立つ知識も身に着けることができました。
また、新橋ゼミの出題形式は本試験に近いと感じます。そのおかげで、長文であっても時間内に題意把握し、落ち着いて答案構成を終える実力も身につけることができました。
本当にありがとうございました。
私のように通学するには遠い方で、受験はもちろん合格後にも役に立つ知識を習得したい方に、新橋ゼミの「論文必須ゼミ-通信講座」をお勧め致します。

【Oさんからの声】(2014論文必須ゼミ1期~3期(通学)、2014論文必須添削講座、論文必須直前講座、口述準備講座)
過去6回の私の論文成績です。左から、特意商,期待感(達成感)です。結果は殆ど期待と裏腹でした。
H21…CAE,△
H22…DBA,◎
H23…ABF,◎
H24…CBC,×
H25…ADA,◎
H26…AAA,○
当初、最終合格までの競争倍率は高いものの、足きりを繰り返す多段階テストなので、1つずつ潰していけば、さほど厳しい競争ではないと思っていました。しかし、論文は違いました。
現時点の感想は、この試験は優れた才能を発掘するためのものでも、学習の到達度を計るためでもないということです。もしそうなら、受験回数が増すほど有利に作用する筈です。
しかし、答練のトップ常連が失敗するかと思うと、今まで目立たなかった人が1,2回で受かってしまうこともある試験です。
自身でも当たり前のことしか書いてこなかったのにAが付くかと思うと、渾身の作がDになったりします。どうみても記載量や知識量を競うものではないのです。世間が描く期待や自己が受けたい評価とはかけ離れているということです。まるで、スイカ割りか迷路ゲームではないかと、思いました。
この試験を勝ち抜くには根性論も方法論も必要だと思います。メジャー予備校の人気講師はほとんどが根性論者です。私もときどき著書やブログから元気をもらいます。
ツール類も提供してくれるので、そういうの好きな方は利用されるのもいいかと思います。
頭のいいプライドの高い受験生は、何度か落ち続けると、「何を評価しているのか分からない。反省したくても根拠がない。」と、試験から撤退していきます。
かく言う私も、多枝選択式試験だった時代に3年で諦め、その10年後には試験から撤退する他の受験生の教材を引継いで、今この試験を受け続けています。
今年二度目の短答免除が切れるまでに、何とか必須免除が戴けたのは何が幸いしたのかわかりません。
たぶん、この試験がどういう試験なのかという、『試験像』が分かれば合格は近いと思います。もし貴方が何度か論文試験に落ちて、次に何をやったらいいのか途方に暮れているなら、去年そうだった私は「新橋ゼミ」をお勧めします。
たとえ話をします。5歳位のとき、生まれて初めてジグソーパズルをやったとき、周囲の人は、「角隅から先に埋めるとできるよ」と教えてくれました。
私は、四角い紙の一角から水がしみ込んで三方に広がるように埋めるんだなと思い込み、一つ一つ別の角から試していきました。が、遂に完成することはできませんでした。
四角い木枠が『試験像』、ピースと周囲の助言が「知識」や「根性」、「ツール類」だと思ってください。
講師の先生も自分も一応正しいのですが、この試験勉強には言葉では伝えられないもどかしさがあります。
私が新橋ゼミを知ったのは『要点整理集』を発行する受験機関だったからです。再現答案を見て戴き、受験勉強を「ドリル」と呼んで、足キリの恐ろしさを語る山内先生に共感し、論文試験『像』が見えかけてきた自分を、きっと合格まで導いてくれるに違いないと思いました。
巷にはゼミとは名ばかりで、一方的に講師の講釈を聞く講義だったり、実は解答解説付答練だったりのゼミも多数あります。
新橋ゼミは、私の知る限りで一番本物のゼミ、議論や質問を少人数で行ない、双方向性・相互啓発性の高い状況で専門的内容を学び取るゼミだと感じました。
実は私は他の人がどうやって「構成」するのか、興味津々でした。メジャー予備校では、構成と称してタイムチャートのようなものを描いて見せたり プリントして配るので、ゼミで「構成して下さい」と言われるのが怖くて仕方ありませんでした。現実には、あんなものを手間暇かけて描く人は皆無で、ゼミで本当に役に立つ「四つ折り」やマトリックス(Lで言う、「総当たり表」)の使い方を教えて戴きました。
だから、私のような長期受験生でない人にとっても、メジャー予備校の中上級クラスよりもお勧めできるゼミだと思います。

【Nさんからの声】(2013論文必須ゼミ1期~3期(通信)、2013合同論文答練(前期・後期)(通信)、2013合同論文模試(後期)(通信)、論文式試験直前ゼミ(通信)、口述準備講座)
【はじめに】
まず、はじめにお礼を言わせてください。
山内先生、亀掛川先生、この度は大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
私は地方受験生でしたので、以下、地方受験生の立場でこのゼミの良かった点などをお話しさせて頂こうと思います。
【受講前】
私は、短答式試験が免除で、論文式試験は2回目の受験が終わったところでした。2回目の受験では、各受験機関の講座を通信で受講しました。また、勉強も自分なりに一生懸命やったつもりでした。しかし、2回目の論文式試験の結果は不合格でした。自分の中では何が悪かったのかがわからず、何とかしなければいけないという気持ちでした。また、そのとき頭をよぎったのは、次の論文式試験が不合格となった場合、「また短答式試験を受験しなければならない・・・、どうしよう・・・」という思いでした。気持ちは当然、「絶対に落ちたくない。何としても来年合格しなければ」という気持ちでした。
新橋ゼミと出会ったのは、H24年の論文式試験の際に配っていたティッシュがきっかけです(今思えば、あのときティッシュをもらっていて本当に良かったです・・・。)。その中には紙切れ一枚が入っており、広げてみると新橋ゼミ紹介でした。その中に書いてある合格体験記をみてまず思ったのは、「よし、ここに託してみよう」でした。その後、新橋ゼミにメールを出し、山内先生と直接お会いし、色々お話しして、受講を決めました。お会いした際の一番の思い出は「それだけ質問すれば、多分合格できるよ」でした。今でもその言葉と情景が頭に残っています。
【論文式試験受験まで】
(1)ゼミの流れ
新橋ゼミのメインゼミであります、論文必須ゼミについて述べたいと思います。
論文必須ゼミを受講してまず思ったのは、山内先生の講義がとてもわかりやすく進められていることです。感覚としては頭の中にしみ込んでいく感じでした。私は地方受験生でしたので、郵送されてくるDVDを見ての学習がメインでした。地方受験生の場合、毎回送られてくる講義を眠くならずにどこまで集中して取り組むことが出来るかがポイントとなります(少なくとも私はそう思っています。)。そんな中で、山内先生の講義は一方通行的な講義ではなく、山内先生がライブゼミ参加者に問いかけつつ講義が進行したり、答案構成をライブゼミ参加者が順番で板書に記載して、それを山内先生が質問して、考え方を共有していく感じがとても良かったです。そのおかげで眠気を誘うことなく、興味を持って学習することが出来ました。さらに、その年のゼミ生のレベルに応じて問題カリキュラムを山内先生が臨機応変に調整して頂いたのも良かったと思います。自分の弱点とマッチしており、回数を重ねる毎に弱点が解消されていく感じでした。
(2)質問について
地方受験生の私にとってとても良かったことは、わからないことがあった場合、質問をしたら山内先生から時間を置かずに返答が頂けたということと、山内先生、亀掛川先生から自分が納得のいくまで付き合って頂けたということです。他の受験機関の場合、質問の回数が制限されていたり、何度も質問できるような状況ではありませんでした。色々ありました。
しかし、山内先生、亀掛川先生は、お仕事を抱えているにもかかわらず、懇切丁寧にアドバイスして頂きました。私自身、このおかげで、本試直前に意匠の考え方が理解できたのも事実です。本当に良かったです。
さらに他の受講生からの質問もメーリングリストで流して頂けたので、それもとても良かったです。
(3)その他
弁理士試験は、一年のうち半年の期間を費やして行われる大変な試験です。精神的にも体力的にも、負担になる試験です。この様な試験を受験している受験生にとっては、勉強のこと、試験のことなどを相談できる受験仲間の存在は大きいです。しかし、地方で勉強している地方受験生は、そのような受験仲間を作りにくい環境下にあります。しかし、新橋ゼミを受講して良かったことは、山内先生からメーリングリストを通じて、節目毎に励ましメール、アドバイスメール(勝手に命名していますが・・・)、を頂けたことです。これは思った以上に心の支えになりました。私自身何度も読み返しました。
【口述試験受験まで】
論文式試験終了後から口述試験までは、口述準備講座を受講しました。この口述試験までの期間は、今までの短答式試験、論文式試験の受験勉強とは異なり、モチベーションを維持することがとても大変でした。具体的には、論文式試験は短答式試験と異なり、すぐに結果がわからない試験です。その中で、条文暗記をすることは私にとって、とても苦痛なものでした。本当に何度も挫折しそうになりました。暗記するたびに、「落ちていたらどうしよう」、「落ちていたら何の役にも立たないじゃないか」などを何度も何度も考えました。
その様な中で受講した口述準備講座は、2週に1回開催される講座でしたが期間的にもちょうど良かったと思っています。この講座は、講義前までに覚えるべき条文が提示されて、それを覚えてくること、その覚えた条文を山内先生がランダムに出題し、それを答える(これが一番緊張しました。またモチベーションの維持につながりました)。その後、ゼミ生が主査、副査、受験生に分かれて、順次立場を変えて解答するというものです。
受講している間は、気持ち的に生煮え状態で不安になることもありました。「出席しなくても良いかな」と諦めそうになるときもありました。結果論になりますが、この講座を継続していたからこそ、今の自分があると思っています。
暗記については、最初はとにかく苦痛でしたが、条文の構成を理解できてくると暗記に要する時間はだんだん減りました。また最初に感じた苦痛も回を追う毎に低減されました。声を出して、動き回って覚えたりもしました。人それぞれの覚え方があるので、自分にあった覚え方を早い時期に見つけることをお勧めします。
最後に地方受験生の立場から、口述試験の受験勉強を地方かつ一人ですることは、よほど意思が強くなければ継続することは難しいと思います。地方から東京への移動は、体力的、金銭的に大変なものでした。しかし、2週に1回、山内先生、他のゼミ生の方々にお会いすることができること、そして、ゼミ後の新橋ゼミ近くのカレー屋さんのカレー、あるいは新宿でお寿司を食べるという楽しみがあったからこそ、やり遂げることが出来たと思っています。
【最後に】
今回の合格は、山内先生、亀掛川先生に出会わなければ、最終合格することは出来ませんでした。この場を借りて再度お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

【Kさんからの声】(2013論文必須ゼミ第三期、論文合同答練、論文合同模試)
新橋ゼミにお世話になる前、私は、弁理士試験では比較的有名な他のゼミに通っていました。
そのゼミで得られた知識は多かったのですが、いかんせん論文に関しては
・設問がゼミ講師の趣味や興味に偏っており、本試の傾向に則していない感があった
・模範解答とされるレジュメの記載量が膨大(答案用紙に書き写してみると1枚に納まらないくらい!)で、再現が極めて難しい
といったこともあって、自分の成長を全く感じられず、不安を抱えていました。
その不安が解消しないまま時間ばかりが経過し、論文本試まであと4ヵ月ほどとなって焦っていたころ、新橋ゼミの存在を知りました。「論文の書き方が分かるようになった」との合格者の声を読み、山内先生にメールでご相談したところ、「第3期の論文必須ゼミ(通信)に間に合う」「前年度も第3期から受講して合格した受験生がいる」とのことでした。ゼミを途中で変更することに不安はありましたが、すがるような思い新橋ゼミの門を叩きました。
私には、大手受験機関の通信講座を途中で挫折してしまった経験があります。そのため、新橋ゼミでも、ちゃんと継続できるか当初は不安がありました。
しかし、早期答案返却オプションを申し込んだため、答案作成時の思考プロセスが頭に残っているうちに採点答案が返却されるほか、レジュメの記載も必要にして十分であったため復習も苦にならず、結果的に全ての回の添削を受けることができました。山内先生、亀卦川先生の添削は丁寧で、それまで蓄えてきた知識をどう使えばよいか、そして採点者にどのようにアピールすればよいかが、頭の中で整理されていくのを感じました。毎回、答案作成しながら「どんなコメントが返ってくるだろうか?」と楽しみにすらなり、継続のモチベーションになりました。また、論文の書き方のみならず、その時々で勉強すべきことをメーリングリストでアドバイス下さったのも、非常に助かりました。
論文本試の出来は、「あれも書いておけばよかったのでは」「あそこはあんなに書かなくてよかったのでは」と、少々悔いが残るものでした。論文本試後は合格の確信が持てず、不安な日が続きました。しかし、山内先生からは「大概の受験生はそんなもの。貴方なら普段通りの力が出せていれば、受かっている可能性が高い。すぐに口述試験の準備に本腰を入れるように」と言われました。
正直なところ私は半信半疑だったのですが、合格発表の日、特許庁の掲示板に私の受験番号がありました。今にしてみれば、山内先生がずっと私の論文を添削して私の実力を把握されていたこと、そして、一般的に合格に必要となる実力を把握されていたからこそ、言えたことだと思います。
もしあの時、山内先生にメールしていなかったら・・ そう考えるとぞっとします。山内先生をはじめ関係者の皆様に心より感謝いたします。

【Sさんからの声】(2013論文必須添削講座)
通信での受講は初めてだったので、当初は質問への回答が直ぐに頂けるのか?
とか、答案のやりとりに時間がかかるのではないか?とかを心配していました
が、その点は全くの杞憂であることがわかりました。
問題はメールで配信されますし、作成した答案もメールに添付して送れると
添削されたものがメールで送られてくると言うシステムなので時間をロスする
ことの心配は全くありませんでした。
また、疑問に思ったことについてメールで質問をすると、関連事項を含めて
詳細に回答して頂くことが出来ること、また、口答での回答とことなり見直す
ことができることも大変良かったと思います。
ここ数年で論文試験の内容も急激にかわりました。今までの事例処理能力を重要視
する傾向から、より基本的な法の理解力を求める方向になっています。
自分では正しいとおもって記載した文章であっても、第三者である試験委員の方に
その意図が正しく伝わらないと点数がもらえないばかりか、場合によっては、
いわゆる地雷を踏むといった結果になることがあり得ます。
このような結果にならないためには、しっかりとした指導者のかたに添削をして
頂くことが最良であり、ゼミはそのための良い手段だと思いますので是非検討を
おすすめします。

【Kさんからの声】(2013合同論文答練、2013合同論文模試受講生)
1.はじめに
勉強開始から2年で合格できた。
2年合格は正直新橋ゼミのおかげである。
受験生の皆さんに激しく受講をお勧めする。

さて、一体何がよいのか?

このゼミは弁理士試験の傾向分析に力を入れており、その推測の精度は折り紙付きである(口述、論文は特に)。

企業経営の肝が「マーケティング」であると同様、弁理士試験の成否はその分析がいかに適切であるかに因る。

ビジネスマン諸君なら当然に理解できるのだろう。

新橋ゼミは、長年にわたって特に口述試験対策を得意としているようで、これにより分析のノウハウが蓄積されているのだろう。
(毎年対口述用の参考書を出版している。これは新橋IPCだけなのではないか?)

弁理士試験は、結局、口述試験をクリアしないと合格できないわけであるが、最も厄介なものが口述試験であるといわれている。

従って、口述対策としては、口述に関して最も信頼できるゼミの一つであるこのゼミを選択すべきである。
そして、論文の試験は、口述試験の内容に密接にリンクしているので、
論文試験対策としても当然にこのゼミを選ぶべきなので はないだろうか。

論文試験について受講を控えている皆さん。心配しないでよろしい。
このゼミは、私見であるが、論文の分析も半端ないのである。
安心して論文から受講されたい。

さらに申し上げると短答受験からこのゼミを利用すべきである。
途中から受験機関を変更することの非効率さについては、説明するまでもないだろう。

1.論文講座(2013合同論文答練、2013合同論文模試)について
私は1年目は某大手の講座に通い、1年目に短答は突破したものの論文落ちであった。
その後は独学で進めて、答練関係について、良さそうな講座(完全にフィーリングだが)、を探し新橋ゼミにたどり着いた。

その後答練や模試を受けつつ激しく後悔することになった。

その問題の内容や解説等が、知識やテクニックを習得し理解をするのに、あまりに素晴らしいものだったからである。

新橋の論文ゼミや青本ゼミ等に出ておくべきであったと後悔したのだった。

自己評価では、まだ十分な実力がついていないと考えていたが、
当ゼミの合計数十回の問題から、本番でも似た様な問題が頻出したため、なんとか合格できたのである。

2.口述(口述準備講座、口述模試多数)
論文試験後に、合格を信じて受講したのが「口述準備講座」である 。
3ヶ月という機関で口述受講のためのエッセンスを効率よく詰め込むことができた。

その内容は、ゼミHPを参照して頂きたい。

もーきついこときついこと。

しかし、慣れてくると、その効果に愕然とし、またもや激しく後悔することとなった。

論文試験の受講前に口述ゼミに出ておくべきだった!
論文試験の合否結果が出る前に不安な日々を過ごしつつ、口述ゼミに出ておけば、論文試験は絶対受かっただろううな~とおもう日々であった。

これは相当効果があると思われるので、論文試験を控えられている方も受講をお勧めする。

口述ゼミをとっていない方も口述準備講座で効率よく対策をすべきである。

【Aさんからの声】(2013論文必須ゼミ1期~3期、2013論文必須添削講座、2013合同論文答練、2013合同論文模試受講生)
「ゼミ」
私は通信で受講していました。
論文が3年目でしたのでけっこうギリギリでした。
今まで青本などを読んでいても、なかなか理解できませんでしたが、山内先生の必要性許容性の考え方を知ることができて、趣旨の理解がスムーズにできるようになりました。
大手予備校との違いは基礎知識があることを前提とした内容ですので、ある程度学習をされ基礎知識を身に着けた後に受講されるほうが良いかと思います。

「添削講座」
すぐに答案が返却されるのと、質問をメールするとすぐに返ってくるのが良かったです。
同じ先生が添削するので添削答案の内容が一貫しているのが良かったです。
大手予備校だと添削する先生が異なるので、内容が一貫していないことが多く混乱の原因となりがちですが、新橋ゼミでは優秀な先生の適切な答えがすぐに返ってくるので、学習効率が良いかと思います。

「模試」
一日全教科受験するのは非常に体力勝負です。
模試を何度も受けて慣れることで時間配分などができるようになりました。
本試と同じ時間で答案を書く機会はやはり必要だと思いました。
模試の内容も変にマニアックなところがなく、素直な問題でしたので試験前に焦ることがなく良かったです。
試験直前は重要な箇所の基礎をしっかり固めることが重要だと思いましたので、このような意味で新橋ゼミの問題は良問揃いでした。

「答練」
重要なテーマにてついて何度も手を変え品をかえ出題されたことが良かったです。
大手予備校では、全テーマを網羅するという感じでしたので、すでに出題されたテーマについては学習しなくなるという事態が生じ、弱い部分もほったらかしになっていました。
新橋ゼミでは何度も同じテーマが出るので、必ず復習をきっちりする習慣がつき、同じ間違いは二度としないようになりました。

【Kさんからの声】(2013論文必須ゼミ1期~3期、2013合同論文模試受講生)
5年間論文を受験していながら、AがついたりCがついたり、なかなか評価が安定しませんでした。
そして昨年、平成24年も論文は不合格でした。
自分の答案の何かを変えなければどうにもならないとの思いから、少人数で添削してもらえる講座をいろいろ探しました。その中で、新橋ゼミを見つけて受講しました。

同ゼミにて、最初に論文問題のとらえ方の説明がありました。法律問題における「必要性」と「許容性」の両面についての説明でした。ぼんやりとは理解してはいましたが、正直あまり意識してはいませんでした。しかし、1月、3月、5月と論文問題を何問も解き続けていくうちに、はっきりと自分の中に、構造的に解答を形成することが身に付きました。この感覚はけっこうじんわりと後になって効いてきます。

ゼミ内の添削では、良し悪しをはっきりと指摘され、何が問題であるのか(どうすればよいのか)を客観的な視点から見てもらえた点で有益でした。そして、自分なりに不出来なときの問題については、「まちがいノート」を作成し、趣旨・あてはめ・判旨・審査基準・逐条解説等の全事項をつぎつぎ書き連ね、いわゆる弱点集を作成しました。本試験前は、自分の思考の不具合を注意しながらこのノートを読み返して、できるだけ弱い箇所を減らすようにしました。

通信受講について
私は東京在住ではないので、すべての講座を通信で受講しました。
通信受講の場合でも、配布資料や音源の入手等ほとんど遅れはありません。むしろ、休日の都合の良い時間に聴講でき、しかも何度も聞き直すこと(さらには再生速度を上げての速聞き)もでき、メリットも多いと思います。

また、いまでは、メーリングリストで疑問点等の共有化ができ、個別の質問も可能です。そうすると、時間の拘束の少ない通信の方がメリットがあるとも言えます。

確かに、教室受講のゼミの場で顔を合わるとモチベーションが保たれるメリットはあります。しかし、受験勉強は自分と向き合って、自分の強さを高め、弱さを克服することです。そのことさえぶれなければ、ゼミの通信受講だからといってハンディとなることはないといえます。

【Yさんからの声】(2013論文必須ゼミ1期~3期、2013論文添削講座、2013合同論文模試受講生)
昨年、論文本試の不合格が判明した後、論文本試合格のために各種予備校のゼミを比較検討しました。まず、目に留まったのは、新橋ゼミのホームページの合格率6~7割(前年度合格実績)の数字!入ゼミに選抜試験を要する、かの有名なゼミ合格率5割を上回り、しかも選抜試験ナシ!一体どんなゼミなのだろう?興味を惹きました。検討を重ねた結果、新橋ゼミしかないという結論に至りました。その決め手となったのは、新橋ゼミのホームページの合格者の声のコーナーの下記の内容に共感したことでした。

【Yさんからの声】より
ホームページに記載の論文必須ゼミの「合格者の声」を読むと、「論文の書き方を丁寧に教えてもらいました。」や「論文の書き方が分かるようになりました。」などが書かれていました。論文試験に対する私の悩みは、ズバリそこでした。大手予備校に通学していましたが、実は、論文答案の書き方がよく分からない・・・。
事例問題については、「要件→あてはめ→結論」という書き方、趣旨問題については、「原則・修正パターン+必要性・許容性」という書き方など、丁寧に且つ徹底的に教えていただきました。

また、【Oさんからの声】で、「毎回同じ添削者(山内先生)に添削していただけるとこともとても安心感がありましたし、良くなった点や逆に後退した点を指摘していただけて、論文全体のレベルを上げられたと思います。」という文面からも必要性を感じました。

【Hさんからの声】より
出題者の出題の意図を読み取る力がつき、きめ細かい指導が受けられました。

さらに、【Mさんからの声】と【Kさんからの声】の下記の文面が後押ししました。
【Mさんからの声】より
1.正しいことを書くだけではダメ
正しいことは、正しい「ところ」に正しい「かきかた」で書いてこそ、その正しさが試験委員の方々に伝わります。青本、予備校等の参考書および基本書などから、正しいことは十分に学ぶことができると思います。しかし、正しいところと正しいかきかたとを学び、かつ、それらを無意識に実行できる程度にまで身につけることができる場所は、実際には少ないのではないでしょうか。山内先生のゼミでは、首尾一貫してこれらの「正しさ」をご指導頂きました。
2.100%の力を発揮することは難しい
論文試験では、時間、内容又は記載量などにおいて「あちらを立てればこちらが立たない」状態に陥ることが少なくないと思います。私は、本試験で論文を書いている途中に、ゼミ・答練等を通して初めての問題文の読み間違いをしていることに気づき、まさにこの状態に陥りました。しかし、山内先生のゼミにて、模範解答に留まることなく試験委員の方々が望んでいる要点を「取捨選択する」ことを徹底してご指導頂いていたおかげで、危機的状況を乗り越えることができました。100%の力を発揮できない危機的状況(本来は避けるべきですが)には、誰でも陥る可能性があります。そのときに頼りになるのは、普段受けている指導であると思います。
3.試験勉強は楽しくてよい
私は、論文試験の勉強と、仕事、家庭およびプライベート等と、のバランスを取ることが大変困難でした。しかし、その困難さを補って余りある程、山内先生のゼミでの勉強とそれを通じての成長とは、楽しいものでした。そのような「場の楽しさ」は、ゼミ生はもちろん、指導者によるところが大きいと思います。

【Kさんからの声】より
論文は今年で4回目の挑戦となり、自分では突破口をどうしてもみつけだせない状態になっていました。そこで、今年は、一人の先生にじっくり論文指導していただこうと思い、このゼミを受講しました。一言でいえば、山内先生には、合格論文を書くためのテクニックをおそわった、とのだといえると思います。それは、時間があれば必ず基本レジュメに目を通しながら、ゼミに通い添削していただくなかで少しずつ身についてきて、春ごろ、大手予備校の答練に参加するころには、どんな問題がでても冷静に自分のスタイル(書き方)で論文を書くことができ、成績も上位10%程度に常にいることができました。
論文で長年苦労されているという方には(私も含めて)、自分のスタイルができていない方も多いような気がします。答練で、評価の高いときは突き抜けてよく、その他のときはいまひとつ・・・という方(私は昨年までそうでした)。知識に穴があるのではなく書き方のスタイルが確立されていないのかも知れません。そのあたりの原因究明も、なかなか自分一人では難しいです。じっくりみていただける先生を探していらっしゃる方に、このゼミをお薦めします。そして・・・ゼミの通学は時間に制約があります。でも得られるものも大きいです。これから1年間、モチベーションを維持するためには受験生の中に身を置くことも必要かと思います。少なくとも私には必要でした。仕事と子育てにおわれる中、金曜夜のゼミの時間は純粋に自分の時間であり、勉強ができることに感謝しながら毎回楽しみでした。勉強も楽しんでやらなければ損だと思います。

【Uさんからの声】より
このゼミを受講したところ、講師の方が説明の場では、問題文のキーワードから想定される条文などを丁寧に教えてくれて、それまで暗中模索のような状態にいたのが、このように要領を得ていけばよいのか、と徐々に霧が晴れていくような感じがしたのを覚えています。

***

そして、ほぼ新橋ゼミに決定しようと考え、論文必須ゼミの説明会に行きましたが、説明会でのお話の中で、過去、選抜試験が行われていた一昨年のゼミ生の方が、「選抜試験の基準点に満たないけれども、どうしても新橋ゼミの論文必須ゼミで学びたいのでゼミに入れてください」と頼み込んでゼミ生となられ、努力を重ねて見事に合格を勝ち取られたというお話があり、ますます新橋ゼミの論文必須ゼミを受講したいという希望が確固となりました。

また、説明会では、3年前に選択科目試験(著作権法)の免除資格を得るきっかけとなったアドバイスを下さった著作権法の講座(通信)を指導してくださった平山先生にお会いすることができました。

新橋ゼミの論文必須ゼミを受講した感想としましては、【Oさんからの声】、【Mさんからの声】、【Kさんからの声】の合格体験記に書かれた通り!まさに期待通りでした。
「原則修正パターン」「必要性許容パターン」など趣旨を書く上で代表的なパターンの解説は趣旨問題対策に大変役立ちました。また、趣旨問題だけの演習の日が何回かあったのも有意義でした。問題文から緻密に漏れなく論点項目を拾い上げ、洗い出し、題意を把握していく方法等、出題者の意図を読み取る力が身に付きました。
また、論文必須ゼミを受講して良かったのは、メーリングリストを通じて、先生が共有した方が良いと判断された他のゼミ生の難解な質問については、なるほど!と納得できる先生の回答とともに送信・共有されたことで、大量の有益な情報を入手でき、知識を深めることができたとともに、他のゼミ生とともに試験勉強に取り組んでいるという意識が得られ、励みになったことです。他のゼミ生の方が感想として書かれた「霧が晴れるような感覚」は同感でした。【Uさんからの声】同様、暗中模索→霧が晴れる明快な回答でした。

論文必須ゼミでは新橋ゼミの歴代の最終合格されたOB、OGの方々との交流の機会がしばしばあり、合格体験談を直接伺ったことがモチベーションUPにつながりました。
その他、必須ゼミのみならず、毎週の添削講座でも懇切丁寧かつ速い添削で、多くの誤解が解消されました。みなさんがおっしゃる通り、メールでの質問への迅速丁寧な対応は本当に助かりました。
合同模試は、他の予備校にはない中身の濃い充実した解説(某予備校は解説なし)で、今年の論文試験に落ちた場合は必ず来年も受けたいと思いました。論文本試1週間前の最終回の合同模試で出題された「地域団体商標」の事例問題等は本試でも出題され、受けて良かったです。

【Kさんからの声】(2013論文必須ゼミ1期~3期、2013合同論文答練(前期・後期)、2013合同論文模試(前期・後期)、論文試験直前講座受講生)
ゼミで勉強する前の私の論文は、論述系の問題に対しては論述が不十分、項目系の問題に対しては項目落ちがあり、いわゆる合格答案(概ね60点以上)を書いた事をことが殆どありませんでした。
論文必須ゼミ1期では、論述系・項目系の問題に対処するための対策について講義でみっちり教えて頂きました。ただ、実際にゼミで出題された問題の答案作成をしていると、論述系の問題では、教えられたことをつい忘れて自分流に論述し、又、項目系の問題では先生に教えられた方法を十分使いこなせなく項目落ちが発生したりする場合がありました。
このような場合は、答案添削によってその点を指摘されるので、「今度は間違えないように!」と自分に言い聞かせて復習をしました。必須ゼミは1期から2期、3期となるに従いゼミで出題される問題も難しくなりますが、1期、2期の問題は、私にとっては、題意を把握するのが難しかったので題意把握の訓練になったと思っています。
また、1月からは論文必須ゼミと並行して、模試と答練を行いました。論文が書けるようになるためには、訓練が必要と思ったからです。模試と答練で出題さされる問題は本試験の問題に近く、解説もとても分かりやすいものでした。私は本試験の1週間前はこれらの問題を使い何度も答案構成をしていました。
このゼミの良いところは生ゼミでは湧きあがらなかった疑問があってもメールをすればすぐその日の内に回答が返ってくることです。これは、模試・答練についても同じです。私は受験年数が長いのですが、これは他の予備校等にはないものでした。

【Sさんからの声】(2012論文必須ゼミ1~3期・2012論文必須添削講座の受講生)
ゼミの進め方等は、他の受講生の方々が記してらっしゃるので、ちょっと違う観点で私が感じたことを記載してみます。
1.再現答案
巷で、再現答案を作成するとよいということは聞いていましたが、失敗した後には再現答案を作成する気にはなりません。大手予備校を利用していた場合、特にそうなのではないでしょうか。事実、私がそうで、過去に作成したことは一度もありませんでした。
山内先生は、論文本試後、再現答案を提出するよう、ゼミ生に指導されました。
私は、ゼミで取り上げられた問題に近似であったにも関わらず、特許Iで失敗していたので、再現答案を提出したくありませんでしたが、渋々提出しました。先生の評価は、全体的にみて、まぁいけるんではないかというものでした。
結果、先生のお見立てとおり、今年は論文本試を合格していました。
ゼミに参加されたら、本試後、再現答案を提出してください。論文本試の結果が予測でき、次の準備に取り掛かることが容易になると思います(私は、ボヤボヤして大変なことになりましたが。)。

2.ゼミでの答案作成から
私がゼミに参加した初期は、論文の書き方があやふやで、涙目になる評価を多数頂戴しましたが、ゼミの参加・答案の提出を重ねることにより、いただける評価が安定してきました。また、大手予備校での答練や模試を利用して、自らの立ち位置を確認すると、去年よりも確実に全体として点数や評価等が向上していました。
先生のご指導により、論文の書き方の型が決まってきたので、答案の評価が安定したものと思います。ぜひこの安定感と向上感を体感いただきたいと思います。

論文本試の「まぁいけるんでは」という先生の評価は、ゼミでの答案の採点が的確なことが、大手予備校での評価と比較して、とても信頼できるものでした。とはいえ、発表があるまでは不安いっぱいでしたが。。。
私の体験として、先生の評価は、母集団の大きい模試や本試において一致しますので、ゼミでの答案の評価を参考にされて、試験対策をされたらと思います。

3.先生の指導方法
他のゼミ生と情報交換していないので、定かではありませんが、ゼミ生の性格を把握して、指導方法は適宜変えていらっしゃると思います。これは少人数のゼミで、かつ、先生が多くの受験生の指導をなされたご経験からと思います。先生の指導に身を委ねると良い結果を得られると思います。

4.最後に
ほんまに、山内先生!有り難うございました。感謝です。

【Mさんからの声】(2012論文必須ゼミ1~3期の受講生)
1.新橋ゼミを選択したきっかけ
最初関心を持ったのは、千葉市内勤務の私が金曜日のゼミに何とか通えるからという理由のみでした。
しかしゼミの説明会で紹介された、問題文を読みながら論点候補をピックアップする手法(他の予備校でも同じような話が解答冊子に載っていましたが、新橋ゼミのそれはもっと徹底しており、問題文の言葉から想定されるものをすべてピックアップする、というものでした)など、新橋ゼミのメソッドに目からうろことなり、最後に個別に相談にいった私に山内先生が言い放った
「まあ、損はさせません」
この一言で短答免除リーチ年の今年を新橋ゼミに賭ける決断をしました。

2.ゼミでの勉強
以下の点がもっともよかった点です。
・「原則修正パターン」「必要性許容パターン」など趣旨を書く上で代表的なパターンの解説のおかげで苦手だった趣旨問のためのインプットが楽になったこと
・事例問題について、書かせたい論点に関する要件のうち1つをぼかすことなど問題作成者の立場からの解説、あるいは上述した問題文の文言のみから想定できる条文をピックアップする訓練などで、対処力が大幅に上がりました。
・ゼミ終了後の、あるいはメールでの質問にも迅速に最後まで回答してもらってこと

3.その他
・ゼミ答練の今年の問題に対する的中率は本当に高かったと思います。
例えば特・実の前置審査については、5,6月のゼミの答練で2回も取り上げられ、その時点で復習していたため完全に解答することができました。
また意匠での変更出願の趣旨は、ゼミの答練で出た際は「こんなのが本当にでるのか?」と思っていたことを覚えています。これなどは本試の会場でガッツポーズものでした。
・山内先生の指導はいい意味で遠慮がなく、ストレートですが、それだけに自分の問題点を的確に直視することができたと思います。例えば今年の4月半ばの段階でまだまだ答練の成績にムラがあった私に、「インプットがまだ弱いので、GW等に思い切ってインプットの時間を取るように」との直前期としてはなかなか厳しい指摘がありました。が、結果としてGWを青本等のインプットに集中したところ、5月中がから急激に成績が伸び、それ以降はほとんどの答練でA評価を取ることができました。

4.最後に
他のゼミ生と比べても格段に多い質問をしたかと思いますが、最後まで丁寧な回答をいただいた山内先生、及びゼミ生のみなさんには大変お世話になりました。この場をお借りして御礼を申し上げたく。ありとうございました。

【Yさんからの声】(2012論文必須ゼミ1~3期の受講生)
私が新橋ゼミを知ったのは、論文試験に不合格となった後でした。その年は、短答試験免除が切れたこともあり、弁理士試験合格への挑戦を諦めようと考えたりもしました。
そのような中、ホームページに記載の論文必須ゼミの「合格者の声」を読むと、「論文の書き方を丁寧に教えてもらいました。」や「論文の書き方が分かるようになりました。」などが書かれていました。論文試験に対する私の悩みは、ズバリそこでした。大手予備校に通学していましたが、実は、論文答案の書き方がよく分からない・・・。

そこで、自分を奮い立たせ、短答試験から再スタートして最終合格を目指すために新橋ゼミへ電話をかけました。すでに論文必須ゼミの2回目あたりが終了していましたが、3回目あたりから受講させてもらうことができました。論文必須ゼミを受講してみて分かりましたが、それまでの私の論文答案は、まるでダメでした。法律答案になっていなかったのです。

事例問題については、「要件→あてはめ→結論」という書き方、趣旨問題については、「原則・修正パターン+必要性・許容性」という書き方など、丁寧に且つ徹底的に教えていただきました。論文必須ゼミを受講して間もない頃は、「こんな書き方をしていたら、とても制限時間内に答案を完成させることができない・・・」などと思っていました。しかし、先生を信じて論文答案の作成の練習を積み重ねていくと、どのような問題に対しても制限時間内に答案をほとんど完成させることができるようになっていました。もちろん、そのときの答案の書き方は、論文必須ゼミで教えていただいた答案の書き方です。「要件→あてはめ→結論」などの書き方が予め決まっており、要件・効果のインプットがほぼ完成すれば、どのような問題でも制限時間内に答案を完成させることができる。何を書くべきか分からずに答案の書き方に迷い、時間だけが過ぎていく・・・。このような状態から脱却できる。私は、これらのことに気が付きました。

同ゼミ生の話を聞くと、「大手予備校の答練を受けると、(なぜか?)去年よりも点数が伸びた。」ということでした。これにより、論文必須ゼミで教えていただいた論文の書き方は「普遍性があるんだ」という確信を、私自身が持つことができました。私自身は、今年の大手予備校の答練を受けませんでしたが・・・。

論文必須ゼミを受講する前では、答案の作成中でも迷いや不安がありましたが、論文必須ゼミを受講した後では、書くべきことは決まっているという確信を持ちながら答案を作成することができました。そのため、答案作成時間も短くなりました。

そうして、論文本試験では、比較的落ち着いて受験することができ、合格することができました。
私個人の意見や感想が含まれているとは思いますが、来年の受験生の方々の参考になれば幸いです。
最後に、山内先生をはじめ関係者の皆様に、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

【Tさんからの声】(2012論文必須ゼミ3期・論文必須添削講座の受講生)
私が新橋ゼミの論文必須ゼミを受講したのは第3期からでした。
もともと、論文が苦手というかよく分からず、1年目のH23年の成績はEとかFとかひどいものでした。
その後、なるべくたくさん論文を書く機会を多く持つようにして、なんとなく人と同じような形で書けるようにはなったかなという感触は持てるようにはなったのですが、まだまだ自分の実力に確信は持てず春を迎えました。
そこで、大手での答練・模試だけでは不安なので、ゼミ形式である程度じっくり見てほしい。
そして本試験までの間に実力をもう少し充実させたい。といった観点からいくつかの受験機関をWebで比較し、辿り着いたのが新橋ゼミでした。
このゼミを受講した理由としては、上記の目的を達成できそうだったことに加え、
1.本試験の2~3週間前に模試などは終わってしまうが、このゼミは1週間前までやっていたので多く練習できると思った、
2.討論なども行われていると体験談にあり、受講生の意識レベルが高そうだった、
といったことからでした。
実際に受けてみて感じたのは、一般的には、予備校の論文は項目を漏れなく挙げて結論と理由付けを書いて・・・というようなことをいかに失敗なくやって得点を稼ぐかといった内容が多いと思いますが、(もちろんそれはそれで必要なことだと思います。)
このゼミではそういった内容に加えどれだけ論理的かということに主眼が置かれているという
ことでした。このような点を重視することは、ここ数年の本試験の傾向に合っていると思います。
私は第3期だけの受講でしたが1年を通じてそのような観点から訓練を積めば、他の受験生に比べて、かなり有利になるのではないでしょうか。
また、出題の内容についてですが、ゼミで出題される問題の傾向はオーソドックスな問題が多いように思います。印象としては骨太で密度が濃い感じがあります。他の方も書かれていましたが、本試験に傾向が近いのではないでしょうか。実際、今年の本試験で第3期にやった範囲から出題されました。
特許の補正の問題もかなり似ていると思いましたが、意匠ではほぼ同じ問題が出ました(変更の問題)。
ここで出題されていなければおそらく全く対策しなかったであろう事を考えると、合格を勝ち取る上でこれは非常に大きかったと思います。
その他の点では、私が受講したのは通信でしたが、答案の返却が早かったので助かりました。
また、授業の様子が動画で提供されるのですが、答練というよりインプット系の講座かと思うぐらい解説が充実しています。
他校で受けっぱなしの答練では物足り方や、直前期の仕上げにお勧めできると思います。

【Oさんからの声】(2012論文必須ゼミ3期・論文必須添削講座の受講生)

私が初めて新橋ゼミの論文必須ゼミ・論文必須添削講座を受講したのはちょうど2年前です。1年目は論文必須ゼミ第1期から第3期を申し込みました。2年目は論文添削講座を受講し、添削講座が終わった4月からは論文必須ゼミ3期を通信で受講しました。5歳と1歳の子供がいる中では、決まった時間に授業を受けるのは難しいためです。

初めて受けた論文必須試験の結果は、特許B・意匠C・商標B。答案作成中に条文中の一語に大混乱して失敗していた意匠以外は何が評価され何がダメでBなのかわからない状態でした。今までと同じ方法で続けていても限界があると思い、大手の予備校とは違い個別的に指導していただけそうで、要点整理集(当時の口述要点整理集)がとてもよいという評判を頼りにこちらを選びました。

山内先生の、必要性と許容性の観点からの説明や、問われていることと書いていることの距離感を意識した項目の取捨選択の仕方は、限られた時間内で必要事項を書くことが求められる論文作成に非常に役立ちました。また、私の場合あてはめが弱かったのですが、はっきりと出来ていない部分をご指摘いただくことで、BをAにする方法が自然と身に付いた気がします。毎回同じ添削者(山内先生)に添削していただけるとこともとても安心感がありましたし、良くなった点や逆に後退した点を指摘していただけて、論文全体のレベルを上げられたと思います。

2年目の論文添削講座は、なんといっても早ければその日のうちに答案返却がある点が魅力です。原則としてメールで問題、答案のやり取りをするので、まだ頭がホットなうちに復習ができます。また他の通信と違い、問題だけが単独で送信されるので、答案を書き終わってすぐに解答例を見ることができず、本試験のような気分で添削を待つことになります。これは制限時間を意識しつつ、薄氷を踏むような気持ちで言葉を選んで答案作成をするための非常に良い訓練になりました。ある程度基礎ができている方には、この添削講座は大変お勧めできます。

私がこの2年間論文試験のためにしたことは、必ず答案提出をすること、講義をしっかり聴くこと、答案返却の後は出来なかった点やあやふやな点をノートに書きだし、類似の問題が出た時や疑問に感じた時には必ずノートを確認すること。ノートは備忘録として時系列に書いていったので科目も条文もばらばらですが、復習すればするほどに何冊ものノートのどこに何が書いてあるのかすぐにわかるようになりました。

私は理工系でも法学系でもなく、職場も知財とは全く無縁、家事も育児も仕事もある中で勉強を始めました。弁理士試験は長くやっていればいつかは合格できる、と言われたことがあります。もしかしたらそうかもしれません。でも指導者によってその期間が大幅に短縮でき、合格までの困難を軽減できると思います。今年の本試験は10日前に体調不良から寝込みレジュメや自分のノートを見る気力さえなく、4日前に漸く起き上がれたという状態で試験に臨みました。ですが、結果はAAA(昨年はCAA)。書くスピードも体力も落ちている中でこの結果を出せたのは、少しぐらいのアクシデントがあっても対応できるだけの力を知らず知らずのうちにつけていただいたからだと思います。本当に有難うございました。

【Mさんからの声】(2011論文必須ゼミ第1~3期・論文必須添削講座相当の受講生)

私は、いわゆる「できない」受験生でした。その私が今年度の論文試験のために行ったことは、山内先生のゼミと答練とを中心とした勉強「だけ」でした。その結果、私は、論文試験の直前に大手予備校で行われた全国公開模試ではおおむね上位5〜10%の順位を維持することができ、本試験にも無事に合格することができました。
私が山内先生に「できる」受験生に引き上げて頂くまでに学んだことを、お話します。

1.正しいことを書くだけではダメ
正しいことは、正しい「ところ」に正しい「かきかた」で書いてこそ、その正しさが試験委員の方々に伝わります。青本、予備校等の参考書および基本書などから、正しいことは十分に学ぶことができると思います。しかし、正しいところと正しいかきかたとを学び、かつ、それらを無意識に実行できる程度にまで身につけることができる場所は、実際には少ないのではないでしょうか。山内先生のゼミでは、首尾一貫してこれらの「正しさ」をご指導頂きました。

2.100%の力を発揮することは難しい
論文試験では、時間、内容または記載量などにおいて「あちらを立てればこちらが立たない」状態に陥ることが少なくないと思います。私は、本試験で論文を書いている途中に、ゼミ・答練等を通して初めての問題文の読み間違いをしていることに気づき、まさにこの状態に陥りました。しかし、山内先生のゼミにて、模範解答に留まることなく試験委員の方々が望んでいる要点を「取捨選択する」ことを徹底してご指導頂いていたおかげで、危機的状況を乗り越えることができました。100%の力を発揮できない危機的状況(本来は避けるべきですが)には、誰でも陥る可能性があります。そのときに頼りになるのは、普段受けている指導であると思います。

3.試験勉強は楽しくてよい
私は、論文試験の勉強と、仕事、家庭およびプライベート等と、のバランスを取ることが大変困難でした。しかし、その困難さを補って余りある程、山内先生のゼミでの勉強とそれを通じての成長とは、楽しいものでした。そのような「場の楽しさ」は、ゼミ生はもちろん、指導者によるところが大きいと思います。

以上、私的な感想も含まれるとは思いますが、受験生の方々のご参考になれば幸いです。
最後に、山内先生をはじめ関係者の皆様に、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

【Uさんからの声】(2011論文必須ゼミ3期相当の受講生)
私は、他校の論文対策講座を受講していましたが、他校の講座が終了して丁度あいている期間があったため、その期間を活用しようと思い、このゼミに申し込みました。他校の講座もよいところはあったのですが、どちらかというと知識を詰め込み、それを自分なりに解答できるように青本等を参考にしてまとめていく、という感じのものでしたので、正直、中々要領を得た答案が作成できませんでした。

そのような状態で、このゼミを受講したところ、講師の方が説明の場では、問題文のキーワードから想定される条文などを丁寧に教えてくれて、それまで暗中模索のような状態にいたのが、このように要領を得ていけばよいのか、と徐々に霧が晴れていくような感じがしたのを覚えています。

また、答案の添削も、私の個別の弱点や他の受講生と照らして全体を鳥瞰したような立場から、比較的弱い点も丁寧に指摘していただき、復習時に大変役に立ちました。このゼミは、答案の書き方を覚えたい方もそうですが、特に問題文中のキーワードから関連する条文を想起して、答案をコンパクトにまとめていく力をつけたい方にはお勧めだと思います。

【Yさんからの声】(2011論文必須ゼミ第1~3期・論文必須添削講座相当の受講生)
私は、60歳で会社を定年退職してから弁理士試験の準備を開始しました。初めは他校で多肢選択と論文の講座を受講していました。2年目の昨年に多肢選択に合格し、初めて論文試験を受けましたが、結果は予想したとおり歯が立ちませんでした(特実がC,意匠がB,商標がD)。一応、論文試験が終わった後に本屋に行き、口述試験用の参考書を探したところ、「口述要点整理集」を見つけました。

内容のすばらしさに驚き、3年目から論文ゼミを受講しました。特に、後半の論文スパートゼミ(論文必須ゼミ第3期相当)は、まず、受講生の質の高さと、やる気にびっくりさせられました。2年目まで受講していた他校の論文ゼミの受講生のレベルと比べると雲泥の差です。皆さん、積極的に自分の意見をいい、それが理にかなってるのです。その時点で、自分の実力では、論文試験の合格はまだ先が長いと思っていました。

次に、山内先生の指導方法に感心させられました。毎週作成する自分の論文に対して、先生の講評は紙面が真っ赤になるほど記載があり、その講評が自分の弱点を突いているのです。また、個人面接(私にとって、ゼミでこのような個人面接があるとは、初めての経験でした)で、今まで作成した論文に基づきマンツーマンの指導をしてくれました。そのおかげかもしれませんが、今年の論文試験の直前になり、急に筆記速度、記載内容の質がアップしたと感じました。山内先生もそのことを指摘してくれました。先生の指摘が、私にとって大きな励みになったのは確かです。おかげで、今年の論文試験に合格することができました。今思いますと、ゼミの選択は受験生にとって、非常に重要なことだと考えます。実力のある受講生の中でもまれ、適切な指導をする先生の指導を受けるのが合格への最短だと実感しました。

【Hさんからの声】(2011論文必須ゼミ第1~3期・論文必須添削講座相当の受講生)

私は、今年、3回目の受験で無事に論文必須試験に合格することができました。本ゼミにお世話になるまでは、某大手予備校の通信講座による答練等を中心にして勉強していたのですが、本試験ではいかんせん力を発揮できず、2回連続で不合格になっていました。本ゼミにおいては、大手予備校のものと比べて、より本試験に近い、実践的な問題が多かったように思います。ここからは多分に個人的な見解も混じりますが、大手予備校の問題は、「問題作成が上手すぎる」のです。すなわち、問題を見た瞬間、出題者の「答えさせたいこと」がすぐに分かってしまいます。

一方で、本試験においては、問題を見て「出題者の答えさせたいこと」が一見して分かるようなものが出るとは限りません(平成23年度本試験が良い例かと思います)。試験問題を作成している試験委員の先生方は、予備校講師のような「試験問題作成のプロ」ではありませんので、これは当然です。

ゼミ担当の山内先生がよくおっしゃっていたのが、「出題者の出題の意図を読み取る」ということでした。私が本年度、無事に論文試験を突破できたのは、論文の基本的な書き方等について教わった他には、この力が付いたことが最も大きい要因だと思っています。

以上から、

・ 大手予備校の答練等での成績は良いが、本試験では力を発揮できない

・類型的な問題には強いが、「初めて見る」問題には自信がない

・平成23年度の本試験で、何を解答すべきかが分からず、時間をロスして失敗してしまった

といった方に、本ゼミをお勧めいたします。

「合格する答案の書き方」に加えて、「出題者の意図を読み取る力」、「論理的に考える力」をつけることができると思います。また、少人数のゼミなので、担当の講師とはメール等により気軽に連絡を取ることができ、きめ細かい指導を受けることができるのも大きな魅力だと思います。

以上、来年の論文必須試験合格を目指している受験生の皆様の参考にしていただければ、幸いです。

【Nさんからの声】(2011論文必須ゼミ3期相当・著作権法要点整理講座・著作権法答案構成特訓ゼミ等の受講生)
私は今回、3度目の論文試験に挑戦し、必須科目と選択科目(著作権法)の合格を果たしました。3度目ということは、今回で1次(短答)試験の免除は最終ということになります。その点で、非常に切迫感がありました。
また、4月に地方から東京に転勤になり仕事の内容も変わったため、勉強時間に割ける時間に余裕がなくなり、捻出できた勉強時間は集中して勉強せざるをえない状況になりました。そして、必須と専門の両方に合格しなければ、来年は1次が復活するということは大きなプレッシャーでしたが、仕事のこともあり、悩む時間さえありませんでした。とにかく時間がある限り勉強するという感じの4月からの日々でした。
著作権法は、3月まで、通信で平山先生のスタート講座、要点整理講座を受講しました。また、4月からは、東京に転勤となったお陰で通学で論文ゼミを受講することができました。著作権法では、論文を書く機会はそれまであまりなく、貴重な実戦の場であるゼミでは毎回必死で論文を書きました。時間内で書き切ることは非常に難しく、合格点に届くことはありませんでした。しかし、必須科目のことを考えると著作権法の勉強に時間を多く割くことはできませんでした。そのためゼミの時間中は、その内容を必死で頭に入れるように心がけました。著作権法は必須科目の試験後に、要点整理講座の復習とゼミの問題を再度解くこと、それにその年の短答で出題された問題にも目を通すことに集中しようと考えていました。必須科目と選択科目の同時合格を目指していましたので、著作権法については、必須科目試験後の集中にいわばかけていました。ただし、3月までの要点整理講座の受講により、ある程度の著作権法の枠組みは一度は理解していたつもりでしたので、その内容は必須科目後に再度復習し記憶に定着させると同時に、ゼミの演習問題を再度解いて試験に臨もうという作戦でした。やや危険な作戦でしたが、必須科目と選択科目の同時合格を目指すためにはやむを得ないものと思っていました。
また必須科目についても、平山先生に相談し、4月から通学で山内先生のスパートゼミ(論文必須ゼミ3期相当)に途中から参加しました。ゼミでは参加者が非常に活発に意見を交わしており、そのレベルの高さに驚きました。私も途中からの参加ではありましたが、貴重な時間をできる限り有効にしなければ、という思いで必死で論議についていきました。ここでの論議は非常に有益でした。山内先生と受講生間の論議は、知的な戦い・ゲームでありある種、わくわくする時間でした。また、山内先生の論文の添削を熟読し、次回はなんとかして山内先生から合格点を獲得しようと、いわば山内先生に挑戦する心構えで受講しました。
必須科目試験(本試)には、できる限りの準備をしてのぞみました。そして必須科目試験終了後は、一息つく暇もなく当初の作戦通り、著作権法にもてる時間すべてを投入しました。今年の短答試験の著作権法の問題にも目を通し、このなかで疑問をあったときは直前まで平山先生に質問してさせていただき、丁寧に回答をいただきました。あらためてお礼申し上げます。
おかげさまで何とか必須および選択科目の論文試験に合格いたしました。最終合格の合格可能性を高めるために、まず免除資格を得るということも作戦のひとつかと思います。しかし、私にはそのための時間がありませんでした。その結果、必須と選択の両方同時合格を目指す以外に方法はなく、そのためには3月までに要点整理講座で著作権法についてある程度の時間を割きその基本的な理解をし、4月以降は必須論文対策は山内先生の講座を受講しつつ、著作権法についても答練の機会だけはもちつづけること。そして、必須科目試験後は、著作権法についてのそれまでに蓄積した知識の定着と演習の復習に集中するという作戦となりました。
上記が受験を目指す方の参考となりましたら幸いです。

【Kさんからの声】(2011論文必須ゼミ第1~3期・論文必須添削講座相当の受講生)
論文は今年で4回目の挑戦となり、自分では突破口をどうしてもみつけだせない状態になっていました。そこで、今年は、一人の先生にじっくり論文指導していただこうと思い、このゼミを受講しました。一言でいえば、山内先生には、合格論文を書くためのテクニックをおそわった、とのだといえると思います。それは、時間があれば必ず基本レジュメに目を通しながら、ゼミに通い添削していただくなかで少しずつ身についてきて、春ごろ、大手予備校の答練に参加するころには、どんな問題がでても冷静に自分のスタイル(書き方)で論文を書くことができ、成績も上位10%程度に常にいることができました。
論文で長年苦労されているという方には(私も含めて)、自分のスタイルができていない方も多いような気がします。答練で、評価の高いときは突き抜けてよく、その他のときはいまひとつ・・・という方(私は昨年までそうでした)。知識に穴があるのではなく書き方のスタイルが確立されていないのかも知れません。そのあたりの原因究明も、なかなか自分一人では難しいです。じっくりみていただける先生を探していらっしゃる方に、このゼミをお薦めします。そして・・・ゼミの通学は時間に制約があります。でも得られるものも大きいです。これから1年間、モチベーションを維持するためには受験生の中に身を置くことも必要かと思います。少なくとも私には必要でした。仕事と子育てにおわれる中、金曜夜のゼミの時間は純粋に自分の時間であり、勉強ができることに感謝しながら毎回楽しみでした。勉強も楽しんでやらなければ損だと思います。

【Yさんからの声】(2011論文必須ゼミ3期相当の受講生)

論文答練などが一通り終了してから短答試験までの期間に、定期的に論文を書く機会を確保するという目的で、本ゼミに申し込みました。本ゼミにおける下記の点が、論文試験合格に寄与したと思います。

1.問題の質
論文試験の過去問にみられるように、論文試験では独特の問われ方をすることがあります。本ゼミの問題は、例えば問い方や問題に対するアプローチの仕方が論文試験の問題に近いと感じられ、本ゼミの受講は、大きな経験となりました。実際、論文試験では、本ゼミの問題を解いた経験に基づいて答案構成を修正することができ、その結果、公表論点に係る項目落ちが防止されました。

2.ご指導
論文答練などにおいて合格点以上の点数がついていても、答案構成のやり方や答案の書き方がこのままでよいのかという不安がありました。
本ゼミでは、答案の質をさらに高めるための的確なコメントが採点答案に記載されていたため、自分の答案に足りない部分を認識することができました。
また、本ゼミでは、個別または複数人で直接先生からご指導を賜る機会が設けられていたため、上記不安を払拭し、迷いのない状態で論文試験に臨むことができました。

本ゼミに全て出席をすることはできませんでしたが、本ゼミの受講は、大きな糧となりました。この場をお借りして、ご指導を賜りました先生方には、厚く御礼申し上げます。

【Iさんからの声】(2011論文必須ゼミ1・2期相当の受講生)

昨年初回受験の際には短答に特化した学習だった為、論文に必要な論理性応用性を具備しない状態から二年目二次に向けてのカウントダウンが始まりました。縁有って選択の著作権法でお世話になった山内先生の“実戦”経験に基づくご指導に共鳴し、必須論文対策も“二師にまみえず”の精神で科目別答練とパワーアップゼミのみを受講させて頂きました。

東京・大阪から五時間以上かかる遠隔交通不便の地に居住するため通信講座での学習でしたが、不明な点や疑問点はメールの応答などで懇切丁寧にご教示頂け、通学受講生と遜色のない効果を得られたと思っています。

特に初年度特許でE判定だった我が身を顧みず受講したゼミですが、一見してレベルが高く、ついていくのに苦慮しましたが、それ故に真剣味も増しました。そして“大は小を兼ねる”とともに講座の要所要所に“リーガルマインド”を喚起させるポイントが設けられており、小手先だけの受験テクニックではない、法律家になるための真の指導を受けることが出来たと思います。

おかげさまで、例年の出題傾向と違った23年の必須科目を実質一発で通過させて頂くことが出来ました。少人数クラスの中では概ね中位程度の成績でしたが、いわゆる大手予備校さんの模試では、二桁以内の評価も頂けました。後日伺った話ではゼミ生の大半が二次突破したとの由。単なる受験対策に終始しない、根本を踏まえ実戦を視野に入れた山内先生のご教示に感謝するばかりです。

【Nさんからの声】(2011論文必須ゼミ3期相当の受講生)

「独特の書き方をされています。」

論文は第三者にみてもらわないと、合格に必要な力がつきにくいといわれています。冒頭のコメントは、ある予備校で論文添削を受けたときに頂いたものです。それまで独学での勉強でしたので論文添削を受けたことがなく、私の論文の記載が独特の書き方であるとは考えていませんでした。

今年、私は短答免除でしたので7月の本試験にピークを持っていくため、春先から集中的に指導を受けようと選んだのが、このゼミでした。選択のポイントは、個別指導が2回含まれていたことと、価格がリーズナブルだったからです。

試験委員は約3000人の論文に目を通さなければなりません。また、受験者の論文の内容は、大枠は同じような内容になっていると推測されます。そのような条件で、各科目平均以上の答案であると採点者に判断頂くためには、「何を書くか」は必須として、「どのように書くか」で差がついてくるものと思います。

私は、受講当初、「何を書くのか」のセンスから身につける必要がありました。これについては、山内先生の指導通り、問題文のキーワードに反応できなかった場合、そのリストを「Myノート」に記載し、本試験でも「Myノート」を持参して、ミスの回数を減らすよう徹底しました。

また「どのように書くか」については、こちらも指導通り、読み手の立場を考え、答案構成を可能な限り時間をかけて行うようにしました。私は乱筆でしたので、特に答案構成が悪いと、まともに読んで頂けないと考えたからです。

私は今年、得意なはずの特実で2つほど誤った内容を書いてしまい、意匠、商標は完答はしたものの、合格の確信を持つところまではいきませんでしたが、合格することができました。合格要因を考えるに、「何を書くか」は人間ですので、好不調があり得ると思いますが、「どのように書くか」については、「意識して徹底」すればどのような問題が出ても安定して力を発揮でき、合格できる確率が高まり、特に今年のように何を書いたらよいのか皆が悩むような本試験で合格点がついたのかなと考えています。

山内先生のゼミでは、特に「どのように書くか」について、厳しいコメントを頂くとともに、ゼミでのディスカッションからも特に多くを学ぶことができたと思います。

本当にありがとうございました。