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    口述ゼミ・青本ゼミ等合格者の声

    2016年(平成28年)弁理士試験 最終合格者からの声です。
    お忙しい中、「合格者の声」をお寄せいただき、ありがとうございました。
    【Kさんからの声】(16口述ゼミ、口述個別レッスン)
    山内先生のおかげで、今年最終合格をすることが出来ました。
    振り返ると、この口述ゼミが私のターニングポイントでした。

    実をいうと、私は短答に落ちた1年目(2014年)からこの口述ゼミに参加しました。
    短答不合格が分かった後、今後の勉強について山内先生に相談したところ、「口述試験は条文と青本を問う試験である上、問答形式だから、口述ゼミでは曖昧な回答は許されない。それゆえ短答や論文にも役に立つし、最終合格に必要な実力がみるみる付くよ!」と言われ、受講を決意しました。
    当時の私は短答もパスしていなかったので、そんな私が論文合格者に交じって口述ゼミに参加することは心理的に辛かった部分も正直ありましたが、山内先生の仰る通り、2年目は山内先生から見違えるように上昇していると言って頂けるほどに化けることができました。
    このように、短答をパスしていない方にも(むしろ、短答をパスしていないからこそ?)大きなメリットがあるのがこの口述ゼミです。

    また、口述ゼミですから当然ですが(笑)、口述対策という観点から見ても、このゼミは非常に良いものでした。
    具体的には以下の点がすごく良かったです。

    ①曖昧な回答を許さない。
    受験生同士ですと、なんとなく合っていればOKとしてしまいそうな事でも、新橋ゼミではきちんと指摘してくれます。特に、山内先生とマンツーマンの時は顕著です。
    回答者の時は辛いかもしれませんが、この厳しさだからこその合格率(全員合格)だと思います。
    練習で楽して落ちる可能性を残すよりも、練習で厳しくしてもらって確実に受かる方が絶対に良いはずです。

    ②試験傾向を踏まえた適切なアドバイス
    下記はその一例ですが、ご紹介させて頂きます。
    かつては条文暗唱が課せられた口述試験ですが、だんだん条文暗唱の問題は少なくなってきているのは周知の事実かと思います。
    新橋ゼミでも毎回暗唱対象の条文のリストが渡され、次回までに覚えてくるという課題が課されますが、他と少し違います
    私が初めてこの口述ゼミを受講した2014年においては、まだ条文暗唱の風潮が残っている時代でしたので、それなりの条文数がリストアップされていましたが、条文暗唱の風潮が薄れてくるや否や、暗唱対象の条文数は一気に減りました(当時、反対に暗唱対象の条文を増やしていた所もあったそうです。)。そして、山内先生の読み通り、条文暗唱の問題は全く出題されませんでした。
    このように、現行の試験傾向をタイムリーに反映してくださるので、スマートに勉強することができました。

    ③レスポンスの速さ
    これは口述ゼミに限った事ではないのですが、山内先生はメールで来た受講生からの質問に対してものすごい速さで返信してくださります。
    質問の回答が遅いと、そもそもどんな質問をしたのかさえ忘れてしまいますので、山内先生の迅速な返信にはすごく助けられました。

    最後になりますが、今年最終合格に辿り着けたのは山内先生のおかげです。
    3年間ご指導頂き、本当にありがとうございました!

    2014年(平成26年)弁理士試験 最終合格者からの声です。
    お忙しい中、みなさん「合格者の声」をお寄せいただき、ありがとうございました。

    【Kさんからの声】(14口述ゼミ、口述個別レッスン、口述模試)
     私は2013年の口述試験に落ち、2013年12月から翌年の口述試験に向けて勉強を再開しました。
    口述試験対策のinputは青本、審査基準や問題集で対処できますが、outputをどのようにしたらよいのか悩み、手探り状態での勉強が続きました。
    悩んでいた点は、「口述試験本番は試験官を相手に問答をするため、自分の回答の仕方によっては、問題集では想定さていない更なる質問が来たり、求められる回答の量・正確性も変動する事があり、試験官との問答の中で、これらに迅速かつ柔軟に対処するためにはどうしたらよいか?」という点でした。
    このような対応力を養うには、試験本番さながらの授業を行うゼミに参加するのが一番だと考え、新橋ゼミに辿り着き、2014年の4月からゼミに参加しました。

    口述ゼミは①ペーパーテスト、②口述問答の練習、③条文完全暗唱・要件効果の暗唱、④Q&Aの4パートからなり、
    ①はinputの確認で、弱点を洗い出すのに役立ちました。
    ②はゼミ生3名1組で主査、副査、受験生の役を交代で回していき、本番さながらの問答をします。
    毎回違うメンバーと問答をするため、人によってはかなり細い所までチェックが入ったり、条文番号を問うなどのアドリブ的な問題を出される場合もあり、迅速かつ柔軟な対応力を養うのによいトレーニングだったと思います。
    主査役というのは受験生役以上にトレーニングになります。問題に対する回答は用意されていますが、受験生役の回答が正しいかを判断し、「回答が間違っている場合」又は「回答が不足している場合」には適切な対応や助け舟を出す必要があるため、かなり大変ですが、自分の理解度も深まります。
    このスタイルの問答で不安な点としては、受験生同士で問題を出し合うため、時としてチェックが不十分だったり、回答の判断が正確でないという問題点が出てくることもあります。これに対しては、先生が定期的に問答をチェックしてくれたり、④のQ&Aで疑問点等を解消することが出来ました。
    また、不定期で先生と1対1で問答をすることもあり、かなり細い所までチェックが入るので、答えの正確性を高めるのに役立ちます。
    ③では、事前に知らされる条文の完全暗唱・要件効果の暗唱を6人ぐらいのグループ内で行います。
    私の場合、事前に暗唱の訓練をして覚えたと思っても、いざ人前で暗唱すると、詰まったり、間違えました。
    ゼミ生の前でのちょっとした緊張状態でさえ、暗唱するということの難しさを痛感し、よいトレーニングになりました。

    口述個別レッスン、口述模試は先生との1対1での問答で、副査はいませんが、本番さながらの問答が行われ、評価(A, B, C)がされます。個人の評価結果のみならず、受講者の評価分布も知らされるため、相対的に自分がどれぐらいのレベルにあるのか把握することができ、参考になります。

    最後に新橋ゼミでの口述試験対策を振り返ると、ゼミ生は意識・知識・対応力のレベルが高いです。
    「レベルが高い」と言うと尻込みしてしまうかもしれませんが、早期から口述ゼミが行われるので、ゼミ生の勉強量は多く、本試験に則した訓練もされているため、知識・対応力のレベルが高いのは必然の結果だと思います。ですので、早期にゼミに参加することをお勧めします。
    ゼミ途中で参加される方は知識・対応力のレベルの高い先輩ゼミ生に追いつけ・追い越せという意識で勉強をすれば自分のレベルが上がると思います。実際、私はゼミの途中からの参加でしたが、ゼミのメンバーに刺激を受けて、少しでも追いつくべく、勉強量はかなり増えました。その結果、合格できたのだと思っています。
    一緒に勉強をしたゼミ生、指導して下さった先生には感謝してもしきれません。

    【Oさんからの声】(2014口述準備講座)
    私は、論文の選択が終了した後に初めて口述準備講座に参加し、口述対策を開始しました。
    初回のゼミで感じたことは、ゼミ生の方々はすらすらと質問に答えていてすごい、、、
    ということでした。
     そのため、私には口述試験まで2か月半しかないという不安と、ゼミ生の方々に早く追いつかなければというプレッシャーがありました。しかし、このプレッシャーのおかげで選択試験後の緩んだ気持ちを口述試験に向けて引き締めることができ、ゼミの演習に向けて青本や要点整理集などの勉強に集中して取り組むことができました。ゼミ生の皆さま、どうもありがとうございました。
     また、短期間で準備することへの不安は、ゼミのほかに個別レッスンや直前模試を何度も利用することで解消できました。先生方との1対1の練習は、最初のうちは緊張し、回答につまり時間内に終えることが難しかったのですが、最後のほうは時間内に 終えらることが増えてきて自信を持つことができました。
    また、先生方から頂いたアドバイスをもとに、理解不足の分野について補強することもできました。
    そのおかげで、2か月半という短期間であっても無事最終合格できる実力を身につけることができたと思います。先生方、ご指導頂き、本当にありがとうございました。

    【Kさんからの声】(2014口述ゼミ)
    新橋ゼミの口述練習に参加され、合格されましたみなさま、合格おめでとうございます。遠方から私とこの喜びを分かち合いたいと思います。また、山内先生、亀卦川先生はじめ新橋ゼミの口述練習をご指導頂いた先生方にも厚く御礼申し上げます。ここまで実力を引き上げてもらえたのは、先生方とゼミ参加者の支えが得られたからです。

    11月11日、掲示板の結果を見てみると合格でした。当日の意匠と商標の出来具合はあまり芳しくなかっただけに合格の嬉しさよりも「何とか助かった」との思いが最初でした。その後、研修の通知、合格証書が届き、これは事実であるとようやく確信できました。

    あらためて振り返ってみますと、新橋ゼミでの厳しめの口述訓練があったからこそ、当日頭が真っ白になりながらも、冷静さを保ち、言葉を重ね、条文を見て、試験本番を耐えることができたといえます。
    このことは、ゼミに通ったからこそ得ることの出来た大きな成果です。何回でも強調できます。ゼミ内でみなさんと高いレベルで何回も訓練できたからこそ、余計に当日の自分の出来具合に満足できなくなっていたからかも知れません。

    ただ、一点加えるとすると、今年は昨年以上に逐条解説(青本)重視の傾向が強いです。常に青本に立ち返って文脈とキーワードを意識する学習が大切であるとつくづく痛感しました。この点は念を押しておきます。ぜひ、皆さんのまわりでこれから口述試験を受ける方にお伝えください。

    この一年、淡々と青本読みの繰り返でした。本当に青本重視であり、要点整理集にも手を出さなかったぐらいです。それでも、本番ではなかなか回答できないところもありました。
    今思うと、もっと青本を汚してしっかりと覚えこめば、と反省もしています。

    かつて、こんなふうに青本を勉強していた者がいました、と語り継いでいただければ幸いです。

    最後に、論文ゼミ-口述ゼミと、本当にありがとうございました。

    【Yさんからの声】
    (2014口述ゼミ)

     私は、選択試験と口述試験を残すパターンの受験生でした。このパターンでは、勉強時間が選択試験に偏ってしまい、四法が疎かになりやすいと思います。口述ゼミに通うことで、効果的かつ効率的に四法の勉強をすることができたため、無事に最終合格することができました。

     口述ゼミは、グループでの作業(勉強)があり、「勉強しないと迷惑かけちゃう」という気持ちになります。このため、選択試験と併せて四法の勉強をするモチベーションが自然と高まりました。口述ゼミのよいところは、モチベーションを高めてくれる点だけではありません。疑問点などは、山内先生が瞬殺してくださるという特典が付いています。モチベーションを高めながら勉強したい方、一通り四法の勉強は終わっているが、それをさらにブラッシュアップしたい方におすすめのゼミだと思います。

     また、ゼミ生同士のコミュニケーションにより、条文や青本の記載をいろいろな角度からみることができたため、理解が深まりました。そこに、山内先生の指導(激辛スパイスのごとし)が入ることで、その効果を確実に得ることができるようになっていると思います。山内先生、平成26年度のゼミ生のみなさん、一年間大変お世話になりました。ありがとうございました。

    【Kさんからの声】
    (2014口述ゼミ)

    平成26年度の弁理士試験に無事合格を果たせ、合格者として、その体験記を書くことができることとなりました。これは一重に山内先生、亀卦川先生、新橋ゼミに先生方のご指導があってのことと確信しています。先ずは厚く御礼を申し上げる次第です。以下、僭越ですが自己の経験を主体として書かせて頂きます。

    1 はじめに
    弁理士という資格を知ったのは大学生の頃でした。大学の講義で知的財産に関する一般教養の講義を受講した時に遡ります。当時の講義の講師は、某製造メーカーの知的財産部の方で、弁理士資格を取得されていた方です。
    講義は難解であり、ほとんど何も理解できなかったと記憶しています。具体的に言えば、その講義に関する試験が終わるまで意匠法と商標法の区別することすらできていなかったと思います。(ほとんど講義を欠席したのが理由かもしれません。)当然、評価は不可でした。
    この様な人間でも最終合格にまで導く、新橋ゼミの指導力は凄まじいものがあります。
    2 受験の動機
    私は、企業の知財部にも、特許事務所にも勤めておらず、また理系出身ということもあり、完全なる素人でした。そういった中で、弁理士を目指したのは、最初に記したように、意匠法と商標法の違いすら分からない不真面目な学生生活を送り、そのまま流され就職し、どこかもどかしく社会人生活を送っており、何か人生に変革をもたらしたいと思うようになったからです。これは、受験のスタートから合格するまでの日まで揺らぐことはなかったです。
    人により受験の動機は様々ですが、動機自体は合否に全く関係無く、重要なのはその動機にいかに忠実になるかだと思います。誰よりも諦めが悪く、執着心が強く、幼稚なまでも自分に正直でないと受からないと思います。
    3 受験生活(新橋ゼミに入る前)
    以上では、精神論的なことを記載しておりましたが、これから受験勉強の具体的内容について述べていきたいと思います。
    受験履歴については、短答1回、論文2回、口述1回です。因に、論文選択は2年連続で不合格でありましたが(電磁気学)2年目に免除資格を得られ(修士)3年目は口述のみでした。
    短答、論文の勉強については、大手予備校の講座・答練を受講していました。いずれも一方的なものであり、講師との距離感があったと記憶しています。ややもすると、量産的で粗製濫造とも言えてしまいます。(決して大手予備校を批判するものでありません。)逆に言えば、短答、論文はその程度で受かってしまう試験と言えるかもしれません。例えば、特許法1条、意匠・商標の定義などが暗唱できなくとも、受かる試験です。(実際に私がそうでした。)
    しかし、口述ではそうは行きません。今年受験した際も、意匠法では意匠の定義は完全暗唱、商標法では国際登録出願についてほぼ完全暗唱が求められました。従って、口述については上記のように濫造では到底受からない試験だと思います。
    4 受験生活(新橋ゼミ)
    2回目の試験が終わったのち、口述対策について考えあぐねていた折に、新橋ゼミを経て合格した知人の紹介により、運良く新橋ゼミに巡り会うことができました。
    新橋ゼミでも勉強は、他の合格者の方が書かれているように、緻密で先生との距離が近く、ゼミに出席するにあたり準備することが多く、受講を続けることは体力的、頭脳的に厳しいですがとても有意義なものです。ゼミの内容は、先ずはペーパーテスト、条文の暗唱から始まり、ゼミ生とグループを組み模擬面接を行う形式です。ペーパーテスト、模擬面接の問題はとても良問であり、実際に本試験でもそれらから7〜8割(商標法に至っては10割:マドプロ)出題されました。従って、ゼミの予習復習を自宅学習の主軸として、その他を適宜補って行くことで、十分に試験に対応できます。
    始めのうちは、ゼミの復習で手一杯ですが、慣れてくると自らテーマを模索し、例えば商標法における出願時の特例(9条)、などをチェックするようになりました。しかし、試験範囲外のことまでを受験生が疑問に思うことは時間の無駄となってしますので、そうしたことはゼミの時に先生に質問しておりました。こうした、時機に応じた質問ができるのも小人数のゼミならではの強みです。振り返ってみると、3年間の受験生活で最も良く学び、思考力、知識、さらには胆力が身に付いたのは新橋ゼミでの1年だったと思います。
    5 口述試験
    ここで本試験について書かせて頂きます。試験については、2日目であり、テーマは特実:審判、意匠:意匠の定義(部分意匠)、商標:マドプロでした。具体的な問答については、再現集をご覧頂くとして、試験の印象についてのみ書かせて頂きます。特許の先生はとても優しく、試験自体も早く終わり雑談しても1回目のチャイムが鳴らないほどでした。一方、意匠の先生はとても細かく、3回目のチャイムが鳴りました。最後に捨て台詞的に、「次頑張って下さい=C」と言ったくらいです。(もちろん「はい。頑張ります。」と答えました。)商標の先生は特許と同様優しい方でした。
    平たく言いますと、特許=○、意匠=×、商標=○です。特許の試験が終わり、意匠で決めてやると意気込んでもこの結果です。(若干意匠では気が抜けていたかもしれませんが。)
    このことから、特許の先生が優しかったら、意匠は気を付けた方が良いと思います。逆に特許が厳しかったら、意匠は優しいかもしれません。しかし、意匠は条文数が他に比べ少なく(改正後は別かもしれません。)、審査基準が充実しており、また試験委員も強烈なので、甲子園ではありませんが、意匠には魔物が住んでいるくらいに思っていても損は無いかと思います。
    また、試験の間には少し時間があり、係員によっては水を飲むのも許可してくれます。これは大変なメリットであり、たとえ意匠が駄目でもそれが商標に影響を及ぼすことはありません。影響を受けるのは、自分自身です。試験が終われば、その科目の条文ごと忘れるくらいに吹っ切れた方が自分のためです。(これで何とか商標を乗り切りました。)
    6 さいごに
    長々と自己の意見についてのみ書かせて頂きました。このような機会を与えて下さいました山内先生に重ねて感謝致します。新橋ゼミで得られたのは、弁理士資格のみならず、思考力、知識、胆力そして試験を共に戦ったゼミ生の仲間の方々です。一生物の財産が得られたのは、3年目の試験があったからであり、負け惜しみではなく、2年目で受からないで良かったと振り返っております。受験の動機でも記しましたが、弁理士試験は大きく自分の人生に変革をもたらしてくれました。これからも知財の勉強を継続して行きたいと思います。
    新橋ゼミの先生方、OBOGの方々につきましては、これからもどうぞよろしくお願い致します。

    【Tさんからの声】
    (2014口述ゼミ)

    昨年の論文合格は私にとってまさに青天の霹靂でした。その後よく言われるように過去問のみの勉強しかできず瞬く間に3週間が過ぎ、口述本番では意匠で「2条2項の画像の意匠について条文通りに言ってみて下さい。」の一言と、全くノーケアだった商標の先願に関する問題で慌ててしまい当然のように不合格となりました。
    経済的、時間的にこれまで家族に大きく迷惑をかけていたため、平成26年度の合格が必然で、独学では難しいと色々調べた結果、要点整理集を中心に勉強を進める新橋ゼミを選びましたが結果的には大正解だったと思います。 
    ゼミ当初は条文暗唱がどれほどの効果を生むのか懐疑的でなかなか暗唱も進まず過去問等その他問題集に手を出し勉強方法が手探りで雲をつかむような感じだったような記憶があります。
    しかしながら5月に何とはなしに解いてみた本年度の短答の問題が思いもかけず高い得点であったときは、新橋ゼミの効果が実感でき、それ以後は条文暗唱と青本、要点整理集の勉強に集中しました。口述の勉強をしていると初めて理解できる部分が非常に多くあり、短答の勉強当初から口述の勉強を行えばよかったとさえ思えました。
    途中、諸事情から夏から秋にかけて勉強時間がなかなか取れず、結果特に3人一組の実戦形式の演習などで頭ではわかっていても回答が言葉としてなかなかうまく出てこなくなるなど非常に悩みました。山内先生に相談したところ、「兎に角、試験前には最終的に2日で要点整理集を回すことを目標に解いて、土日は条文暗唱をするようにリズムを作って勉強しなさい。」、と言われ、その言葉通りひたすら頑張りました。9月くらいには2日とはいきませんが週に2回程度で要点整理集が回るようになりましたが、結構自信をもって挑んだ口述個別集中レッスンでしたが流石に山内先生は厳しく、不正確な条文を突かれもっと頑張らないと駄目だとお叱りを受けました。この時期、審査基準、過去問等やるべきことも多く焦りましたが、条文暗唱、要点整理集と青本をひたすら繰り返し、余力があれば審査基準等を読むという生活を続け、10月に入りようやく目標だった2日で回れるようになりました。また意匠法の主要条文が正確に完全暗唱でき、特許法、商標法でもゼミで提示された条文の完全暗唱ないしは要点・効果がスムーズに思い浮かべられるようになりました。この時期は弁理士会等の模試が多くあり他流試合として挑みましたが、よく勉強している等のコメントを受け、新橋ゼミの力を改めて実感しました。
    試験直前には、最終4日目だった私は3日間の緊迫した試験内容をネットで色々読んでしまい、これほど勉強しているにも関わらず他の日程の試験がやたらと難しく感じられ、今年も落ちて来年には難化した短答や改正の勉強をするのかと精神的にかなり追い詰められました。皆さんも気になるかと思いますが直前のネット等からの不確実な情報入手は極力避けたほうが良いと思います。また緊張のあまり前日全く睡眠がとれず会場に行く電車でこっくりしてしまうなど最悪な状態で試験を行うことになりましたが、待機の部屋で毎朝行っていた特意商の一桁台の条文の復唱するうちに頭が覚醒し、気持ちも非常に冷静になりました。
    本番では特許では山内先生が予測したとおり訴訟関係を問われ余裕をもって対応できましたが、意匠でヒントを全くくれない試験官を前に躓きました。商標を待つ間、また昨年の二の舞かと一時気落ちしましたが、この1年俺は何をやってきたんだと気持ちを切り替えました。席に着くと不思議と緊張が取れ、質問通り分割について条文に即して回答した後は、最後まで全く切れ目無く完答できました。おそらく口述ゼミでの演習を含めても最短の時間で終了したと思います。 
    躓いた意匠を商標で挽回することができ、緊張と十分とは言えない体調の中、驚くほど条文や青本のキーワードを口にすることができたのは厳しい新橋ゼミで勉強した成果です。合格後勉強以外の点で感じることは、都心から離れていたため独学が多く、このようなゼミ形式は初めての私でしたが目的を同じくする仲間とゼミ終了後新橋駅まで色々悩みなどを話しながら帰るのが楽しく、ゼミが終了してくるにつれて何か一抹の寂しさを覚えるほどでした。厳しい中にも楽しく勉強できたと思います。最後になりますが山内先生、同じ悩みを抱えて努力したゼミの皆様(全員合格できて大変嬉しいです。)、そして一番迷惑をかけた妻には深く感謝致します。1年間本当にありがとうございました。

    【Sさんからの声】
    (2012-2014口述準備講座)

    1.参加歴について
    2012年の短答合格の年から3回口述準備講座に参加しました。今年初めて口述に進むことができ、おかげさまで合格することができました。
    2.短答合格初年度(2012年)の参加
    短答合格の年は、論文の手応えがまったくわからず、翌年の論文試験までのレベルアップのために参加しました。いくら時間をかけても条文の暗記ができず、ゼミ生同士での演習の際も全然答えが出てこなくて、毎回組んだ方に申し訳ない気持ちで参加していました。ですが、論文合格レベルの人の回答を聞いたり、やり取りを繰り返すことで、最終合格するために到達すべきレベルがイメージしやすくなりました。これが最も大きい収穫でした。
    また、短答の勉強では各条文がばらばらに思えていましたが、要点整理集を使った勉強をすることによって、離れた位置にある条文のつながりを意識しやすくなりました。口述のテキストですが、短答から論文への知識の橋渡しという点でもとてもいい資料だと思います。
    3.2013年、2014年の参加について
    2年目も他の参加者のレベルの高さに毎回危機感を覚えるばかりでしたが、徐々に暗唱にも慣れてきて、出題頻度の高い条文は徐々に暗記しやすくなってきました。
    論文試験終了後、合格を確信して口述の勉強を開始される人は少ないと思いますし、モチベーションを維持するのも大変だと思います。ですが、定期的に一定量の条文や要点整理集の内容をその日までに覚えて、アウトプットする、というサイクルを繰り返すことで、知識の精度は格段に上がります。
    また、論文試験に特化した勉強を続けていると、勉強している範囲が偏ったり、文章も冗長になりがちです。この点、口述の勉強では、幅広い箇所が聞かれますし、理由付けも端的に答えることが必要になります。
    結果がどちらに転んでも、口述準備講座で一定時間を過ごしておくことは、絶対に無駄にならないと思います。
    4.口述試験まで
    ①2014年については、口述準備講座のスケジュールが仕事の都合と合わなかったので、はじめは他の予備校の口述ゼミに参加しました。ですが、他のゼミ生と組んで演習する等のシステムこそ同じなのですが、条文暗記の精度に対する緊張感などが全然違いました。なので、参加回数は少なくなってしまうことがわかっていましたが、山内先生に空き状況をお聞きして、口述準備講座に入り直しました。
    ②口述準備講座の参加回数も少なく、仕事も忙しくなる一方の中で迎えた合格発表でした。発表後から本番までは、ずっと極限状態のような気持ちで勉強していました。ですが、少ない回数の中でも口述準備講座に参加できた範囲の部分については、他のところよりも短い時間で暗記することができました。
    口述は夏の頑張り次第だと思います。発表後の3週間でなんとかなる試験ではないということを実感しました。恐らく当日も合格レベルではなかったと思いますが、なんとか合格できました。
    最後まで熱心にご指導くださった山内先生、亀掛川先生、口述模試を担当してくださった先生方、本当にありがとうございました。

    【Tさんからの声】
    (2014口述ゼミ)

    IPC新橋口述ゼミの特徴は、レベルが高い、の一言に尽きます。
    これには、講師の先生方の知識の豊富さや指導の的確さ、ゼミ及び模擬試験の内容の充実度の高さは言うに及ばず、周りの受講生のレベルが非常に高いということも挙げられます。
    すなわち、同じ試験の合格を目指す仲間でありライバル達のレベルが高いことは、いわゆる「勉強嫌い」の私にとっては、準備不足であろうが何であろうが、ゼミに参加するだけでも非常な刺激を受けることとなり、否が応にもモチベーションを高められることとなりました。
    また、事実として、前年(平成25年)及び今年(平成26年)度のIPC新橋口述ゼミ受講生の全員が合格というのは、快挙、という他無いものと思います。早速、知り合いの弁理士試験受験生に詳細に紹介した次第です。
    上記体験記は私の拙い文章によるものですので、ぜひご自身でIPC新橋口述ゼミのレベルの高さを実感され、弁理士試験の最終合格という目標を達成されることを切に願って止みません。
    IPC新橋口述ゼミOBOG会にてお会いできることを楽しみにしています。

    【Yさんからの声】
    (2014口述準備講座)

     論文試験の合格発表があった後の9月末から口述試験対策を始めて間に合うか?答はノーです。私はそのようにして口述試験に受かった人を一人も知りません。
     では、論文試験を終えた後の7月半ばから口述試験対策を始めて間に合うか?答は間違いなくイエスであり、それがまさに新橋ゼミの口述準備講座にほかなりません。
     口述準備講座は毎回、筆記小テスト、条文暗唱、それから本番を模した形式による質疑応答の練習からなります。ここでは特に条文暗唱について書きたいと思います。
     以前は、口述試験で条文を一字一句暗唱できるかどうかを試すようなこともあったようですが、少なくともここ2年ほどの傾向では、そのようなくだらないことはしなくなったようです。しかしながら、基本中の基本である条文(例えば意匠法ならば意匠の定義(2条1項)とか創作非容易性(3条2項)とか)は、一字一句言えることを前提として試験が進行しますし、言えないとマズイことになります。これは、一字一句暗記する能力が弁理士として重要だからではなくて、その条文の一字一句が意味を有するからだと思います。
     また、一字一句とまではいわないにしても、「条文に沿ってお答えください」というような問われ方は当然のようになされます。すなわち、相当数の条文を相当程度の精度で覚えておくという作業はいずれにせよ避けて通れません。自主的にこの作業を自らに課すのは、相当な意志の強さが必要となるでしょうし、どの条文をカバーすればいいのかの判断も自分では難しいでしょう。私は、口述準備講座で毎回出される条文暗唱の宿題をこなすことにより、自然にこの作業をすることができました。
     また、今にして思えば、条文の暗記をもっと早くからしておけば、論文試験もずっと楽になっていただろうなと思います。例えば意匠の利用抵触(26条)や商標の先使用(32条)などの複雑な条文は、一度でも暗記した後ならば理解度が格段に深まり、論文試験の答案で要件を落としたりすることもなくなったと思います。
     口述準備講座を受講して、仮にその年は論文試験不合格が判明したとしても、翌年の論文試験からさっそく口述準備講座の成果が生かされることになります。論文試験を終えた時点で合格の自信がなかったとしても、口述準備講座を受講しない手はありません。

    25年合格者からの声です。

    【Kさんからの声】
    (2013口述ゼミ、青本ゼミ、審査基準講座(意匠、商標))

    【はじめに】
     弁理士を志して10年、やっと最終合格できました。ご指導頂きました口述ゼミの山内先生、亀卦川先生、そして青本ゼミの山田先生には大変感謝しております。また、口述ゼミ、青本ゼミの仲間の皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
     昨年(H24年)、短答・論文試験に通過したものの口述試験で撃沈しました。原因は、論文試験が終わった後夏の間勉強をさぼり、口述試験の対策が十分でなかったためでした。口述試験では、意匠と商標で条文の細かいところまで問われ、条文を確認している間に時間が無くなり、また商標で3条1項6号と2項の青本の趣旨を比較して言うことができず、時間切れとなってしまったのです。
     不合格が決まった後、これは口述に特化した勉強をしないとだめだと反省しました。合格するためには1年間口述専門の予備校に通うしかないと思いました。
     インターネットでいろいろ検索し予備校の情報を集めました。そして新橋に口述専門のゼミがあることを知り、早々説明会参加を申し込みました。
     説明会では、山内先生から、毎年高い合格率で合格者を輩出していること、毎回条文暗唱の課題を出すこと、「要点整理集」に基づき問答が行われること、そして山田先生から、口述試験において青本が非常に重要であることのお話がありました。条文と青本で失敗し試験に落ちた自分にとっては、最終合格のためにはこのゼミに着いてゆくのが一番だと直感しました。そこで早々に申し込むことにしました。

    【口述ゼミ】
     口述ゼミでは、毎回条文の暗唱が宿題として出されました。12月初めの第一回目からとてもハードでした。50代半ば過ぎの私には暗記は本当に苦しい”作業”でした。しかしやるしかないということでひたすら条文を覚えました。しかし条文を音読すると、これまでいかに自分が条文を読み飛ばしていたかがよく分かりました。そして覚えていくにしたがいこの試験が条文の理解を問う試験であることがだんだん見えてきたのです。それはこれまでの短答や論文の試験勉強では気がつかなかったことでした。自分には大きな発見でした。そう思うと暗記もいつしか単なる作業ではなく基礎力強化の一貫として思うようになりアレルギーも無くなってきました。
     問答は、毎回要点整理集や青本、審査基準をベースに問題が用意され、これを主査、副査、受験生の3人一組で順に回しながら行います。主査を担当するときは問題を出す側の立場になって助け舟を出すタイミングなどが分かります。また副査のときは第三者の立場から主査と受験生の問答のやり取りを冷静に見えることができます。ゼミ員は皆論文通過者でかつ意欲の高い人達ばかりですので問答は厳しく行われました。趣旨など曖昧に答えると許して貰えず、主査担当から突っ込みが入ったものでした。これは非常によい刺激なりました。
     毎週論文問題について答案構成をする課題も出されました。近年の口述試験は事例問題が多く出されますが、答案構成はそのよい対策となりました。いわゆる口述落ちの場合、論文が免除されているので予備校の論文答練などはもう受ける気になりません。しかしそれでは条文を当てはめて事例問題を処理する感覚が鈍ってしまいます。その意味で答案構成を毎週やることは効果的でした。答案構成については、本年はオプションとして含まれているようです。是非取られることをお勧めしたいと思います。

    【青本ゼミ、意匠・商標審査基準講座】
     青本ゼミは、通学クラスに在籍し毎週(40週)新橋の会議室に通いました。山田先生からは、〔趣旨〕だけでなく、〔字句の解釈〕や〔参考〕についても口述試験として重要なところを詳しく説明していただきました。また覚えるべき個所にはマークするよう指摘がありました。よく青本については書いてあることだけでなくその行間まで読み込むことが重要だと言われますが、受験生が独学でそこまで勉強するのは難しいです。やはりしっかりした先生の指導を受けながら勉強しないとそこまで読み込むのは困難だと思います。
     また通学クラスで良かったのは、ゼミ員同志で知り合えお互い青本の疑問点などをメール等で議論しあえたことでした。基本書と青本の条文解釈の違いを発見したりして青本の理解が深まりました。
     今年の試験本番では、商標で37条の予備的行為について青本の趣旨を問われました。ゼミで青本を読み込んでいたのでなんとか答えることができ良かったです。
     意匠と商標の審査基準講座は、通信で受講しました。意匠が9時間半、商標が6時間強。中身は非常に濃いです。審査基準については、私はこれまで参考書程度にしか利用したことがなくあまり勉強してきませんでしたが、この講座で審査基準を凝ってりと勉強することができました。先生からマークするよう指摘があった個所を中心に内容を暗記しました。

    【勉強方法】
     勉強方法については時々不安にかられ、個別レッスンのとき何度か山内先生に相談しました。先生からは、「覚えるべき条文はゼミの宿題で出されるもので十分であること。要点整理集を完全に覚え、足りないところは青本、審査基準で補うこと。試験直前には2日半位で要点整理集を回せる状態にすること。」とのアドバイスを頂きました。
     そこでアドバイスに基づき、以下のような勉強方針を立て実践しました。
    ・条文暗唱は、課題の条文をA4用紙にプリントしそれを折り畳んでいつも持ち歩く。通勤途中の電車の中や歩いているときに用紙を見ながら声を出して覚える。(耳栓をして小声で声を出せば周りに迷惑をかけず自分だけによく聞こえます。)
    ・要点整理集の答えの出典を青本、審査基準で確認する。
    ・要点整理集に記載がないが青本ゼミや審査基準講座で重要ポイントとして指摘された個所を要点整理集に書き込む。(要点整理集に情報を一元化する。)
    ・要点整理集の答えを紙で隠しながら問に対して声を出して答える。
    ・青本、審査基準に重要事項としてマークした個所を暗記する。
     要点整理集については、先生に言う試験直前に2日半で回せる域までは達成することはできませんでしたが、3日程度でなら何とか回せるくらいまでできるようになりました。
     また口述のみの試験ですと短答、論文の勉強が疎かになります。そこで短答については、過去問10年分を一周し、大手予備校の短答模試を複数個受け、短答本試験の問題も解きました。論文については、先に述べた口述ゼミでの答案構成を毎週行ない、論文本試験の問題も解きました。

    【口述本試験で心がけたこと】
     本試験は本当に緊張します。私は、試験部屋の前の廊下で待っているとき、次の科目の条文の目的・定義・登録要件(1条、2条、3条)、権利の効力(特68条、意23条、商25条)を心の中で暗唱しました。これによりモードを次の科目に切り替え、心を落ち着かせることができました。
     また試験では会話のキャッチボールが大切です。答えは短く言うことを心がけました。
     本番では、意匠で失敗しましたが、特許と商標は冷静に対応できなんとか乗り切ることができました。

    【最後に】
     今年の口述試験の合格率は8割位だったと聞いています。昨年に比べ少し易しくなったかもしれませんが、それでも論文を通過した実力者の2割の人が落ちる厳しい試験です。
     私は、口述試験を2度経験し、やっぱりこの試験は条文、青本を問う試験だと改めて思いました。今年は、昨年のように条文をそのまま暗唱させるような問題はでませんでしたが、それでも条文の要件を問う問題がいくつも出されました。また前述したように青本の趣旨も聞かれました。条文、青本のマスターの方法は、個人個人で異なりまた予備校の方針もいろいろあると思いますが、自分としては、セットで勉強できる口述ゼミと青本ゼミをペースメーカーにして正解だったと思います。
     またこの試験は、基本的事項をいかに正確に再現できるかで合否が決まる試験だと思いました。誰も知らない難しいことを覚え答えるよりも、基本的なことを完璧に正確に言えることが合格に必要なことと認識しました。そういう意味で要点整理集に書いてある基本的事項を完全にマスターし、重要な条文や青本の内容を言えることがこの試験の基本だと思いました。

    【Fさんからの声】
    (13口述ゼミ、青本ゼミ、審査基準講座(意匠、商標)、口述個別集中レッスン、口述プレ模試、口述模試)

    1.はじめに
     私は2012年の口述試験を受験しました。特許・実用新案こそスムーズに回答し、雑談までいったものの、意匠では10条の関連意匠の出願時期の要件を「条文の通りに言って下さい。」と言われ、条文を参照しても再現できず、商標は最も苦手な科目であり手も足も出ませんでした。結果は予想通り不合格でした。
     これまで短答試験、論文試験は予備校の通信講座を頼りに何とか合格できましたが、口述試験については、出来が悪く、合格に必要なレベルがどの程度かも分からなかったため、正直どのように勉強すればいいのか全く分からない状況でした。そのような不安を抱えながら一人で1年間勉強してもきっと不合格だろうし、不合格になれば短答試験復活でますます最終合格が遠のくのは目に見えていたので、「短答、論文が免除されている今年、何としても合格するために、できることは全てやろう。」と考え、口述試験のためゼミに通うことを決断しました。
     口述試験の受験のみでよいのは今年1年だけなので、私はIPC新橋ゼミの他にも、口述対策講座の説明会に行き、情報収集を行いました。結果的にIPC新橋ゼミの門を叩くことになるのですが、IPC新橋ゼミを選択した主な理由は、①口述ゼミについては、条文暗唱、口述問答の練習、ペーパーテストの3本柱で合格を目指すというプランが明確であったこと、②口述ゼミの他にインプット強化のための青本ゼミがあったこと(通信での受講も可能)です。そして、最終合格した今、その選択は正解だったと実感しています。

    2.口述ゼミ
     口述ゼミは、通常、最初の1時間で条文暗唱、次の1時間半でゼミ生3人一組での口述問答、最後の30分でペーパーテストという流れで進行しました。
    条文暗唱は、前回のゼミ終了後に次回の課題がメール送信され、次回のゼミまでに覚えることとなるのですが、最初はとにかく出来ませんでした。例えば、比較的短い基本条文である特許法39条1項ですら満足に覚えられないし、覚えても他人の前で自信を持って正確に暗唱するのはさらにハードルが高いので、ものすごくきつかったです。条文暗唱について私がとった方法は、①iPhone(iPad)の条文アプリで、暇があれば条文を見るようにしたこと、②暗唱の正確性を測るために、自分の暗唱を録音して聞くことを繰り返したこと、③朝1時間は暗唱の時間を取ること(疲れたり、やる気が出なかったり、さぼってしまったこともありましたが・・・)の3点です。これで終盤はかなり対応できるようになりました。
    口述問答はゼミ生3人一組となり、主査、副査、受験生役をローテーションするものですが、これも色々なレベル、タイプの方々と問答練習ができた点で非常に有用でした。特に、自分が回答する際に抜ける部分(例えば、侵害の定義の「業として」など)を他のゼミ生に指摘してもらえるのは、このシステムならではの良さだと思いました。最後に行うペーパーテストも要点整理集等のインプットの確認に役立ちました。
    この口述ゼミは、今まで通学の講座やゼミを受けたことがない自分にとって、ものすごく新鮮でした。ゼミ生は皆最終合格が目標なので、勉強に対するモチベーションが高く、見習う点が本当に多かったと思います。条文の暗記が得意な方、自分の苦手な商標法に強い方などに勉強法を聞いたりして、いいものを積極的に取り入れることもできました。私自身、決して出来のいいゼミ生ではなかったので、ゼミ生の皆様からのちょっとしたアドバイスには本当に救われたと思っています。

    3.青本ゼミ
     青本ゼミは青本を最初から最後まで読み、重要なポイントの抽出、解説をして頂けるものです。あの分厚い青本を通読するのは本当に骨が折れる作業ですし、重要ポイントを見極めるのも大変です。青本ゼミでは重要ポイントのピックアップをしてもらえる上、分かりにくい記載については詳細に解説して頂けるので、知識の定着も早く、復習時に確認するポイントが明確になりました。また、毛嫌いして勉強していなかったマドプロについても、解説を聞いて復習することで何とか試験で戦えるレベルになったと思います(本試験ではその日には当たりませんでしたが。)。

    4.審査基準講座(意匠、商標)
     私は、意匠、商標が苦手だったこと、そして、これらの科目は審査基準からの出題があることから、審査基準講座も受講しました。基本的に条文、青本の学習で手一杯で、審査基準にまで手を回す時間がなかったので、重要ポイントだけでも効率的におさえることができればと考えていました。試験で狙われる部分、求められるであろうキーワードを抽出・解説して頂けたお蔭で、多くの受験生が手薄になっていると思われる審査基準についても一定のレベルに達することができたと思います。実際、試験本番でも意匠の審査基準を知っていて助かった部分がありました。

    5.口述個別集中レッスン、口述プレ模試、口述模試
     私は口述個別集中レッスンを2回、口述プレ模試を1回、口述模試を3回受験しました。他の受験予備校の模試や講座も2つ受けましたが、軸足はIPC新橋ゼミに置いていました。その理由は、①複数の受験予備校や会派の模試を手当たり次第に受ければ、問題の重複が避けられないこと、②これまでにゼミでお世話になっている先生が出題するので、自分の弱点強化に役立つと考えたこと、③ゼミの問題がよく練られたものであったことを考えれば、模試の問題もクオリティの高いものであるだろうと予想されたことです。基本的にIPC新橋ゼミの模試だけでも十分だと思っていたのですが、初めて会う方との問答で緊張しないようにするために、必要最小限の範囲で他の受験予備校の模試も受けました。
     IPC新橋ゼミの模試は本当に良問でしたし(商標は、模試と似た出題がありました。)、本試験に近い形でABCの判定を付けて頂けるのも魅力でした。他の予備校ではなかなかC判定を付けないケースも多いようですが、合格ラインと自分の実力の距離を知る意味ではよかったです。模試の受験に際しては、C判定を付けられればその時はがっくりくるのですが、忘れている点やできない点が明確になるので、復習さえしっかりやれば本番に向けて弱点が消えるのだと前向きに考えることが重要だと思います。私は、A判定を取ることよりも、C判定がなされたものをしっかり復習することに模試を受ける価値があると考え、C判定を受けた問題については、条文、青本等を何度も見直しました。

    6.試験本番
     私は3日目(日曜日)午後の受験でした。土曜日は苦手な部分や必須条文の見直しを行い、早めに睡眠をとりました。季節の変わり目で風邪をひきやすい時期でもあるので、体調だけは万全にと考えてのことです。直前になってあれもこれも分からない・・・と不安になって遅くまで勉強してしまいがちですが、条文、青本、要点整理集、審査基準のすべてを完璧にマスターしており、かつ、どのような試験官と対峙しても完璧に再現できる受験生などいないのだと腹をくくることも大事だと思います。ゼミで1年間やれるだけのことはやったのですから。
     本試の問題の詳細は色々なところで明らかになっているので、ここで詳細を述べることはしませんが、決して簡単なものではなかったと思います。それにもかかわらず、3科目とも時間内に、条文の参照をせずに、すべての問答をクリアすることができました(意匠こそ一度チャイムが鳴りましたが、特許・実用新案と商標はチャイムが鳴りませんでした。)。極度の緊張下で、条文や青本の文言がある程度スラスラ出てくるのには自分でも驚きました。これが1年間ゼミに通った成果なのか・・・と。

    7.合格発表、その後
     昨年よりはるかに手ごたえがあったものの、合格者の数が分からないので、発表までは本当に不安でした。特に、今年難化した短答が復活したらどうしよう・・・と考えてばかりいたように思います。11/7の合格発表で自分の受験番号を見つけた時は、嬉しい気持ち、ほっとした気持ち、今まで面倒を見てくれた先生方や支えてくれた家族への感謝の気持ちが湧き起りました。試験直前期は「人生でこれほど勉強したことがない。」と断言できるくらい勉強したので、本当に心身ともに辛かったのですが、合格という結果を手にしてすべて報われたと思っています。試験から1か月も経っていないのですが、今では試験直前期の戦いが夢だったような気もします。
     私は幸運にも、昨年は手も足も出なかった口述試験をクリアし、最終合格を手にすることができました。IPC新橋ゼミの先生方のご指導の下、他の口述ゼミ生の頑張りを励みに勉強に取り組んだ成果だと思います。そして、ゼミを通して沢山の方々と知り合うことができたのも、合格と同じくらい大きな財産だと思います(昨年まぐれで合格してしまうよりも、大きな財産を手にしたとさえ思っています。)。最後になりますが、口述ゼミの山内先生、亀掛川先生、青本ゼミの山田先生、そして同じ目標に向かって努力してきたゼミ生の皆様に深く感謝致します。1年間本当にありがとうございました。

    【Oさんからの声】
    1.はじめに
    勉強開始から2年で合格できた。
    2年合格は正直新橋ゼミのおかげである。
    受験生の皆さんに激しく受講をお勧めする。

    さて、一体何がよいのか?

    このゼミは弁理士試験の傾向分析に力を入れており、その推測の精度は折り紙付きである(口述、論文は特に)。

    企業経営の肝が「マーケティング」であると同様、弁理士試験の成否はその分析がいかに適切であるかに因る。

    ビジネスマン諸君なら当然に理解できるのだろう。

    新橋ゼミは、長年にわたって特に口述試験対策を得意としているようで、これにより分析のノウハウが蓄積されているのだろう。
    (毎年対口述用の参考書を出版している。これは新橋IPCだけなのではないか?)

    弁理士試験は、結局、口述試験をクリアしないと合格できないわけであるが、最も厄介なものが口述試験であるといわれている。

    従って、口述対策としては、口述に関して最も信頼できるゼミの一つであるこのゼミを選択すべきである。
    そして、論文の試験は、口述試験の内容に密接にリンクしているので、
    論文試験対策としても当然にこのゼミを選ぶべきなので はないだろうか。

    論文試験について受講を控えている皆さん。心配しないでよろしい。
    このゼミは、私見であるが、論文の分析も半端ないのである。
    安心して論文から受講されたい。

    さらに申し上げると短答受験からこのゼミを利用すべきである。
    途中から受験機関を変更することの非効率さについては、説明するまでもないだろう。

    2.口述(口述準備講座、口述模試多数)
    論文試験後に、合格を信じて受講したのが「口述準備講座」である 。
    3ヶ月という機関で口述受講のためのエッセンスを効率よく詰め込むことができた。

    その内容は、ゼミHPを参照して頂きたい。

    もーきついこときついこと。

    しかし、慣れてくると、その効果に愕然とし、またもや激しく後悔することとなった。

    論文試験の受講前に口述ゼミに出ておくべきだった!
    論文試験の合否結果が出る前に不安な日々を過ごしつつ、口述ゼミに出ておけば、論文試験は絶対受かっただろううな~とおもう日々であった。

    これは相当効果があると思われるので、論文試験を控えられている方も受講をお勧めする。

    口述ゼミをとっていない方も口述準備講座で効率よく対策をすべきである。

    【Oさんからの声】
    (2013口述ゼミ生)

    昨年まで他ゼミに所属し、短答、論文を突破したのですが、昨年、口述試験に失敗したときにそのゼミにそのまま所属していても合格できないと考え、それまで所属していたゼミを出る決心をし、IPC新橋ゼミの門を叩きました。
    このままでは合格しないと考えたのは、昨年の口述試験の再現を見直しした結果、僅差で不合格になったことが判明したからです。(そのゼミに残り、その僅差の分を埋める作業を行うことも可能だとは思いましたが、どのような問題が出るのか予測困難な口述試験で、その僅差の分を確実に埋めるだけで合格できるかどうかは1つの賭けであり、飛躍的な知識の増強をはかるため、勉強のやり方や環境の一新なくして、確実な合格はない(口述試験に2回落ちていた自分には、論文試験免除のカードが残り1枚しかなかった。)と考えたのです。)
    IPC新橋ゼミを選択したのは、その所属していたIPC新橋ゼミがわりと小さなゼミでありながら、最近合格者を増やし始めているとの話しがあったことを思い出し、調べてみたところ、口述ゼミの内容は相当ハードだが、合格率が高いことを知りました。また、たまたま要点整理集に関し、疑問に感じていたところがあり、問合せをしたところ、山内先生からその日のうちに回答があり、レスポンスの早さに驚きました。
    従前所属していたゼミでは、事前にゼミの内容の範囲こそ決まっていたもの、それ以外は何も知らされていなかったので、どのような準備をすべきかもわからなかったし、教材もそれぞれが自前で準備したものしかないので、同じゼミ生同士でも情報の共有もできず、口述問題の練習すらまともにできませんでした。また、従前いたゼミの進行役の講師は弁理士ではありましたが、論文ゼミでかかわった講師と違い、感覚的にアルバイトのようでゼミ生を合格させようという意欲や熱意をもってやっていただいているようにまったく感じられませんでした。意欲や熱意の感じられないゼミでは、内容や講師が優れていても、ただの“お客様相談会”です。
    勝手のわからないIPC新橋ゼミでは、苦労の連続だったうえ、ゼミの問題も暗唱条文も次第に高度化・大量化し、後半は胃が痛いことの連続でした。しかし、それだけ厳しい内容だったからこそ、合格できたのだと思います。(逃げ出していたら最終合格はなかったと思います。)

    1)IPC口述ゼミではあらかじめ暗唱させられる条文が知らされ、時間をかけて練習すれば問題ないように見えますが、人前で条文の暗唱などほとんどしたことがない私には、ほぼはじめての経験です。できるようになったかどうかの確認も難しい作業です。当然、不安なままゼミでチャレンジせざるを得なかったことも多く、当然、失敗も多数ありました。たとえば、分割出願(特許法第44条)の「出願の一部」の「一部」が抜けるミスに気がつかず、何度も同じミスをして多くの人の前で失笑を買うことになってしまいました。(口述本試験では、これがそのまま意匠で問われ、この失敗した経験がすごい活きることになり、最終合格への糧となります。)ゼミの直前まで自作の単語カードが手放せないのはいつものこととなってしまいました。しかし、条文の暗記ができるようになったおかげで条文を細部まで理解することができ、それまで知っていたフリをしていたにすぎなかったことから新しい疑問が生じ、新しい発見につなぐことができました。
    2)条文の暗唱だけでなく、口述試験の擬似練習(ゼミ生が3人1組となり、主査役、副査役、受験生で一定の問答を行うこと。)もあります。問題には、一部で要点整理集が使われるので、できないと恥をかくことがあります。一時期、条文暗唱でスランプに入ってしまうことがあり、結果、青本の読み込みや要点整理集の事前確認をする時間が今度はなくなり、擬似練習ではボロボロの状況となることもしばしばでした。(ゼミでの問題は予習より復習を中心においたほうが試験ではプラスになるようです。)
    3)1)や2)の状況下でプレ模試などを受けることになりますが、当然結果は惨憺たるもので、科目によっては全問題の半分にも届かない結果となり、不合格はほぼ確定のように思われました。
    しかし、山内先生からラストの一ヶ月は死に物狂いで勉強しろとの叱咤激励があり、論文免除のチャンスをはずせない自分は必死で勉強しました。試験のために買ったipadには自作の問題(擬似練習の問題から要点整理集、一問一答集から厳選)を800問近く入れ(入力は会社の昼休みなどを活用)、風呂に入る時間も削って、平日6時間、休日8時間の勉強時間をキープしたと思います。おかげで会派の練習会(1つの会派しか受ける時間がありませんでした。各予備校の模試も時間の関係から1つも受けていません。)ではほとんどAがつくところまで持ち込むことができました。
    4)口述試験(本試)では3科目とも最終問題までいき、特許はほぼ全問クリアしたほか、意匠は最後の1つが正解を導き出せなかったのですが、商標は全問を(おそらくそのレーンでは最短のようでした)3分で終了し、試験委員の先生から驚きの声をいただくほどのところまでいきました。

    本当に最後の一ヶ月は、死に物狂いでした。寝る時間は1日4時間以下、飲んだドリンク剤は5ケース以上、作った条文カードは300枚以上、結果、最終合格しました。これもゼミの戦友と山内先生のおかげと思います。この場を借りて御礼申し上げます。

    【Kさんからの声】
    (2013口述準備講座、口述個別集中レッスン、口述プレ模試、口述模試受講生)

    【13論文必須ゼミ】の受講生でもありましたので、論文本試の数週間前に山内先生から口述準備講座の案内のメールを頂きました。しかし、頭の中は論文のことでいっぱいで口述試験のための講座は本試の出来具合をみて受けるかどうか決めようかと考えていました。  
    ところがその後、山内先生から、土曜日の講座はあと数名の枠しかないこと、口述準備講座を受講しなくても良いけれど他の予備校の講座を受講すること、とういう私の心を見透かされたようなメールが届いたので、慌てて論文必須ゼミと同じ時間帯の金曜日の講座を受講することに決めました。今から考えると、このときの判断が口述試験の突破という素晴らしい結果につながったのだと思います。なぜなら、私は口述試験の準備は予備校等に通わなくても自分で勉強すればいいかなとも思っていたので、このタイミングを逃していたら、自習と模試の受講による準備で口述本試に臨んでいたかもしれないからです。
    口述試験は論文試験とは異なり回答内容の言い回しを考える暇もなく、対面する試験委員の先生からの質問に対して即答しなければなりません。そして、もし間違ったことを口に出してしまったらその後に取り消して正答したとしても、質問内容を取り違えて回答したと判断された場合を除き、試験委員の先生方の心象を悪くすることは避けられないでしょう。また、口述試験は薄暗い客室で行われることもあり試験時における緊張は尋常ではありません。
    このような状況に多少なりとも慣れておく必要があります。そしてやってみて分かったことですが、そのためには論文試験の合格発表後に予備校等で行われる数回程度の模試では十分ではないということです。
    また、口述試験では特定の条文について条文の文言通りに言ってください、という問題が出されることがあり、しかもこの問題は試験の最初に出題されるケースが多いようです。この条文暗唱でつまずくと後の問題にも影響するので条文の暗唱は確実にできるようにしておかなければなりません。しかし、暗唱という作業は単調で非常の多くの時間を要し自分一人で勉強しようとすると、つい自分自身を甘やかしてしまいがちです。
    よって、口述準備講座を受講しないで、自習と数回の口述模試のみにたよって受験準備をやっていた場合には口述試験に合格することは出来なかったのではないかと思います。
    【2013口述準備講座】では、講座開催日前12日前後に暗証すべき条文番号の連絡があり、教室では15名程の受講生が順番に指名され指定された条文を暗唱させられます。皆の前で暗証するのは書斎にこもって一人でやるのに比べてかなり緊張します。また、条文暗唱したとき条文の文言が少しでも間違えると何度も言い直しをさせられます。これにより、ゼミの進行がそのために停滞し他の受講生の迷惑にもなるというプレッシャーがかかるので、条文番号の連絡がされると否応なく必死に条文暗唱の勉強をしました。
    一方、条文の趣旨・規定の理由については「要点整理集」を何回も回す(通読する)という勉強をしていましたが、ゼミの期間中は条文暗唱が手一杯でしたので、通勤時間中(片道平均1時間40分)及び会社の昼休みの時間に行っていました。「要点整理集」には本試験で出題されそうなテーマが数多く掲載されています。私が受けた口述本試の特実でも「要点整理集」の問題と殆ど同じ問いがされました。最初は「要点整理集」の模範回答通りには回答出来ませんでしたが、咄嗟に条文の文言が浮かびそれに基づいて回答を補充することにより何とか危機を脱することができました。
    【口述個別集中レッスン】は、論文試験終了後から合格発表までの間に2回と発表直後に1回、【口述プレ模試】は論文合格発表前に1回受けました。「要点整理集」を回して判った気になっているのと、ある程度の緊張を感じながら相手に伝えるのとは大きな違いがあることを実感しましたが、これまでの勉強法に大きな修正を加える必要がないことを確認することが出来ました。
    【口述模試】は本試験の直前に2回受けました。しかし成績は2回とも芳しくありませんでした。2科目以上C評価の受講生には山内先生からフォローメールが届きます。フォローメールを受け取ったときはガッカリしましたが、山内先生の「何としても、一夜漬けでもいいから受かること!」と激励の言葉もありここで頑張らないと1年間きつい条文暗記をやらなければならないと思い勉強しました。口述試験の出題範囲は広いので本試の直前期に深く勉強するのはどうかとは思いましたが、模試の出来なかった問題について重点的にフォローしました。
    【本試】では幸運にも重点的に勉強した部分が出題されました。また、すべての科目について時間内(最初のベルが鳴るまで又は2回目のベルが鳴るまで)に最後の質問まで回答することができました。これは、主査の先生から何度も助け舟を頂くことができたからです。山内先生から「本試では受かりたいというオーラを出すように」というアドバイスを頂いていましたが、ひょっとして「そのオーラ」が主査の先生方に伝わったのかも知れませんね(笑)。
    山内先生は論文の書き方から口述試験への臨み方までご指導頂き最終合格に導いて下さいました。また、亀卦川先生には特実論文と口述に関してご指導頂きました。
    先生方、そして2013論文必須ゼミ、2013口述準備講座で一緒に勉強した皆さんに感謝しますと共に今年残念だった方々には来年の最終合格を祈願いたします。

    【Yさんからの声】
    (2013口述ゼミ生)

    最終合格できました、どうも大変ありがとうございました(7回目の受験)。これも、口述ゼミの山内先生、亀掛川先生、青本ゼミの山田先生といった新橋ゼミの講師陣と、ゼミで一緒に勉強したみなさんのおかげです。とっても感謝しております。口述試験は大変厳しく難しい試験です。選択落ちだった一昨年の論文合格発表の後、著作権法要点整理講座で新橋ゼミと出会い、平山先生の内容の濃いご指導のおかげで、論文合格までたどり着きました。その年は山田先生の青本ゼミと山内先生、亀掛川先生の口述準備講座も受けておりましたが、口述本試では残念ながら敗退してしまいました。
    2度落ちしたくない私は、翌年の口述対策として、迷わず「口述ゼミ」を受けることを決めました。このゼミのよい点は、いっぱいありますが、結果としてよかったと思えることをいくつか紹介したいかと思います。
    まずは、口述試験の最大の難しさともいえる出力系のトレーニングである点です。自分の場合、口下手で、特に出力系の弱さがいろいろな方からも指摘されておりましたが、これが苦手な自分には大変役立ちました。
    次いで、条文暗唱では1回ごとに次回の暗唱対象となる条文が提示されるので、ペースメーカーとなる点です。口述試験では条文の暗唱が求められることもあり、また、暗唱までは求められないにしても、内容を問われることが多くあります。この時、条文のキーワードとなる文言を用いてスムーズに答えると試験管の印象が大変良いことは間違いありません(というより、その文言が出ないと、先の問題に進めない可能性が高い)。口述試験で覚えておくべき条文の数は非常に多く、短期間で覚えることは極めて困難です。ゼミでは2週間の期間で「項」単位で完全暗唱約10個、要件効果約10個というペースで課題の条文が提示され、結構厳しいながらも不可能な数ではなく、ひーこら言いながらも何とかついていけました。記憶というものは定着するのに時間がかかります。2週間を一つの目標として繰り返しトレーニングすることで、最終的にはかなりの条文を頭の中に定着させることができたと思われます。条文を覚えることには、また、別の効果もありました。口述試験の半数以上の質問は条文から導き出せるものが多く、多数の条文を関連付けて覚えることにより、網目のように構築した記憶ができ、出力時間の短縮につながったと思います。
    また、昨年の口述ゼミは30人を超え、割と大所帯だったのですが、毎回、講師によるグループ分けがとても上手いので、一人一人が回答できる時間を十分に取れ、大勢の中での仲間意識、競争意識などにより切磋琢磨できることにより実力の向上が図れました。また、全体の中で自分がどのくらいの位置にいるかがおおよそわかるので、自分の進捗状況を把握できることなどが挙げられます。それに、なんだかんだ言って、結構楽しかったです。楽しいということは、勉強をするためのモチベーションとなりますので、とても重要なことだと思います。
    さらには、昨年はグループによる青本のまとめや論文問題の構成で、自主学習の補助となる宿題が出されることにより、漏れの少ない学習ができた点が挙げられます。
    さらにまた、3期に分けて特実・意・商を3回繰り返すので、記憶が定着することが挙げられます。ヒトは忘れる生き物です。前に、一度覚えたことも徐々に忘れていきます。トレーニングは繰り返してこそ効果が上がります。また、繰り返しのタイミングも重要です。もちろん、期が進むごとにより実践的になっていって、奥深いところに入っていきますので、新しい発見、新しい知識の吸収もあります。
    このように、オススメの点がいっぱいですので、来年口述試験を受けられる方は、ぜひ、口述ゼミを受けることを推奨いたします。
    また、前の年に受講した山田先生の青本ゼミもおすすめです。このゼミの効果は、一年遅れで今年の本試験に表れたと思います。口述試験では青本から出題される問題も多いですが、青本ゼミは、名前の通り青本の読み込みを行うゼミで、どちらかというとインプット系です。青本の細部や、さらにその裏にある背景や民法、民事訴訟法などとの関連も含めて説明をして下さるので、話自体がとても面白く、記憶に残ります。また、青本ゼミでも条文暗唱がありますが、他の受験機関ではあまりやらない、ややマイナーで長めの条文暗唱などもやります。口述直前の最後の追い込み時期に、青本ゼミで学習した内容を復習してみましたが、いきなり学習するのとは異なり、口述ゼミで学んだ内容との絡みもあり、結構細かいところまで出力できるようになりました。
    このように青本ゼミと口述ゼミの相乗効果の結果、記憶の強化と課題だったアウトプットの強化が図られ、今年の本試験の最終合格に結び付いたものと思います。
    最後に、再びですが、山内先生、亀掛川先生、山田先生、平山先生、ゼミで一緒に勉強したみんなさん、本当にありがとうございました。

    24年合格者からの声です。
    【Sさんからの声】(口述ゼミ、青本ゼミ、審査基準講座、口述模試受講生) 
    【初めに】
    私はH23年の口述試験に落ち、これから1年間どのように勉強しようかといろいろな受験機関を調べた時にIPCと出会いました。
    いろいろ受験機関がある中、IPCを選んだ理由は
    ①遠方からでも通学可能な土曜日、日曜日に口述ゼミ、青本ゼミのプログラムが組まれていること
    ②他の塾のように、講師対多人数で当てていく形式でなく、ゼミ生どおしで効率よく問題を出し合うスタイルをとっており、小人数のため、先生がきめ細やかにチェックしてくださること
    ③講師の山内先生と電話でお話しした時に、合格レベルがどの程度かそのレベルに引き上げるために何をする必要があるか、明確なプランを持っていたこと。
    からです。

    私はもともと暗記が嫌いで短答、論文でも条文を暗記したこともほとんどなく他の受験機関のレジュメや、過去問のみでできるだけ暗記量を減らすスタイルをとっていました。
    また、住んでいる地域が遠方だったため通学時間を考え、通信でのみ勉強していました。
    しかしH23の口述本試験で、基礎的な条文、趣旨等が覚えきれていないことが原因で不合格となり、プライベートの事情でもう後1年しか勉強できない状況になったことも手伝って、「口述ゼミ、青本ゼミ」で、条文、青本をいちから勉強しなおして絶対に合格するぞという気持ちで一念発起、通学クラスを申し込みました。

    【口述ゼミ】
    口述ゼミでは、初めは、2週ごとに全範囲の1/10程度の条文暗唱、要点整理集の暗記をしなければなりませんでした。
    最初は、2週間で条文、要点整理集をこれだけの量覚えるのは自分には不可能ではないかと不安になりました。

    特に条文は、1語1句覚えるなんて初めから不可能だと思い、適当な暗記で初めの授業に臨んだところ、山内先生から厳しい言葉を受け、改めて自分の意識の甘さを痛感し、そのおかげでその後の精度の高い暗記につながったと思います。

    暗記が苦手な私でも、なんとか上記のようなハードな授業についていけたのはゼミの仲間に刺激を受けたことが大きかったと思います。
    口述ゼミのメンバーは皆、精度高く暗記してきており、自分も同じ人間なのだからこれくらい膨大な量でも暗記できるはずと思って必死に取り組みました。
    また暗記に際しては、下記のような自分にあった工夫をしました。

    ○私は寝ると覚えたことが定着することに気付いたので、寝る前の時間にあまり覚えられてなくてもいらいらせず暗記し、寝た後に覚えているかチェックする
    ○一日で根を詰めてやらずに、毎日毎日睡眠をはさんで、なるべく繰り返して目を通す
    ○通勤時間、会社の休憩時間など細切れ時間を利用する

    また、通信等では自分一人で勉強しているため、どうしてもだれてくる時期がありますが、上記口述ゼミ、青本ゼミでの宿題等が、ちょうど良いペースメーカーとなって、一年間比較的高いモチベーションで臨むことができました。

    【青本ゼミ】
    青本ゼミ、意匠・商標審査基準講座では、膨大な量の青本、審査基準の中で覚えるべきポイントを適切に指示してくださいました。
    これにより、直前期に青本、審査基準について、短期間で膨大な量の範囲を復習することができました。
    また山田先生の豊富な解説により、それらの背景部分まで説明してくださることで、これらの暗記がよりスムーズに行うことができたと思います。
    また青本ゼミの最後には主要判例をまとめてカバーして解説してくださり、自分一人ではとてもピックアップできない判例が豊富に盛り込まれており
    非常に助かりました。
    青本ゼミについては私は何度か休ませていただいたのですが、ゼミの動画や資料を即日送ってくださり、とても細やかにフォローをしていただいたことに感謝しています。

    【勉強方法について】
    私の勉強方法は口述ゼミ、青本ゼミを信じ、あまり手を広げないで、「要点整理集」、「ゼミでの暗唱条文」、「青本、審査基準、改正本」で山田先生が指摘してくれたポイントを繰り返し復習しました。
    しっかり身についた知識しか結局本番では発揮できないと思ったからです。
    これが結果的に、最終合格に近づいた大きな要因だったと思っています。

    特に条文については、朝夕の通勤時間+会社での空き時間を使って、平日毎日、1時間半~2時間強やっていました。
    試験の直前期に近くなると、一週間の平日5日で、すべての条文(特実意商)を復習していました。
    条文については、IPCの方法に乗っ取ったおかげで、IPC以外の塾の受験生に比べても、アドバンテージがあったと思います。

    また、本番でも条文を直接聞かれる問題が出たため、そこで試験委員の印象が良くなり、その後の試験をスムーズに進めることができ、
    直接条文をそのまま言わせる問題でなくても、条文の中のキーワードや条文の文言を事例問題に当てはめる問題等で大いに役に立ちました。
    条文は本番で見ることができますが、精度高く覚えることは、合格に大きく近づく重要なポイントだと思います。

    【直前期】
    直前期は口述ゼミ、青本ゼミともに本試の1か月半前に終わるため、IPCを含め、各種受験機関の模試を受けました。
    特にIPCの模試では、要点整理集の中で重要な部分にも関わらず、一字一句正確に言うことができないと指摘を受けました。
    通常の口述ゼミで要点整理集について暗記が甘かったと痛感しました。
    口述ゼミのノルマをこなすことに追われ、基礎的な部分の暗記が甘かったり、その週が過ぎると復習を一切していなかったことが原因でした。

    そこで、直前期には要点整理集を時間をかけて復習し、特に重要な部分と重要でない部分に自分で区分けし、重要な部分は一字一句正確に、重要でないところはキーワードを言えるように、勉強方法を変えました。
    要点整理集の全てを一字一句憶えるのは暗記が苦手な私には不可能だったため、自分で区分けすることでカバーしました。
    このIPCの模試でのアドバイスにより勉強方法を見直したことが、本試でも精度よく答えられたことにつながったと思います。

    【最後に】
    口述は近年、合格率が厳しくなっていますが、受験範囲はマニアックなものは減って、基礎的な部分を精度高く聞いてきています。
    条文、青本、審査基準の中で、基礎的な部分は一語一句正確に言えるようにすることが必要で、基礎的でないその他の部分については、キーワードが確実に出てくるようにすることが重要です。
    覚える優先順位付けを正確に行い、基礎的な部分とキーワードについて、精度を上げていくことがカギとなると思います。

    また合格後の個人的な感想としては、口述ゼミの多くの仲間の方に元気づけられ、刺激されながらモチベーションを一年間高く保つことができなければ最終合格できなかったと思います。
    私は通信主体だったこともあり、弁理士試験情報に疎く刺激も少なかったのですが、いろいろ他のゼミ生に親切に教えていただき、そして時には刺激を受けてさせていただき、とても感謝しています。
    本当に皆様ありがとうございました。

    【Yさんからの声】(口述準備講座、集中個別レッスン、口述模試受講生)
     かつての最終合格者から聞いた話では、「論文試験の合格発表があった後に口述試験の勉強を始めれば、本試験では助け舟を出してくれるし大丈夫。落ちることは、ほとんどない。」ということでした。
     しかし、1~2年前の最終合格者から聞こえてくる声は、明らかに、かつての最終合格者から聞こえてくる声とは違っていました。「条文暗唱については、一言一句、違わず漏らさず言わなければならない。」とか、「趣旨問題では、助け舟を出してくれるなんて思うな。」などといった声でした。
     そこで、私は、すでに論文試験の受験前に、論文試験に合格したものとみなし口述準備講座を申し込みました。そして、論文試験終了後に間もなくスタートする口述準備講座を受講しました。口述準備講座を1~2回受講してみて痛感したことは、「論文試験の合格発表があった後に口述試験の勉強を始めたのでは、とても間に合わない。そんなに甘い試験ではない。」ということでした。口述試験は、短答試験や論文試験などの筆記試験とは明らかにモードが違っていました。口頭で質問されたことに対し、筆記試験よりも素早く、しかもはっきりと解答しなければならない。論文試験終了から口述試験本番までの約3ヶ月の準備期間でも果たして間に合うだろうかと思うほどでした。
     日頃の勉強では、条文暗唱と『要点整理集』を使用した趣旨問題の対策とをただひたすら行いました。口述試験本番では法文集が置いてあるから、分からなければ法文集を見ればいいなんてことは、ほとんど考えていませんでした。とにかく、条文の問題が出されたときには、その場で法文集を見ることなく、一言一句、違わず漏らさずに言おうと決めていました。このような考えに至ったのは、やはり、口述準備講座を受講して「気づき、自覚」が芽生えたからです。
     口述試験本番では、緊張はしましたが、比較的冷静に解答することができました。そこで分かったことは、「条文を一言一句、違わず漏らさずに言うことができれば、試験官の心証が全く違う」ということです。つまり、試験官に「こいつはちゃんと勉強しているな。」と思わせれば、その後の問題はスルスルと進行していくと思いました。条文に関する問題は、試験開始後の1~3問目で質問されることが多いので、最初の1~3問目で勝負は決まるような気がしました。口述準備講座で、「条文暗唱は大事だ。」と言われ続けたことを、口述本試験を経験してみて初めて理解することができました。これは、口述準備講座を受講して「気づき、自覚」が芽生えなければ理解できなかったことだと思います。
     私個人の意見や感想が含まれているとは思いますが、来年の受験生の方々の参考になれば幸いです。
    最後に、山内先生をはじめ関係者の皆様に、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

    【Sさんからの声】(口述ゼミ、青本ゼミ、個別レッスン受講生)
    私は、口述試験2回目の受験でようやく弁理士試験に合格することができました。これも口述ゼミの山内先生、青本ゼミの山田先生の的確なご指導と、ゼミ仲間がいたからだと思います。
    2011年に口述試験に不合格となり、勉強を再開するにあたり、せっかく短答、論文の両方が免除というこの好機に絶対合格したいと思い、会派の口述説明会のときに合格者が要点整理集を活用して勉強したという話を聞いたこと、要点整理集がQ&Aの形式になっているので、実際の口述試験をイメージすることができ、最適な指導を受けられそうな気がしたことから、IPCの口述ゼミ・青本ゼミを受講することに決めました。そして12月にゼミの開始と同時に、経験豊かな山内先生、山田先生の指導に従って口述試験の勉強を再び始めました。

    山内先生の口述ゼミは、毎回、要点整理集に基づいて予習範囲が決められ、予習範囲から口述試験の形式の問題が3種類配布され、受講生が3人一組となり、主査、副査、受験生となって口述練習を行う形式で進められました。3種類ある問題のうち、自分が受験生の立場のときに当たった問題は強く印象に残り、できなかったところは理解不十分ということが明確にわかるのでその後の十分な復習により理解が深まりました。また、主査や副査の立場となったときは、どのようにヒントを出すかが難しく、内容を深くまた正確に理解しなければならないことに気付かされた点がよかったと思います。また、毎回、口述練習が始まる前にペーパーテストや条文の暗唱テストもありました。私の場合、今年は口述試験だけだったので、これらをペースメーカーに予習や復習を着実に積み重ねていくことにより、途中で気が緩むことなく、勉強し続けることができました。

    条文の暗唱については、予習範囲となった条文はその都度、暗唱テストのときまでに完全に覚えることに努めました。また、覚えても時間が経つと忘れるので、時々振り返って覚え直すことも繰り返しました。実は、私は短答試験に合格するのに長くかかってしまったのですが、2011年にようやく短答試験に続いて論文試験にも合格することができたのは、そのときに受けていた他の受験機関での指導にしたがって、条文の暗記をしたためだと実感していたからです。条文の暗記は自分ひとりで覚えていくのはなかなか億劫であるため、ゼミで毎回暗唱テストがあったことは非常に有効だったと思います。

    青本ゼミでは、山田先生が、平易な言葉で分かりやすく条文の内容を説明してくださいました。また、ポイントが分かりやすいように青本中に線を引くように指示されたり、改正された箇所や最近話題になっている点は口述試験で出題される可能性が高いことから、重点的に説明されていました。私は、ゼミから帰宅すると、もう一度録音を聴き直し、重要だと言われた箇所をノートや青本の中に漏れなくメモするようにしていましたが、このノートは試験直前に重点的に勉強するのに役に立ったと思います。実際、今年受けた口述試験で、商標法のときに、山田先生がゼミ中に強調されていたところが聞かれて、とても助かりました。

    口述個別レッスンは毎回受講していました。勉強があまり進んでいない頃は、質問に答えられなかったり、当たらずとも遠からずの答えを冗長に答えたりすると、厳しく指摘されました。自分の答え方が、相手にはどのように映るのか、はっきりと指摘されることは時につらくもありましたが、このような指摘を受けないようになるためにどうしたらよいのかを考え、家で勉強する時に、問題に対し、誰かに向かって説明するように声に出して答えてみることで、知識が曖昧だと答えられないことがわかり、きちんと答えられるような正確な知識の習得に努めた結果、指摘が減ってきました。このような指摘は、もし口述個別レッスンを受けなければ、自分自身ではあまり問題視しなかったと思うので有効だったと思います。

    最後に、直前の1か月間は、これまでの勉強で本当に合格できるかどうか、とても不安な落ち着かない日々を過ごしましたが、最後は自分が今まで努力してきたことを信じて試験に臨みました。自分なりに精一杯やってきたと思えたことが、試験に落ち着いて臨めたことにつながったと思います。

    【Yさんからの声】(口述準備講座、口述模試受講生)
    昨年は短答、論文を通過したものの口述落ち。。。口述2年目の今年は、山内先生の口述準備講座のお世話になり、なんとか合格することができました。以下、昨年の論文試験合格後から、今年の口述試験合格までの経緯と、口述準備講座の利点について述べさせていただきます。
    昨年は、論文試験終了後、完全に駄目だったと思い込み、全く口述試験の準備をしていませんでした。論文試験の合格がわかってから、あわてて口述試験対策を開始しましたが、十分な勉強ができるはずがなく、青本は一度も読んだことがない、条文暗唱は基本の基本が精いっぱいという状況で口述試験を向けました。不安だらけの中での口述試験。今思えば、落ちるべくして落ちたと思います。
    口述試験不合格判明後は、当時1歳の子供がいることもあり、なかなか勉強時間を確保できずにそのまま過ごしていました。今年4月になり、さすがにこのままではまずいと思い、大手予備校の論文・口述対策用の青本ゼミを受講しました。恥ずかしながらこれまで青本は開いたことがなく、インプットが足りないと感じていたのと、勉強から離れていたブランクを取り戻す必要があると思い受講しました。
    そして、夏からは山内先生の口述準備講座にお世話になりました。私にとっての本講座の良い点は次の4点でした。
    1. 隔週で行われる3時間のゼミ
    勉強を進めていくのにちょうどよいペースでした。仕事、家事、育児で平日はほとんど勉強時間を確保することができず、土曜日にまとまった時間が取れるのみという状況だったので、ゼミでやった内容の復習と翌々週の予習(条文暗記など)を2週間の間でできるのがよかったです。
    2. 他の受講生からの刺激
    短答、論文は、通信講座のみで勉強していたため、他の受験生がどれくらい実力があるのかを知らずに過ごしてきました。ゼミ受講により、他の受験生はどれほど知識量があるのかを目の当たりにし、自分ももっと頑張らねばというモチベーションアップにつながりました。
    3. 条文暗唱
    やらねばと思いつつ、腰が重いのが条文暗唱だと思います。私の場合は、まずどの条文を覚えるべきかがわからなかったので、ゼミで指示された条文はとにかくしっかり覚えるようにしました。ゼミ生全員の前で暗唱させられるというプレッシャーがあったのもよかったです。条文暗唱の効果として、今年受けた模試で条文暗唱させられた部分のほとんどが、ゼミの中で覚えさせられた条文であったため、“条文暗唱させられてもきっと大丈夫”という気持ちで本試験に臨むことができました。
    4. アウトプットの練習
    ゼミ生同士の練習は、言うまでもなく貴重でした。また、この練習用に準備されていた問答には、要点整理集では補いきれない部分も含まれており、問題集としても有用だと思います。
    準備講座の受講終了後は、要点整理集を中心に、青本をざっと流すのと審査基準の確認を行いました。要点整理集に関しては、音声版が、通勤時間の勉強に役立ちました。最終的には、だいたいの問題に対して少なくともキーワードは出るようになっていたように思います。
    最終的には、口述準備講座を信じ、山内先生のアドバイスを信じてやってきたことが合格に結び付いたと思います。

    【Hさんからの声】(口述準備講座、審査基準講座、改正法講座、口述模試受講生)

    私は今年度短答免除が切れて、短答から再挑戦した者です。
    今年は山内先生の論文必須ゼミ(1期から3期まで)を通学で通い、論文対策に注力して学習しておりました。そのため、論文試験終了後(7月1日後)は集中力が途切れてしまいました。山内先生からは、論文合格後に口述準備をしても既に遅い(間に合わない)。仮に論文不合格でも来年の試験につながるとアドバイス頂き、口述準備講座を受講しました。

    口述準備講座では、要点整理集を既に学習していることを前提として、条文を口頭で暗唱するテストや、新作問題を口頭で回答する演習を行います。私にとっては、条文を暗記することを開始したこと。新作問題で青本の重要性を再認識できたこと。そして何よりも口述試験を再度トライされるゼミメンバーの方から本番の口述試験の厳しさを教示頂いたのが役に立ちました。

    私は論文本試験の結果(9月20日)はあるまで口述対策に身が入らず、何となく条文集を見ていたり、何となく青本を眺めておりました。その為、論文合格結果を知った時は正直「やばい」と思いました。その後、要点整理集の確認、条文暗記、趣旨・要件確認、青本の確認を集中して行いました。しかし、いかんせん時間が足りず結局本試験までにどれも不十分のままでした。この時ほど、「論文合格後に口述準備をしても既に遅い」という山内先生の言葉が身にしみたことはありません。
     論文発表後は各種口述模試が行われますが確認に追われ十分に口述模試を受講できない。つまりは口述慣れができない。口述模試を受けても確認不十分のため、厳しい指摘を受けて自身喪失の連続。口述本試験の1週間前は確認に最中力したいのに、業務(仕事)の関係で十分注力できず余計に不安が増長する。・・・準備不足は様々な負の要素を導きます。

    私は、少しでも論文合格の可能性があれば(あるいは無くても)、論文試験後に直ぐに口述の勉強を開始する、口述準備講座を受講することを強く勧めます。本当に間に合いません。
    最後に、山内先生は、本試験の分析力、本試験の傾向・対策の見立てにはかなりのものがあります。論文でもそうでしたが、実際の本試験で同じような傾向の問題が結構散見されます。試験委員と考え方や発想が近いのかもしれません。このような講師はあまりいないと思います。

    以上

    【Hさんからの声】(口述ゼミ、青本ゼミ、審査基準講座、改正法講座、口述模試受講生)

    ■口述ゼミ
    二回目の口述試験に不合格になったときは、後一年どうやって勉強しようかと悩んでいたところ
    以前口述ゼミを受けていた方からアドバイスを受けて新橋ゼミの口述ゼミの門を叩きました。

    新橋ゼミの口述ゼミを選択したのは、

    1.口述試験のバイブルとなっている口述要点整理集(現:要点整理集)の発行元でその内容に沿ったスケジュールで口述練習ができること、
    2.口述要点整理集に記載のない問題を講師の方が精査して問題として出されること、
    3.講師が指名して答えさせる口述講座と比べて、本試験のように時間内で複数の問題を出力する練習ができること、
    4.同一人物ではなく色々なタイプの人と口述練習ができること、
    からです。

    受講して良かったのは、毎回の条文暗唱で強制的に条文を覚えさせられたこと。

    ペーパーテストで知識の再確認ができたこと。

    口述練習では主査、副査の立場になり、どうヒントを出すかという点で問題を理解する上で深みが出てきたこと。

    また色々なタイプな方と口述練習をすることにより、試験官の問題用紙に書かれている答えを時間内に答えられるようになっていったことです。

    他の受験機関では有名講師が試験官役となり受講者を一人ずつ当てる講座がありますが、この方式だとある程度緊張感はありますが、答えていない間は頭で考えるものの出力の練習にはなっていないので、口述対策としては足りないものとなります。

    よく言われることですが、問われた問題の答えをただ頭で考えるのと、それを口に出して試験官が納得する答えを出力するのでは後者が断然難しいからです。
    また本番での試験官は長年受験指導をして豊富な知識を持っている方が試験官ではありません。
    従って出すヒントや答えの許容範囲が試験官毎によって全く違います。

    受験機関の講師はヒントを出すのが上手くて、答えの正確さに甘い傾向にあるように感じられます。従って、慣れてくると答えの正確さが緩くなる傾向があると思われます。
    その点、受講生同士で口述練習をすることで、あらゆるレベルの方から問題の答えを導き出す練習ができる点でこの口述ゼミは優れていると思います。

    また他の受験機関の講座と違って受講生同士が口述練習することにより親しくなり、互いに切磋琢磨しやすい環境ができる点で、長い一年間でのモチベーションを保つ上で非常に良かったです。

    去年は講座が終われば交流もなく時間があってもそのまま帰宅してました。今年は受講者で情報交換したり、メールで励まし合ったりでき、精神的に大いに助かりました。

    ■青本ゼミ
    アウトプットは上記口述ゼミで行うこととして、インプットの知識面での補助として山田先生の青本ゼミを選択しました。
    受講は受講経験者のアドバイスにより通信で受けることにしました。

    通信で良かったのは、
    1.自分のペースで受講できること、
    2.聞き逃しがあっても再度視聴できること、
    でした。

    口述の勉強は一年間やっていたので、青本は通読し、重要な点も自分なりにチェックし、山田先生が指摘される重要部分は大半は重なっていたものの自分が読み逃してた点をチェックできたことは良かったです。他には山田先生の解説により理解していたつもりの趣旨が実は理解していなかったことが分かったのも良かったです。
    また、今年の問題の傾向や注目されている話題を知ることができる点で安心感がありました。

    ■個別レッスン
    山田先生の個別レッスンは時間の都合がつかなかったので受けることはできませんでしたが、今思えば無理にでも時間を作って受けておけばよかったと思っています。

    ■審査基準講座
    審査基準講座は意匠、商標を通信で受講しました。
    審査基準は量も多くどこまで網羅したらよいか分からないので、重要な点に線を引くことにより、理解と再度確認する時に大いに役に立ちました。
    また商標法の審査基準では4条1項15号等の周知性について不明な点がありましたが、この講座を受けることにより不明な点が明らかになり良かったです。

    ■口述模試
    口述模試は一回のみしか受けませんでしたが、自分の抜けていた部分が出され、知識の再確認として大いに役に立ちました。
    また控え室で弁理士の方が相談にのってくれるため、疑問点を聞いたり、本試験の経験談を聞けて良かったです。これは他の受験機関にはありませんので大いに助かりました。

    ■口述試験
    口述試験の1月前からは口述要点集を3回ほど回し、条文と条文タイトルを暗唱することと審査基準を再読していました。また任意の口述ゼミの受講者での自主ゼミでは要点整理集の全範囲の中からランダムに出題してもらうようにしていました。

    口述試験は既に情報戦となっており、試験期間中は、逐次試験を受けた方から情報が入るので、口述ゼミ生から入ってくる情報は大変助かりました。
    またふと湧いた疑問点についても、山内先生や口述ゼミ生に質問をして回答を得ることができた点は良かったです。実際、質問したものが試験で問われていました。
    試験2日前には、ともかく何も手につかないので、親に口述練習を付き合ってもらいましたが、答えが正確ではないのを指摘され逆に落ち着きを取り戻すことが出来ました。

    また、口述ゼミ生の方にメールなどで不安を言うことにより落ち着くことができ、そのような不安を言える仲間を作ることができ、口述ゼミを受講して本当に良かったと思いました。
    後のTVによると試験前に不安を書き出すと試験の成績が良くなるという実験結果があるそうです。

    試験本番では、緊張しつつも口述練習をしたおかげか、前年より緊張することなく受け答えをすることができ、また条文を基にした答えをしたおかげで試験官の対応がかなり好意的になった感じがしました。

    特許では褒められ、雑談をすることができ、意匠では時間内に終わることが出来ました。今年は問題が多く模試では早くとと言われましたが、問題を全部終わらせるには早口でよかったと思っています。
    また事例問題では聞き逃しが無いよう些細な内容でもメモすることにしました。これにより問題をもう一度言ってもらう時間のロスを防げたと思います。

    商標では予想外の問題が出て惨敗しましたが、特許と意匠の感じから前年より手応えを感じた結果となりました。合格発表までは不安で一杯でしたが、その間でも口述ゼミの受講生と不安を分かち合い、合格発表で共に喜び合うことができました。

    合格を勝ち取ることができたのは、前述した以外の努力もしたのもありますが、新橋ゼミの講座の受講が基本となって全ての努力が報われた結果となっていると思います。

    合格者の皆さんがよく言われることですが、口述落ちのこれから一年間勉強される方は、弱点を見直し、どのような方針で勉強していくのか計画して受講を決められるのが最も重要だと思います。
    その上で、他の受験機関を受講するにしても、新橋ゼミの口述ゼミは主軸として受講するに適したゼミであると思います。
    来年の口述試験は更に厳しくなり、また免除制度も見直しが図れるという話もありますので、受験される方は一層気を引き締め、ぜひ来年の合格をもぎ取るよう頑張って下さい。

    【Iさんからの声】(口述準備講座、審査基準講座、改正法講座、口述模試受講生)
    私は今年、4回目の受験で合格しました。

    去年、論文試験に合格するとは思いもせず論文試験後は何もせずに過ごしていたため、論文試験の合格は嬉しさ半分驚き半分でしたが、口述試験は70%受かるから大丈夫だろうとの期待から独学で青本を読み込むだけで口述試験に挑みました。

    しかしながら、結果は惨敗。ただ絶望するしかありませんでした。おそらくすべての科目がC判定だったと思います。既に弁理士として活躍している会社の同僚からも、なぜ口述試験に落ちたのか聞かれ、正直失意しかありませんでした。
    論文試験を受けなくて良いという安心感から翌年受験することは決めておりましたが、絶望感を引っ張ってしまったため、正月までは軽く青本を読むだけの生活でした。

    今年は、幸か不幸か短答試験が復活し、短答試験と口述試験を受けることになりました。去年論文試験に受かっている人間が短答に落ちてはならないし、2度も口述試験に落ちるなどありえないという周りからのプレッシャーをひしひしと感じていましたが、一つ一つ潰していくしかないと思い、短答試験は去年お世話になった某受験機関を利用しました。結果として、短答試験には無難に合格できました。

    6月に短答試験の合格がわかったあとは、口述試験対策をどうするか悩みました。去年の失敗の原因は、青本・審査基準の読み込みの浅さと口述への不慣れだと分かっていましたが、口述試験まで十分時間があったことからじっくり取り組みたいと思い、受験機関を探していました。

    そんなときに出会ったのがIPC新橋ゼミでした。
    講座の紹介を見てもかなりじっくり取り組めると感じたため、即決でした。

    実際受講してみると、青本・審査基準の懇切丁寧な解説や口述練習の豊富さなど、非常に満足できるものでした。独学では気づけないポイントにたくさん気づけて、実力は急上昇していきました。

    そしてなによりも、同じ目標を掲げる仲間の存在に救われました。「あの人も頑張っているから自分も頑張ろう。受かって一緒に喜びたい。」と、辛い時に何度救われたかわかりません。
    また、去年までの試験勉強は通信の受講だったので、なぜ受験仲間を作らなかったのかとても後悔しました。

    そして口述試験直前期になり、IPCには口述模試でもお世話になりました。2度目の口述試験ということで絶対に失敗できないプレッシャーと、毎日の勉強(平日は3時間、休日は10時間)とでかなり体力的に疲弊していましたが、なぜ去年不合格だったのかわからないぐらいスラスラ答えることができました。この時「今年はいける」と思い、かなり自信をつけることができました。

    迎えた口述試験の待合室では、極度の緊張で胸が張り裂けそうでした。特許法の部屋のイスに座った時がピークでしたが、出題される問題すべてが基礎問題のように感じ無難に試験は終了しました。お恥ずかしながら意匠法では全く歯が立たず、意匠法の部屋を出た瞬間に去年の失敗が脳裏をよぎりましたが、お世話になった人々の顔が思い浮かび、気持ちが奮い立ちました。廊下では「受かる受かる受かる…」と呪文のように唱えながら待ち、部屋に入って受験番号を告げる時も声を張りました。試験委員から「その感じは特許も意匠もうまくいったようだね?」と茶化されながらも商標法の試験は始まりましたが、それが功を奏したのか、すべての問題をびっくりするぐらい即答できました。試験委員も苦笑していました。

    試験は3分ほどで終わり、試験委員から「もう終わりでいいですよ。」と言われ部屋から退出し、私の弁理士試験は幕を閉じました。意匠法の試験で失敗したため多少結果を懸念していましたが、大船に乗った気で合格発表までは趣味に没頭していました。

    さすがに合格発表の日は朝から緊張しましたが、合格がわかると全身の疲れがどっと出て体が震えました。しかし、同僚を始め家族・友人が心から喜んでくれたのが非常に嬉しかったです。

    振り返ってみてわかったことですが、回り道ばかりしていた私を救ってくださったのは、IPCの豊富なインプット・アウトプットと、そこで得た仲間の存在でした。

    私の体験談が、これから弁理士試験に挑戦される方々の参考になれば幸いです。
    たくさん勉強させていただきました。ありがとうございました。

    【Sさんからの声】(口述準備講座、口述模試受講生)
    今年、口述準備講座(金曜夜)を受講し、最終関門を突破することができました。受験勉強開始8年目にして念願が叶い、山内先生をはじめ、亀卦川先生、一緒に受講した皆様に心より感謝いたします。
    昨年は、論文合格、口述落ち。今年は短答からの受験となりました。短答受験頃までは別の受験機関の青本講座を受講しましたが、その後全く勉強に手がつかなくなり、焦りの境地に達した7月に本講座の門を叩きました。
    私が本講座で良かったと思う点は、よく練られバラエティに富んだアウトプット演習です。毎回、筆記、条文暗唱、実戦演習の3本立てです。特に実戦演習では受講生三人一組で主査、副査、回答者を交代で行うことで適度な緊張感の中で実戦的な演習ができることに加え、試験官側に立つことが自分への良きフィードバックとなりました。
    また、宿題として指定される暗唱条文が適度に絞られている点も良かったです。本当は、出る可能性が少しでもある条文を全部覚えられれば良いことは分かっていますが、限られた期間の中で手を広げすぎると、私はきっと挫折していたでしょう。
    私の口述の勉強の中心は、講座のテキストでもある要点整理集を繰り返し回すことでした。本試でも運が良ければこれだけでも全問回答できるかもしれません。しかし、要点整理集に記載のないやっかいな問題が出題され、しかもそれが合否を分ける決め手となるようなケースも最近は多いと思います。この場合、決め手となる問題以外はノータイムで正確に即答し、決め手となる問題に十分に時間を残すことが本試では特に重要だと思います。心証も良くなり、助け舟が出る可能性も高まるかもしれません。最終的には青本、審査基準を含め満遍なくインプットすることが必要だと思いますが、この「即答すべき問題」が網羅されているのが要点整理集ということになります。
    とは言え、要点整理集の暗記にも非常に苦労しました。何十回読んでも端から忘れていくありさまでした。このため、最初から完璧を目指さず、キーワードを押さえることにしました。これには別売りの音声版が役立ちました。問題文は全文収録されていますが、回答はキーワードしか収録されてないので最初は少し不安でしたが、むしろ記憶に残り易く結果的にはとても良かったです。初めは割り切ってキーワードのみ覚えて、早期に一巡させ、覚える語句を補充しながら短サイクルで何度も回しました。
    最後に、口述の勉強は短答にも極めて有効でした。私は、短答では、過去問や模試を中心とした勉強で、基準点マイナス1点というスコアを長く経験しました。3年前の短答合格時もその延長で40点と余裕があるとは言えませんでした。口述の勉強を経た今年は、短答は通過さえすればよいというスタンスで望みましたが、結果的には50点とこれまででは考えられないようなスコアを取ることができました。

    【Hさんからの声】(口述ゼミ、青本ゼミ、意匠・商標審査基準講座、個別レッスン、集中個別レッスン、口述模試受講生)
    今年、口述試験に合格し、弁理士試験に最終合格することができました。これも、口述ゼミの山内先生、青本ゼミの山田先生のご指導、また、ゼミ生の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

    1年前のこの時期、全く口述試験に歯が立たず、どのように勉強しようかとネット検索していたところ、IPC新橋ゼミの説明会の情報を見つけ、説明会での山内先生のお話を聞いて、このゼミで1年間頑張れば合格できるかもしれないと思い口述ゼミ・青本ゼミに入会させていただきました。
    ゼミが始まり、まず、痛感したのが、自分は条文も青本も何にもわかっていないということでした。まともに条文、青本を読まずに予備校のレジュメだけで勉強してきたために、基本が全くできていないと痛感しました。
    口述ゼミ・青本ゼミでは、毎週条文暗唱の宿題、要点整理集の予習、青本の予習をしなければならず、とにかくノルマをこなしていくだけで精いっぱいの日々でしたが、私自身、何かノルマがなければなかなか勉強に身が入らないことがわかっていましたので、何とかゼミのみんなについていこうと考えて、勉強を進めていきました。しかし、条文の暗唱は毎回大変苦労しました。
    また、私の場合、短答試験が復活していました。過去の短答試験は、30点台ばかり、3年前の短答試験も40点ぎりぎりであり、苦手な短答試験が復活し不安な気持ちでおりました。
    4月中盤からは、時々ゼミを欠席し、短答試験の勉強に専念しましたが、口述ゼミ・青本ゼミではお休みしても欠席フォローをしてくださったので、短答の勉強のためにも家で欠席した部分を勉強することができました。また、お休みをしていても先生やゼミ生の方々が激励メールをくださり、本当に力づけられました。
    今年の短答試験で一番感じたことは、短答試験は条文を覚えていれば枝を切るのがとても楽であるということ、短答試験も青本からかなりの数が出題されているということです。苦手な短答試験でしたが、今年は今までとることができなかったような得点で短答試験を合格することができました。今考えると、4月はゼミを休まないでいた方が、もっと点がとれたかな・・・と思います。条文の暗唱の劣等生であった私ですが、必死で覚えようとしたものは頭のどこかに残っており、いざという時には出てくるものだと実感しました。
    短答試験が終わり、ほっとしたのもつかの間、口述試験に向けて、口述ゼミ・青本ゼミを再開するとともに、IPC新橋ゼミの意匠・商標審査基準講座を通信で受講しました。これは、自分であの膨大な量の審査基準を勉強する自信がなかったからです。審査基準講座を聞くことによって、効率的に審査基準を勉強することができるとともに審査基準も勉強したという安心感も得ることができました。
    また、個別レッスンも受け始めました。個別レッスンでは、勉強内容の他にも、自分では気づかない弱点や応答時の癖などまで指摘していただき、本番は余計な心配をすることなく、問答に集中することができました。また、雑談の練習もしていただきました。本番の雑談でほぼ同じ内容のことが聞かれたので、落ち着いて答えることができました。
    ここからが正念場という8月、9月に急に仕事が忙しくなり、思うように勉強が進まず、ゼミもお休みしなければならない日が多くなってしまいました。一時は「このままじゃ受からない・・・もういいや」と投げやりになってしまった時期がありました。
    そのようなとき、先生から叱咤激励や励ましのメールをいただき、何とか立ち直ることができました。また、ゼミの方々のみんなで力を合わせて勉強しようという姿勢に本当に助けられました。
    口述試験はたった30分ですが、どこが出題されるか全く予想もつかず、すべてを網羅して勉強していない非常に不安であるにもかかわらず、そんな実感を得るのは不可能に近く、直前期は不安との闘いの中での勉強となります。こんなとき、やはり、先生やゼミの方々との自主ゼミなどでの勉強を通して、やる気をもらったり自分を見つめ直したりすることができました。
    また、他の予備校の模試もいくつも受けましたが、ほとんどの内容は要点整理集に載っているか、載っているに等しいと思われました。これは、ゼミの方の何人かもおっしゃっていました。なので、最終的には、要点整理集に載っていない青本の記載などは要点整理集にメモして、とにかく先生がおっしゃる通り要点整理集は全部覚えるつもりでやり、条文を繰り返し読みました。
    そして、やはり最後は、1年間近く見ていただいた山内先生、山田先生にアドバイスをいただきたいと考え、IPC新橋ゼミの口述模試は3回受けさせていただきました。

    みなさんがおっしゃっているように、私も口述試験は運が大きく作用してくる試験であると思います。また、そのような試験に対する不安を抱えつつ、モチベーションを維持し勉強を続けるのは精神的にも大変なことだと思います。私の場合、信頼できる先生やゼミ生の方々との出会いがなければ、合格はなかったと思います。
    本当に皆様ありがとうございました。

    【Aさんからの声】(口述準備講座受講生)
    1.私は、昨年の口述落ちでしたが今年なんとか合格することができました。山内先生の口述準備講座(土曜昼)に参加することで、私の口述試験の合格率が口述試験時に0.0%から70%くらいに上昇したと思います。(合格率の残りの30%は試験官や日程による問題の違い等の運の要素も効いてきます。)口述試験のみを受験される方や、論文試験を終わった直後の方は、すぐにゼミに入って口述試験へ向けて準備した方がいいと思います。

    2.私は、短答試験では過去問を複数回こなし問題に慣れることで乗り切り、論文試験では要件や趣旨等をあまり暗記せずにその場で法文集を見て要件等を当てはめて論文を書いて合格してきました。しかし、口述試験は、正確に要件や趣旨を再現することが要求されます。そのため、昨年の口述試験では、私は、頭に知識が入っていないため聞かれた事に正確に答えることができず、その結果制限時間内に全ての設問を終了することができず、当然不合格となってしまいました。

    3.昨年の口述試験に落ちてからまったくヤル気がでず、今年の6月くらいまであまり勉強をせずにだらだらと過ごしていました。その後、自宅で口述の過去問を解いてもまったく答えられないことに気が付き、このままでは落ちると思い、たまたまネットで検索したらでてきた口述準備講座を取ることにしました(値段も比較的安かった)。

    4.口述準備講座では、口述試験を合格するために必要なこと、つまり条文や青本の趣旨を正確に暗記することを意識付けしてもらえます。口述試験では、受験生が理解しているかどうかの判断は、条文や趣旨の正確な文言を使って再現できているかどうかで評価されると(私はそのように)思います。そのため、全ての条文及び趣旨を正確に暗記したら合格率は100%に限りなく近くなると思います(逆に言えば、暗記量がが減るとその分に比例して合格率が下がると思います。例えば、特許法は100個の条文、意匠では30個の条文、商標では40個の条文しか暗記できていないと、合格率は50%のように…)。口述は制限時間10分以内に全ての問題を終わらせる必要があり、条文や趣旨の暗記は必須です。暗記していないと口から答えが出てきません。曖昧に答えても試験官は原則良しとしてくれません。例えば、「先使用による商標の使用をする権利の要件を条文の言葉で言って下さい」という問題がでた場合、暗記していなければ答えられずそれで商標の試験は終了になります。(法文集を試験中に見ることができますが、見てもその場ですぐに条文の文言が頭に入るものではないため答えることはおそらくできません。)

    5.暗記は家で一人でできそうですが、他人から強制されないと結構難しいです。ヤル気がでません。口述準備講座では、山内先生から毎回宿題として条文を暗記してくるように言われました。暗記した条文を多くのゼミ生の前で披露しなければならないため、宿題をサボることもできませんでした。

    6.条文の暗記は、一ヶ月もすれば慣れてきて、そして日々努力をすれば、口述試験時には必要な条文のほとんどを暗記できるようになります。(商標の暗記(特に、37条や2条3項等)は非常に苦労しました。私の場合は、口述試験前の7月~10月の間中は毎日(平日4~5時間、休日10時間くらい)条文や趣旨の暗記に時間を割いていました。)

    7.条文を暗記すると、要件や効果等もいっそう理解できるようになります。そのため、もし、これから論文を受験される方がいるならば、論文の勉強の段階から条文を暗記するようにして、条文の文言で論文を書けるようになると口述にも活かせるとおもいます。

    8.口述試験はもう二度と受けたく無い試験ですが、不思議なことに、合格したら、法律の理解がよりいっそう深まることや自信に繋がる点で口述の勉強をしてきてよかったと思えます。山内先生は、話し方や人当たりもよく、質問すればすぐに答えも帰ってきます。人のやる気をあまり削がないように(褒めて伸ばす)ゼミ生に接していただけます。

    9.以上、まとまりの無い文章でありますが、4万程度の出費で合格率が格段に上昇するため、口述ゼミは受けた方が良いし(とくに、私のように論文試験合格まで条文や趣旨の暗記をしてこなかった方)、口述試験は弁理士試験の中で一番難しい試験であるため、しっかりと準備した方がよいです。

    【Kさんからの声】(口述ゼミ・青本ゼミ生・集中個別レッスン・口述模試受講生)
    本年、口述試験を無事突破することができまして、ご指導いただきました口述ゼミの山内先生、青本ゼミの山田先生には大変感謝しております。また、一緒に勉強してきたゼミ生の皆様にも大変感謝致しております。ありがとうございました。

    資格試験は水物であるとよく言われますが、特にこの弁理士試験は、1次(短答)、2次(論文)、3次(口述)と進むに従い、受験者に不公平な試験であると考えます。短答試験は、試験範囲全般に手広く問題が出され、マークシートで公平に採点されます。しかし、口述試験は、受験する日によって出題内容が異なり、試験委員も厳しかったり優しかったりまちまちです。
    本年の合格発表後、様々な方の試験結果を聞いていると、正直な感想として、何でこんな実力者が落ちてしまうのか信じられないと思う一方で、この人はあんまり実力がないと思っていたのに合格できたんだなと思うことがありました。この点については、短答、論文試験の結果よりも強く感じています。
    私自身、今年は1次及び2次試験は免除で、3次試験のみの受験でしたが、この1年間、夏頃まではなかなか勉強時間を確保できず、口述ゼミの中ではいわゆる劣等生であったと思っています。そのため、私も、今年は試験日及び試験委員の巡り合わせがたまたま良かったため、合格することができたと思っています。

    とは言うものの、口述試験も、しっかり勉強をして実力を付けていけば、このような運の要素を小さくすることができ、最終合格できる可能性は高まるはずです。
    私もようやく勉強する時間を確保できた秋頃から、口述試験はこういう勉強をすればいいんだなという方法が見えてきました。
    実際には、やっておきたかったこと全ては試験日当日までに消化することはできなかったのですが、その方法で優先順位が高いと考えるものから、試験を野球のバッティングに例えて紹介致しますので、もし勉強方法にお困りの方は参考にしていただければ幸いです。

    (1)直球ど真ん中への対応 ‐ 「条文の暗誦、青本等の趣旨・理由付けの暗記」
    もはや、アイピーシーの口述ゼミ生・青本ゼミ生に限られず、口述試験を受ける方の大半の方は、主要条文の暗誦、青本等の主要な趣旨・理由付けの暗記については完璧にして試験に臨んでくると思います。
    試験委員が条文、趣旨について聞いてきたら、「待ってました」、と思える位に準備しておく必要があると思います。
    この点の具体的な勉強方法については、主要条文を日々コツコツと暗記し、「口述要点整理集」で問われている範囲の内容は最低限しっかり答えられるようにし、青本、審査基準をよく読み込んでおくことにつきるかと思います。

    (2)変化球への対応 ‐ 「短答・論文の勉強に立ち返る」
    実際の試験では、上記(1)だけでは足りずに、「こんなことを聞くのか」、「今何を答えればいいのか」と焦ってしまう問題も出されます。しかし、今年の試験、及び過去問を簡単に分析したところ、短答及び論文試験を突破してきた人にとって、全く知らないことを問われている可能性は低いと思います。
    このような、試験委員がいわゆる変化球を投げてきたときの対応は、短答及び論文試験の対策時の勉強が活きてくると思います。
    短答や論文試験で変化球を投げられるときのために、メジャーでない条文もよく読んでおいたり、レジュメを読み込んだりされてきたかと思います。
    口述試験の勉強では、上記(1)の対策にはまり過ぎる方がいらっしゃるようですが、意外と、このように、全条文の読み込み、短答・論文の勉強に用いたレジュメの再読み込みがこの(2)の対応に適していると考えます。

    (3)魔球・超剛速球への対応 ‐ 「アウトプットの練習をする」
    上記(2)のような条文・レジュメの読み込み等だけでは対応しづらい、もっと厄介な問題も出題されることもあるかと思います。このような問題への対策は、やはり、アウトプットの練習をひたすらすることが良いのではないかと思います。
    すなわち、ヒントを出してもらい何とか答えに辿り着く練習です。最初は的外れでも受験者から諦めずに何かを発信し続け、試験委員と対話を繰り返すことで、自ずと、魔球は止まって見えるようになると思います。
    この点につきましては、口述ゼミ内で、要点整理集には載っていない結構マニアックな問題が出題されることがありますので、かなり鍛えられます。また、私の代では、ゼミ内メンバーで自主ゼミを開催し、アウトプットの練習をしてきました。さらに、練習時に出題する側になってみるのも、どうすれば答える側が正解を言ってくれるかということを試行錯誤することで大いに勉強になります。

    (4)最後に
    冒頭で述べましたように、口述試験は、何とも気まぐれな試験です。一人で悶々としているよりは、同じ境遇の人達と一緒に、楽しくかつ真剣に勉強していくことが良いと思います。
    この点、アイピーシーの口述ゼミは、山内先生が非常に親しみやすく、ゼミ生が皆仲良くなりやすいと共に、やることはしっかりやるゼミです。

    これからアイピーシーの口述ゼミに入られる皆様が、来年最終合格されることを心よりお祈り申し上げます。

    【Tさんからの声】(口述準備講座受講生)
    山内先生の口述準備講座を受講いたしました。
    私は予備校に通う時間が勿体無いと感じていたので、受験勉強を始めたころから受験機関は全て通信で利用していました。受験仲間ができない寂しさはありましたが、通信は自分の分からないところで一旦止めることができるという良さがありました。論文試験までは通信でも十分だったのですが、さすがに口述試験対策は対面でないと練習にならないと思い、口述試験前から通学としました。
    口述準備講座の利点は口頭で受け答える経験ができ、客観的な視点で見てもらえることだと思います。従って、青本や審査基準などの基本的な知識については、可能な限り受講前に身につけておく必要があります。実際に口頭で答えてみると理解が足りなかった部分が見えてきますので、その部分を補強していくというやり方が私には有効でした。
    口述試験は年々厳しさを増しています。最終合格を目指す以上はいつか受けなければならない試験なので、重要な条文は早くから暗記するように心がけていました。
    弁理士試験は精神的、体力的にもしんどいことがあるかと思いますが、ストレスと上手く付き合いながら取り組んでいいただければと思います。

    【Fさんからの声】(口述ゼミ・青本ゼミ生・集中個別レッスン受講生)
    私はIPCに2年間お世話になり、口述試験3回目でようやく合格しました。青本ゼミ、口述ゼミ、審査基準講座なしでは、最終合格はあり得なかったと思っています。また、同じゼミを受講しても、ゼミの使い方や自分の勉強のやり方次第で合否は変わるということを身をもって体験しました。私のような失敗をする方が一人でも減るように、体験談を書かせていただきます。

    1、2010年口述落ちまでの勉強
    2010年、論文には受かったものの、口述試験には落ちてしまった。それまで某大手予備校の通信講座とレジュメ暗記を中心に勉強していたので、弁理士試験に関連する言葉を自分の口から発したことがなかったし、条文は全く覚えていない(どこに何が書いてあるのか把握できてない)、青本はほとんど開いたことがない状態だったので、落ちるべくして落ちたと思う。

    2、2011年口述に向けての勉強
    ■ 青本ゼミ
    口述に落ちてみて「とにかく口頭で応える練習が必須、青本も読まないといけないんだなあ」と思ったので、口述ゼミに入り、青本ゼミも通信で受講することにした。しかし、2週に一度の口述ゼミに向けて、要点整理集の内容を覚えるだけで精一杯な上に、青本ゼミを一人で夜中に聞くのは眠くて続かず、青本ゼミを聞くのは3回くらいで挫折してしまった。これがこの年の最大の失敗だった。
    ■ 口述ゼミ
    口述ゼミでは、受講生が3人一組になって問答をするのだが、最初の頃は法律用語が自分の口になじんでないというか、頭の中にあるはずのことがきちんと言えずできず、本当にもどかしい位だった。ゼミの出題範囲の青本も読まないとなあ・・とは思いつつもその分厚さに圧倒されたことと、重要な(メジャーな)趣旨は要点整理集にあるからと思い、青本からは逃げてしまった。少し慣れてきて要点整理集の内容は毎回ほぼ完璧に覚えてからゼミに臨むようにすると、ゼミでの受け答えはスムーズにできるようになっていった。しかし、青本からの出題、条文そのものを言う問題には答えられていなかったが、直前期に補充すればいいやと思ってその対策は十分にしなかった。
    口述ゼミは5月くらいまでに4法を1周し、8月くらいまでに2周目をするので、各法域の要点整理集の内容は全て覚えたはずだった。しかし、9月になって4法を総合して問題が出されるようになると、法域ごとの頭の切り替えができず、また覚えたはずのことも忘れてしまっており、本当に焦った。とりあえずそれまでにやってきた内容を復習して覚えなおした。
    ■ 口述直前期
    口述模試が始まると、覚えていることは上手に答えられたので、褒めていただけることも結構あった。模試等で見つかった知識の穴は逐一埋めたが、相変わらずインプットは要点整理集やゼミ・模試で問われたことを中心にしていたので、それ以外のことを聞かれるとイヤだなあという不安を抱えたまま、本試験に臨んだ。
    ■ 口述本試験
    本試験は特実はまあ無難に終え、B評価をもらえたと思う。意匠では、3条2項のH8改正について問われ、凍りついた。青本をちゃんと読んでいなかったので、全くのノーケアだった。事前の不安が的中してしまった。その場で考えていろいろ言ってみたが、時間切れ。商標では3条1項について問われ、慣用商標の定義を答えたときに、微妙に何かを間違って答え、もう一度言わされ・・というやり取りを繰り返すうちに、不理解が露呈してしまい、答える度に試験官の表情が曇っていった。その後の質問にも1つ答えるたびに、確認が入り、それに答えるとまた空気が悪くなっていく・・という最悪の展開だった。合格発表を待つまでもなく、落ちたと確信した。

    3、2012年の口述に向けての勉強
    ■ 2011年の反省
    7割受かる試験に2度も落ちるなんて、しかもこの1年は口述だけの勉強をしてきたのに・・と本当にショックだった。もうやめようという考えも浮かんだが、1年前に比べれば格段に答えられるようになり、あと一歩の所まできているんだと思い、あと1年だけがんばることにした。1年後の試験では苦手な短答が復活するので、不安になり、その年の短答本試を解いてみた。2年前の短答ボーダー合格時と点が変わっていない上に、4法だけでも8割切っていて、まだまだ実力不足であることを改めて思い知らされた。
    口述ゼミで一緒だった方達は私以外全員合格していた。一人取り残されて悔しかったが、ゼミで1年間やってきたことは正しいということが実証され、仲間達にはあるが自分には欠けているものを補えば翌年は合格できると考えることにした。合格者数人に1年間どんな勉強をどんなスケジュールでやったか教えてもらったところ、自分の1年に比べ、合格者の勉強は質も量もはるかに上で、自分が落ちたのは当然だったと素直に思えた。仲間にもらったアドバイスは、次の1年の勉強計画をたて、実行する上で大きな指針になり、精神的にも大きな支えとなった。
    翌年に向けて頑張る気持ちも固まったので、さっそく口述ゼミに申し込んだ。他の受験機関も検討したが、口述ゼミ自体の合格実績は確かであること、私が落ちたのはゼミの使い方や勉強方法を間違えていたからであって、今年はそこを変えれば合格できるはずと考えて、もう一年山内先生にお世話になることにした。
    1年後の合格に向けて、昨年の反省を活かして、勉強の方針を決めた。
    ・青本ゼミをしっかり聞き、理解する。また、条文は短答対策の要なので、ゼミで指定される条文を中心に、可能な限り覚える。
    ・口述ゼミは失敗/苦労の場にする。前年は毎回のゼミを無事に乗り越えることに必死になってしまい、本試験で成功するための失敗をあまりしていなかった。また、ゼミまでに必死に趣旨等を覚え、ゼミは覚えたことをただ吐き出す場にしてしまっていた。「覚えていることを声に出して言える」ことはできるようになっていたが、「記憶の跡がうっすらあるだけの知識を引っ張りだし、上手につなぎ合わせて試験官が求めている答えにする」練習をしていなかった。完璧に暗記したつもりで試験に臨んだとしても、本試験では答えに窮する場面やちょっと頭を使って説明をしないといけない場面が必ずあり、それを乗り越えないと合格にたどり着けないと思った。そこで、口述ゼミは試験官とキャッチボールをしながら苦労して正解にたどりつくという練習をする場にすることにした。そのために敢えてゼミの出題範囲の先回りをして勉強し、忘れかけた頃にゼミに臨むことにする。
    ・自分の現在地と、合格に必要なことの距離を常に計算して、勉強の計画をたてる。また、やるべき量を週毎にきちんと決める。
    ■ 青本ゼミ
    口述ゼミが開講すると忙しくなると思い、年末までに前年のDVDを通しで聴講した。1年前には投げ出してしまった講座だが、楽しんで聞けるようになっていて自分でもびっくりした。1年間の勉強で趣旨等を覚えたことや法律用語になじんだ成果だと思う。3時間通しで聞くのは時間の確保が難しいので、通勤等細切れ時間に聞き、再度聞き直す必要がないように青本にメモを書いたり、線を引いたりした。
    青本はわかりにくい条文を逐条解説してわかりやすくしたものではあるが、やっぱり青本の記載もわかりにくいので、この講座は「青本逐条解説」という感じで本当に有益だった。口述では、青本趣旨のキーワードを答えたら、そのキーワードについてさらに説明を求められるということが結構あるので(理解が浅いとか間違ってる等の疑いがあるときに、本当に理解しているか確認するために聞くのだと思います)、青本の記載を再現できるだけでなく、自分の言葉でも説明できるようにきちんと理解しておくことが必要だと思う。山田先生は、感覚的に理解できる表現や平易な言葉で説明して下さるので、青本の理解、そしてそれを通じた条文の理解が深まった。
    ■口述ゼミ
    勉強の中心は、短答までは条文>青本>審査基準、短答後~口述までは青本>条文>審査基準、改正本の理解と暗記にすることにして、スケジュールはゼミを基準としてたてるようにした。
    5月まではゼミの出題範囲の短答過去問を解く度に条文と青本を確認するという作業を繰り返し、とにかく条文理解・暗記と青本理解に力を入れた。条文を文言通り覚えてくると、ゼミで試験官役をやる時に、受験生が「条文の言葉」で話していないと気になってくるようになり、本試験ではこう見られるのだなあ・・と実感し、ますます条文をちゃんと覚えようと思えた。趣旨についても同様で、ゼミでの問答を通じて、「青本のキーワードは言ってるけど、ロジックが理解できてない」とか、暗記に頼った勉強をしていて青本はちゃんと読んでいない・・こと等が答えから透けてみえることがあり、前年に自分が不合格だった理由と目指すべき方向がよくわかるようになった。また、ゼミ生のみなさんはとてもレベルが高かったので、ゼミ生同士で問答をしあう中で疑問が生まれ、それについてディスカッションし・・という過程を通じて、理解が深まり、記憶も濃いものになった。受験生役のときも、理解が浅い部分や条文暗唱では、ゼミの仲間や山内先生にいじめて(?!)もらうことにより、何とか窮地を切り抜ける練習を重ねることができた。正直辛かったが本試験でいじめらるよりずっとマシだと思った。
    また、自主ゼミにもできる限り出席し、問答の練習回数を増やすようにした(運営のお手伝いはほとんどできず、お世話になりっぱなしだったので、幹事の方々には深く感謝しています)。口述要点整理集は重要事項が網羅されているので、自主ゼミで問題を出しあうためのツールとして便利だった。
    短答終了後は、青本ゼミ・審査基準講座・H23改正講座をもう一度聞き、また青本、審査基準、改正本を精読して、覚えるべき事項はすべて青本と審査基準に記入し、直前期に確認しやすいようにマーキングした。
    ■ 口述直前期
    それまでに必要な情報は青本に一元化していたので、それを復習し、知識の穴をなくすことを心がけた。条文暗唱はやりだすとキリがないので、短答前に結構覚えたのだから、いざとなったら条文集を見ようと覚悟してほどほどにした。
    ■口述本試験
    口述本番は、特実、意匠はうまく答えられ、試験官からお褒めの言葉をいただいた。条文の言葉で話すことにより良い印象を持ってもらえたと思う。また、求められている最低限のことだけを答え、聞かれたら次を答えるようにして、突っ込む余地をできるだけ少なくするようにしつつ、試験官とスムーズにキャッチボールするように心がけたことが良かったように思う。商標は「60条の中用権」について問われ、「60条?中用権はもっと前だし・・」と焦ったが、「一般にいう後用権を中用権と呼ぶ説もあるので、中用権、後用権という言葉を使ってはダメなんです」という青本ゼミ山田先生の言葉が頭をよぎり、何とか切り抜けることができた(心の中で「山田先生、ありがとー!!」と叫んだ)。

    4. 口述突破までの2年間を振り返って
    口述合格には条文、青本、審査基準等の法律理解と、それを事例にあてはめ的確に人に説明するという能力が必要だと思う。あたり前のことだが、それが弁理士=代理人として必要なことなのだと思う。私の場合、法律理解のために必要なインプットとして青本ゼミや審査基準講座、事例あてはめ・説明能力の研鑽の場として口述ゼミの2本柱を活用したことが合格に結びついたと思う。

    【Tさんからの声】(口述準備講座・集中個別レッスン受講生)
    私が口述準備講座に参加を決めたのはまだ論文試験前でした。
    論文に落ちたとしてもどうせ秋口までは論文の勉強はしないだろうし、口述の勉強は論文にも役立つだろうということで参加することにしました。

    毎回、暗記すべき条文が提示されるのですが、1回目の分はなんとか覚えて初回に参加しました。先生と対面で1回、他の時間は、受講生3人1組で問題を出し合う形式の訓練をするのですが、インプットが全くできておらず、いい加減にしか答えられない問題も多くあり、他の受講生の方の足を引っ張ってしまうのではないかと心配になりました。

    その後も「要点整理集」を覚えなければと思いつつも、毎回暗唱すべき条文が足かせとなりなかなか手を付けられないという悪循環に陥っていました。
    感覚的には8~9割方の時間は条文暗記に費やしたように思います。普通はコツをつかんで暗唱もそんなに時間をかけずできる様になるらしいのですが私の場合はサッパリでした。(9月に入ってからは無理なものは無理と割り切り、時間を決めて条文暗唱に割り当てることにしました。)

    先生からも「条文は聞かれないことも多く要点整理集の方が大切だ」との助言は頂いたのですが、通しで1回しかできませんでした。音声版も入手し通勤時に聞くようにはしたのですが、何となく効果を感じられず、自分で吹き込んだ条文を聞いたりしていました。
    時間をかけたのは、条文、青本の趣旨や理由付けの暗記だったように思います。

    そうこうしているうちに模試が始まりました。会派は受けず、予備校の模試は5回受けました。その中でも新橋ゼミの模試は厳し目でお勧めです。(本試験同様、試験官役の人によるとは思いますが大手は総じて温かったです。)。
    さらに言えば、模試とは別に集中口述個別レッスンというのがあるのですが、孤独感が本試験に似ていて良かったです。個別レッスンは比較的早い時期から行われていますので口述未経験の方は早い時期に受けておくと良いと思います。
    模試の成績は、新橋ゼミの山田先生の商標は2回とも最後まで答えられなかったのでCだと思いますが、あとはBは取れたと思います。

    自信は全くありませんでしたが上手くいけば何となく行けるかなぐらいの感覚で本試験を迎えました。あれだけ懸命に覚えた条文もほとんど覚えていない状態でしたがあまり緊張感もなく、「今年は無理かな」ぐらいの感じでした。

    最初の特許は最後まで答えられず終わってしまいました。廊下で意匠の番を待つ間に「想像していた試験と違う。模試よりもはるかに厳しい。」と思いました。別に問題自体が難しいとは思いませんが何となく勝手が違うのです。意匠・商標も決してできたという確信は無いまま追い出されるように部屋を出ました。

    試験が終わって帰路に着くときは間違いなく不合格だと思いました。ただし単に準備・実力不足だと思いましたので気分的に落ち込むことはありませんでした。しかし、何度受けても確実に受かる自信は持て無い厄介な試験だなとも思いました。

    発表の日までは、毎日各予備校の口述講座をチェックしていました。自分の模試や本試験での経験上、合っていても揺さぶられたり、無反応だと自信がなくなってその後の回答がくずれてしまう傾向があったのでそういう訓練をできるところやあるいはそれに負けないインプットができるところが良いのかなと思ってみていましたが実際受けてみないと何とも言えずどうすれば良いか迷っていました。
    そんな状態で発表の日を迎えましたが、自分の番号を見つけたときはホッとしました。

    運良く受かった感じですが、これから初めて口述試験に望まれる方は、次のような点に注意して準備するとよいと思います。
    口述経験者が多ければ別だと思いますが、受講生同士ではどうしても馴れ合いになったり、そもそもレベルが低かったりで、何となく答えられることをもって良しとして、そのまま実際に本試験を受けると後悔する事になります。
    受講生同士でも毎回時間を計って、間違った場合は誘導無しで放置したり、ひたすら「本当ですか」を繰り返して、時間切れならC判定する。といった姿勢で訓練を行ってそれに負けないインプットをする必要があると思います。あまり徹底してやると人間関係が壊れたりして予備校などでは難しい面もあるかもしれませんが基本的にはそういう意識で取り組んでいただけると良い結果が得られるのではないかと思います。

    _________________________
    23年合格者からの声です。

    【Sさんからの声】(口述ゼミ大阪受講者)12月10日更新
    私は口述試験に一度落ち、今年は無事合格できました。合格できたのは、口述ゼミに参加し、本間先生からきめ細かな指導を賜り、
    また個別レッスンでの的確なアドバイスのお陰だと感じております。実際、本間先生は「口述要点整理集」の筆者でもあり、口述試験については本当によく研究されています。

    口述試験のみ勉強する一年間は、試験生活で一番精神的にきついものでした。 しかし、口述ゼミに参加し、毎回の出題範囲を予習することで、ともすれば下がりがちなモチベーションが維持できました。また本間先生が要点整理集以外でも独学では気付きにくい内容や、新たな情報を与えてくれたお陰で、毎回フレッシュな気持ちでゼミに臨むことができました。

    口述試験に落ちるメンバーは既に相当の知識を持っている人たちでありますから、適度に知識欲を満たしてくれる本間先生のゼミは良い刺激となっていたと思います。そしてそれが一年間、勉強意欲を低下させない鍵になっていたと思います。

    今年度も3割近くの方たちが口述試験に落ちてしまいました。また25%の人が2度落ちしました。
    しかし辛くても現実は変えられません。そしてライバル達は既に勉強をスタートしております。口述ゼミは他の自主ゼミ等と違い、信頼できる先生が長期間に渡り指導してくれるため、安心して勉強が続けられると思います。
    口述試験に落ちてしまい、今後どうしようか考えている方に口述ゼミをお勧めします。

    【Iさんからの声】(口述ゼミ大阪受講者)
    1.はじめに
    私は、恥ずかしながら十数年、弁理士試験の勉強をしてきました。
    そんな中、2010年論文式試験に合格し、これでやっと受験勉強から開放されると信じていたのですが、残念なことに口述落ちとなってしまいました。おまけに、「短答復活」というハードルも加わり、そのショックからは、なかなか抜け出せませんでした。

    2.ゼミ選び(2010年11月)
    ショックの最中、来年の口述を突破するために、「独学では、限界がある。ゼミに通うことは合格のための『絶対条件』である。」と考え、ゼミ選びを開始しました。実際には、GSNとLECとで迷いましたが、(1)「口述要点整理集」の著者である「本間先生」のご指導を受けることができること、(2)2週間に1回行なうことによるペースメーク、(3)「本間先生」の個別レッスンを受けたことのある友人の勧めにより、GSNの「2011ペースメーカー口述ゼミ(大阪)」にお世話になることにしました。

    3.ゼミ(2010年12月~2011年9月)および短答式試験(2011年5月)
    ゼミの授業内容は、極めて実践的でした。本間先生が、10名程度のゼミ生に一人ずつ「定義・条文の暗唱」を出題し、「口述」により回答させることから始まりました。2~3回りすると、次は「口述要点整理集」の内容や2010年度の過去問および青本からの新作問題を、これまた一人ずつ質問するという形式で、授業は進められていきました。
    そして、毎回、定義・条文暗唱が宿題として出され、2週間の間に、宿題と次回の要点整理集の範囲を暗記するということを繰り返しました。
    また、受験生が理解している様でしていない内容(実用新案登録に基づく特許出願、間接侵害、マドプロ等)については、集中的に講義をしてくださいました。受験生からの質問についても同様に、例えば「又は、もしくは、及び、並びに」についての条文上の使い方について質問をすると、授業中に丁寧に説明をしてくださいました。
    以上の結果、人前で回答するという緊張感に対して慣れることができ、さらに、回答できない場合の恥ずかしさが暗記のモチベーションを高めてくれたこと、かつ、正確な条文の理解と暗記の反復により、実力を高めることができたのだと考えます。
    この授業形式は、口述試験対策として非常に有効な学習方法であったと、つまり、「口述試験」という、「原則」を体で覚え込むことが必要な試験に対し、この様な実践形式の授業により、対応することができる様になったのだと、考えております。
    一方、短答試験ですが、四法(特・実、意、商)については、ゼミの勉強がそのまま短答対策になりました。ですので、短答試験直前でもゼミには出席し、知識の補強を行ないました。条約、不競法、著作はほぼ独学となりましたが、短答の結果は「49点」であり、ゼミの成果が現れていたのだと考えております。

    4.自主勉強会の開催(2011年6月~10月)
    短答試験を突破することで、ようやく口述対策に力を集中することができる様になりました。そこで、ゼミ生の皆さんにゼミ終了後またはゼミの無い日の「自主勉強会の開催」をご提案し、短答・論文で出題された問題の分析、条文、審査基準、要点整理集の暗唱、2010年過去問の分析等を、喫茶店等で行ないました。実は開催に際し、ゼミ生の中に私と同じ様に考えていらっしゃる方がおられ、その方が暗唱すべき条文の抽出等をしてくださり、その方と共に勉強内容を決めて、自主勉強会を進めて行けたことが、会を継続できた理由だと考えています。
    結局、7月からは、毎週土曜日は、ゼミまたは自主勉強会に参加していました。条文暗唱はなかなか記憶に定着しづらいため、このころから暗唱に取り組んでいたおかげで、本番直前ではあせらずに済んだことが非常に精神的に楽でした。これから勉強される方は、もっと早くから条文暗唱に取り組むことをお勧めしたいと考えております。
    また、ゼミの最終回終了後は、一般の会議室を確保し、引き続き口述模擬試験を行なうなど、直前までゼミ仲間と共に勉強を続けられたことも、合格できた要因と考えております。

    5.青本、審査基準の読込みおよび2010年口述試験 模範解答作成(2011年6月~9月)
    青本は、某塾長先生の青本解説講座を一回ししかできませんでした。意匠及び商標審査基準についても山田先生の「審査基準解説講座(2010年度版)」を一回ししかできませんでした。これは、「2010年口述試験 模範解答作成」に時間をとられてしまったことが原因です。
    過去問の再現としては、GSNから再現集を購入したのですが、ほぼ生の再現であり、「正答」が何なのか不明な状態でありました。試験官によっては、同じ答えをしても許してもらえなかったり、キーワードが出るまで次の問題に進んでくれなかったり、「NGワード」を言ってしまったりと、本当に生の再現でした。しかし、実は、生の再現であるからこそ、複数の再現を比較すると、試験官の答えさせたいポイントや、正答が見えてくることに気付きました。そこで、この資料から正答を編集し、かつ出典がどこからであるのかを正確に分析することで、試験レベルの認識と再び同様のことを聞かれても悔しい思いをしないために、模範解答の作成に取り組みました。
    しかし、当初は簡単に終わるであろうと予想していたのですが、予想に反し、膨大な時間を必要としてしまいました。分析し始めると、口述の問題は、原則としては青本から出題され、意匠・商標についてはときどき審査基準から出題されていることがわかりました。そして、該当する青本の箇所を参照しながら、模範解答を作成するのですが、時々、別の項や条文に記載されている内容から引用していたりするので、何度も何度も青本を見直ししながら、作成を進めることを余儀なくされました。また、キーワード、引用元、注意事項も模範解答に追記し、本試直前の見直しにも耐えうる様にしました。さらに、2010年度の短答・論文で聞かれたことも、口述で聞かれていたため、その分析も行ないました。
    以上の作業により、2010年の過去問については、ほぼ完璧な状態とすることができました。

    6.ゼミ終了後から本試験まで(2011年9月~10月)
    先述した自主勉強会を継続し、9月は条文暗唱や、先述の「2010年口述試験 模範解答」を使用しての模擬試験を行なったりしました。また、本間先生がSkypeを利用して個別レッスンを数回してくださいました。
    10月に入ると新橋ゼミ、TAC、西弁、LECと合計4回の模試を受け、入手した予想問題を自主勉強会等で憶え込みました。今年は、TACの予想問題が本試験に的中している様であり、最後の最後まで暗記に努めました。

    7.口述試験当日(2011年10月19日)
    5日目の午前だったのですが、正に、人生の正念場でした。「もう2度と味わいたくない」とそう思える一日でした(今から思えば戦勝記念日となったのですが・・・)。
    私は、午前の5番目で試験スタートしたのですが、あろうことか、特・実(特許無効審判)で躓いてしまいました。
    そのとき、「これは、大変だ!やばい!特許で、いきなりつまずくか・・・。俺は何をしに来たんだ。落ち着け、落ち着け、次、二連勝すればいいんだ。落ち着け・・・。」という心理状況でした。
    終始、副査の方は、助け舟等出してくれず、最後の最後まで、主査の方との孤独な戦いでした。今、考え直すと、ただ単に、132条の2第2項2号の出だしの「前号に掲げるもののほか、・・」を言わせたかったのだと思います。「痛恨の極み」とは、正にこのことでした。
    そして、5分と空けず、意匠となりました。正に、二連勝を課された正念場の第一ラウンド、アドレナリンがふつふつと頭に注入されていくのがわかりました。「どうぞおかけください」と促され、着席し、いざ、試験に突入しました。
    意匠法は、私の事前の予想に反し、分割・変更について聞かれ、「3条の2、関連、秘密、でないのか、大外れ・・、でも、そんなことはどうでもいいから、集中だ!集中!」と、さっきのショックが未だ癒えず、主査の質問が、頭を素通りしそうになる状況でした。
    そんな中、主査・副査共に優しい方で、あっという間に質問&回答が全て終わり、「早すぎましたね。チャイムが鳴るまで、しばらくここで待機をお願い致します。」ということで、雑談に移りました。
    「それにしても、よくおできになっていますね(という様な感じのことを頂戴した)。」と言われ、こっちは、第一ラウンドをしのぎきって、「首が何とかつながった」「次だ次」と臨戦態勢であり、喜んでいる状態ではなく、「ありがとうございます。しかし、さきほどの特許で「C」かもしれませんので、なかなか厳しい状況でおります。なんとか引き続きがんばります。」と答えることで精一杯でした。
    それからは、「受け答えのリズムが非常に良かったですよ。何が出題されるか、予想されていましたか? どちらで働いておられるのですか? 勉強をされてどれくらいですか? 今年の論文はどうでしたか?」 などなど質問を受け、やり取りをしながら、時間をつぶしていました。
    最後に、「今の調子で行けば、きっと大丈夫だから、落ち着いて商標に臨んでくださいね。」と優しいお言葉を頂き、これでやっと気持ちが落ち着けました。試験官の方でも、「こんな優しい方がおられるのか」と感じました。
    1回目のチャイムが鳴ったので、「お世話になりました。有難うございました」と挨拶の後、退室しました。(意匠は、条文を参照せずに済みました。)
    さあ次は、最後の商標、二連勝を課された第二ラウンド、しかし、不思議と落ち着いていました。前の意匠の主査の方からの励ましが効いていたと思います。
    商標法は「マドリッド協定議定書の特例」でした。「出たー!!! マドプロ、今日か明日かと思ったけど、来たかー!!! よし来い。あんまり自信は無いけどそんなに難しいことは聞かないだろう。ゼミでいろいろ演習したし、・・・」ということで、試験に突入しました。結局、商標は、副査の方の神様のような助け舟に救われ、何とか試験も終了しました。
    最後、副査の方から、「そうです。終わったんですよ。大丈夫ですよ。」と言われ、一気に気が抜け、涙が出そうになり、そして、第一回目のチャイムが鳴りました。「有難うございました。本当に、お世話になりました。有難うございました。」と涙ぐんで、挨拶をして退出しました。
    結果として、副査の方の「神様のような助け舟」で一気に「OK」としてもらったと考えます。運が良かったとつくづく思います。さらに、口述ゼミでの集中練習が実を結び、前半の答弁で、「通してやろう」という心象を抱いていただけた結果でもあろうと思います。
    試験全体を通しては、
    特許は ×(ひょっとしたらBかも? と期待)
    意匠は ○
    商標は ○
    と自己評価しています。
    最初の特許で、緊急事態警報が発令し、「大変だ!やばい!特許で、いきなりつまずくか・・・。俺は何をしに来たんだ。落ち着け、落ち着け、次、二連勝すればいいんだ。落ち着け・・・」で始まった30分間でありましたが、まさにドラマを体感したような結末であった・・・と、思えることを期待しつつ、合格発表を待つこととしました。
    それにしても、商標の副査の方は、正に「神様」でした。

    8.所感
    このたび、幸いにして最終合格できたことは、本間先生の口述ゼミに参加したからだと考えています。それは、「口述」の訓練の重要性を認識しつつ、当たり前ではありますが「法律の根本的な理解」が非常に重要であることを認識できたからだと考えております。
    また、今後、口述試験を受験される方に対しては、
    (1)重要条文の暗唱
    (2)審査基準(重要ポイント)の暗唱
    (3)過去3年分の過去問の分析
    (4)口述要点整理の暗記
    (5)青本で、口述要点整理集に掲載されてない重要ポイントの暗記
    をお勧めいたします。
    (5)項については、私は不完全でしたが、非常に重要だと感じております。

    今回、本間先生から再現答案の提出時に、
    「最初のショックから立ち直った精神力は見事でしたね。ただでさえ口述試験は一生忘れない経験になると言われているので、今回の経験は、間違いなく、今後の人生の財産になると思います。」
    との意外なお言葉を頂きました。この試験で得られたことを、別の面から評価して頂いたのだと考えております。

    弁理士試験は、あきらめなければ、必ず合格することができます。そして、同時にいろいろな今後の人生の財産を得ることができる試験だと考えております。
    私の合格体験記が、皆さまの今後の受験勉強のご参考となれば幸いです。
    最後に、本間先生とゼミの皆さまのご指導ならびにご協力により合格できましたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。

    【Nさんからの声】(口述準備講座・口述模試受講者)11月18日更新

    私は今年三度目の論文試験(必須及び選択(著作権法))を受験しました。短答免除の最後の年であり、何としても最終合格をしたいと強く願って山内先生(必須科目)、平山先生(著作権法)の講座を受講させていただきました。選択科目の試験終了後、緊張感は緩みましたが、口述試験対策の必要を感じていました。

    というのも、私の身近で非常に優秀な受験生の方が、昨年、口述試験で不合格となったので論文合格発表後に準備を始めたのでは遅く、早期に対策を講ずる必要があると感じていたからです。もちろん、論文試験の結果は不明ですので、論文不合格という結果も想定していましたがその場合は、翌年の試験(短答も復活します)対策になる、また、なにより論文試験後に早期に勉強モードを取り戻すことができる、という判断から口述準備講座を受講することとしました。

    論文試験終了後に、再び勉強モードを取り戻すことは、頭では理解できてもなかなか自分の意志のみでは困難でした。これは論文試験後、一種の燃え尽き感があったからです。自分を否応なく勉強モードに入らせるために、この講座を受講しました。

    そうは言っても、この講座を受講している間も、なかなか論文試験前の一種異常なほどの猛勉強状態にまで、意識を高めることはなかなかできませんでしたが、それでもなんとか平日最低3時間程度、休日は6時間程度の勉強時間を維持することができました。

    この講座では、事前課題が与えられます。この課題を準備してこないと周りの受講生にご迷惑をおかけすることなりますので、準備せざるを得ません。論文試験後のモチベーションを維持するために、こういう外的な強制力が大いに役立ちました。

    論文試験の合格の発表があったのちは、いよいよ本格的な口述試験対策を開始しました。正直言いまして、論文試験合格発表前からもっとやっておけばよかったと痛感しました。それほど、やるべき(覚えるべき)ことは多いということです。論文まで合格していながら、口述で1年最終合格が延びるのはとてもショックだと思います。そういう思いをしないように、論文試験終了後の時間を無駄にすることなく、論文試験結果発表後の口述試験対策を当初から高度なレベルにもっていけるようにするために、口述準備講座は非常に有効であったと思っています。

    いつもユーモアを交え、楽しく、でも厳しくご指導いただいた松井先生に心より感謝申し上げます。
    ありがとうございました。

     

    【Kさんからの声】(青本ゼミ受講者)

    論文試験の選択科目の勉強も一段落した4月頃から青本ゼミと審査基準講座に申し込み、通信で講座を受講しました。口述試験では、まず、正確な条文及び青本の知識が不可欠であると考えたからです。一人では青本全部勉強して、審査基準を全て勉強することに不安を感じていましたが、講座を通じて青本と審査基準を無理なく、自分のペースで勉強することができました。また、復習の際も、講座の中でチェックした重要な個所を中心に効率良く勉強することができ、時間の短縮にも役立ちました。また、これらの講義を携帯音楽プレーヤーに入れて青本や審査基準と一緒に持ち運び、通勤時間を利用して勉強することができたことが、通信で受講したことの一番のメリットであったと感じています。口述試験では、正確な条文の知識は勿論、青本、そして、意匠や商標の審査基準の知識まで求められますので、その「正確な」知識をインプットするために最適な講座だと思います。

     

    【Uさんからの声】(青本ゼミ、口述ゼミ受講者)
    2010年に、口述落ちを経験しました。7割が受かる試験に落ちたショックは相当なものでした。短答試験の復活などもあり、口述の前に短答で落ちたらどうしようと思い、何も手につかない状態でしたが、自分なりにいろいろ調べてIPCさんの口述要点整理集のゼミに行くことにしました。
    このゼミを選択したのは、口述の問題集で一番良くできているなと思ったのが「口述要点整理集」だった事と、口述模試を受けた時に一番本試験の厳しさに近い予備校だったと感じたからです。
    要点整理集をベースとして完璧にしつつも、実際に口述試験を受けてみて青本や審査基準からも新作問題が毎年かなり出ているので2011年に確実に受かる為にはこれだけでは足りないなと思っていたところ、口述要点整理集ゼミと青本ゼミ(通信)のパックがあることを知りました。セットだとかなりお得だし、インプットアウトプットをバランスよく強化できるかもと思い、併せて受講することにしました。
    授業はさぼらずに聴いていたものの、山田先生に「たとえ厳しい試験委員に当たっても大丈夫なように講義で暗記するように言われたところは丸暗記するように」と言われても、「私だって、他のレーンに当たって助け舟を出してもらえていたら、条文通りの回答を要求されていなかったら不合格になんてならなくてすんだ。私は運が悪かっただけ…」という気持ちがどこかにあり、最初の頃は全然暗記に身が入りませんでした。でも、口述不合格を経験した先輩の話を聞いたり、過去問の検討をするうちに、「来年の合格をゆるぎないものにしたいなら青本、審査基準、条文はすべて丸暗記するくらいの気持ちで取り組まなくては。それができないのならせめて先生に言われたところは最低限覚えよう」と思うようになりました。
    アウトプットについてですが、山内先生の口述ゼミでは3人で組んでそれぞれ主査、副査、受験生をやるのですがこれがいい経験になりました。自分が主査をやったときに受験生役のゼミ生の回答でキーワードが抜けていたりすると、「次の問題にいくべきなのかな、これが出るまで待つべきか」と迷う事や、「この人口述落ちているのに何故過去問で何回も出ている条文すら暗記していないんだろう」と感じることがあり、これはきっと去年の自分もそう思われたのだろうなと感じ、インプットとアウトプットの正確性を高めることの必要性を感じました。また模範解答どおり言えば○にするというのが一番試験委員的には楽なのだなと感じたので模範解答に書かれていることは何かという事を意識して回答するようにしました。
    短答試験合格後は、時間もできたので外部の模試や練習会にも参加をしました。自分が外部の練習会などに参加して条文や定義をたがわず言えると講師の方や、他の受験生の視線が「この受験生は勉強きちんと勉強しているな」と好意的な空気に変わることを感じました。だからしんどくても先生たちに丸暗記するように言われたところは最低限しようと思い頑張りました。
    そして試験当日でも、特許17条の2第3項の条文、商3条1項1号の条文を正確に再現できたことにより試験委員に好印象を与えることができ、落ち着いて試験を受けることができ、無事に最終合格を果たせ、しんどかったけど先生たちに言われたように頑張って本当に良かったと思いました。

     

    【Tさんからの声】(口述準備講座・口述模試受講者)
    <口述準備講座について>
    口述試験を受験してみて、口述試験は、正確な知識は勿論ですが、口述試験とはどのような試験か、どのように受け答えすべきかというスキルが重要だと再認識しました。
    口述試験は、限られた時間内で、緊張状態の中、質問に対して口頭で即座に回答しなければならないため、そのようなスキルを持っていないと、自滅するリスクが非常に高まるからです。口述準備講座では、まず、そのようなスキルについて学ぶことができ、本番でも、学んだことを意識して回答することができました。また、論文試験後から口述試験までの勉強のペースメーカー的存在としても役に立ちました。口述試験を受けられる方、特に、口述試験を受験するのが初めての方には必須と言える講座だと思います。

    <口述模試について>
    私は、新橋ゼミで2回、某大手予備校で1回、口述模試を受験しました。新橋ゼミは、1人の試験官と受験生が1つの個室で模試を行うというスタイルで、試験官が1人ということを除いては、一番実践に近い形式でした。
    なお、某大手予備校では、試験官は2人でしたが、3組の試験官と受験生が1つの大部屋で同時に行うという形式で、他の組の質疑応答で自分の質問は聞こえ難く、緊張感に欠け、集中することも難しいという状況でした。
    「模試」というと、短答試験や論文試験のときのように、時間配分の確認や本試験の為の「慣らし」というように思いがちですが、口述模試の場合、それよりも、「勉強」という色彩が強いです。何故ならば、口述試験では、大量の知識を頭に詰め込まなければならないのですが、適度な緊張感を持って受験した模試で問答したものは、出来たものでも、出来なかったものでも、記憶に強烈に焼き付くからです。
    さらに、出来なかったものがあった場合、時期的にも相当焦りますので、猛復習することになりますから、弱点の強化にもなります。実際、私も猛復習した内の一人でした。受講料は決して安いものではありませんが、効果は絶大です。ここでケチらずに、可能な限り模試を受けることをお勧めします。但し、どのような環境で模試が行われるかは絶対に確認すべきだと思います。

     

    【Eさんからの声】(青本ゼミ、口述ゼミ、口述準備講座、口述模試受講者)

    まず、口述落ちされた方へのメッセージです。

    今は本当のやりきれない気持ちでいっぱいだと思います。私は短答や論文も不合格を経験していますが、口述の不合格はどの不合格より辛く、納得がいきませんでした。落ちたばかりの頃は、「私だって甘いレーンだったら」「ほんの5年くらい前までは条文通り言えてなくてもほぼ100%受かっていたのに…」という気持ちがずっとあって、先生方の言うことを素直に聞いて「条文通り、青本通り、審査基準通りに覚える」とういう勉強に着手するまでに時間がかかりました。

    皆さんも昔の私のような状態ならなるべく早く勉強姿勢を改めてください。そんな姿勢でなんとなく条文や、青本を眺めていても来年の合格は近づかないからです。70%の人が受かる試験に2回も落ちるなんて絶対ないと甘く見ているかも知れませんが、本当に受かりたいなら運に頼っては絶対に駄目です。

    また、確実に合格したいと思うなら全然時間が足りないのだと言うことを自覚して欲しいです。口述で暗記すべきものは結構な量があるし、また暗記したものを頭にずっと定着させておくというのはやってみると実にしんどい作業なのです。

    信じられないことに9月、10月の時点で過去問の頻出条文(特2条3項各号、36条、意匠6条、商標3条、4条等)の文言が一文節も出てこないような人がいます。1回口述落ちしているくせに頻出条文が全く言えないなんてK教授にどう思われるか良く考えて少しでも早く対策をとってください。

    今年は、短答試験が復活しました。短答で足きりされ、口述試験の受けられないのは嫌だったので今年の1月で仕事をやめて、それ以降は勉強と家の家事に専念していましたので、平均して7~8時間くらいの勉強時間がありました。ですので、選択や短答がある人がこの量をこなすのは厳しいのかなと思いますが、口述試験だけの人なら同じくらいの量をこなせるかもしれないという前提で、具体的な勉強方法についてアドバイスします。

    (1)勉強はまず過去問の再現答案の確認からするのをお勧めします。過去問の確認のポイントとしては問題の内容はもちろんですが、どのようなところで回答を止められているか、どの程度の精度を求めているかにも注目してください。そうすれば、先生方に文言どおり暗記するように言われたところが、一番厳しい試験委員に当たったときに対応する為に最低限必要なところだということに気付けると思います。

    暗記は苦痛だと思います。私の場合は短答復活もあったので暗唱が苦痛で「暗唱より前に短答の対策が大事よね。」等と言い訳をしてあまり短答前は暗記が進んでいませんでしたが、もっと早くから真剣に取り組んでいればなと今は思います。

    (2)暗唱方法に関してですが、口述は口頭で答える試験なので、暗唱できたと思ったら本を閉じてICレコーダーに吹き込み、再生して間違ったところに線を引くという方法をとっていましたが、人によってパソコンに打つとかいろいろあると思うので自分なりのやり方を探すといいと思います。

    暗記する条文ですが私の場合は、山田先生の青本ゼミで暗唱の指示があったものは全て暗記しました。これだけでは足りないと思ったので過去問の出題条文の暗記(山田先生の暗唱指示で大体網羅されていますが。)と山内先生にも相談して暗記したほうがいい条文を挙げていただきました。山内先生から暗記するように言われた条文は結構な数があったのでランク分けして順次覚えていきました。

    (3)青本についてはゼミで山田先生から言われたところはカードにして何度もまわし、また通読も10回位しました。

    (4)審査基準も最初は自分でやっていましたが、ポイントがどこかよく分からないので審査基準講座を受講しました。これについても暗記するように言われたものはすべてカードにし、意匠と商標については10回位、特許は5回位通読しました。論文受験生は要点整理集と青本で手いっぱいでしょうから、審査基準ができるとかなり優位に立てるなと思いました。模試では審査基準のできの良さをほめられることが多かったです。

    (5)便覧については不使用取り消し審判とかメジャーなところはプリントアウトして読みました。また去年の試験は施行規則からもでていたので9月と10月に各1回ずつ読み流しました。改正本はH14年以降と意匠の大改正のあったH10は3回程度読みました。

    (6)また、夏ごろからは模試形式の練習会に月に1、2回程度参加しました。そこで感じたのは、やはり最初の簡単な問題(条文や定義等)で正確に答えることの大切さです。

    外部の練習会などに参加して条文や定義をたがわず言えると講師の方や、他の受験生の視線が「この受験生は勉強きちんと勉強しているな」と好意的な空気に変わるからです。だからしんどくても先生たちに丸暗記するように言われたところは最低限しようと思い頑張りました。

    (7)またある程度実力がついてきてから指摘されたミスとしては、①しゃべりすぎ、②早口 があります。①のしゃべりすぎですが、勉強してインプットが進んでくると勉強した成果をどうしても発揮してしまいたくなってしまうものです。私の場合は模試で、3条1項2号の審査基準にあった慣用商標の例を挙げる問題で最初から4つも例を挙げて注意を受けました。4つは全て審査基準通りであっていたのですが、何個と指定されていない限りまずは1つ答えるのがベストと言われました。その分回答時間が後ろの問題に回せるし、仮にその4つのうち3つがあっていてもその中に1つ普通名称の事例が混じっていたら、「この子は普通名称と慣用商標の違いが分かっているのか疑問に思われ、普通名称の定義を聞いていたりする場合も考えられるので沢山答えても、時間の浪費と試験委員に余分な突っ込みどころを与えるだけ」との事でした。

    ②に関しては口述落ちの人は去年に時間内に回答が終わらなかった人が多いので早く問答を進めようとするので早口になりがちなのだそうです。私は普段から早口なのもあっていろんなところで注意を受けて直すのに本当に苦労しました。

    (8)直前期ですが「口述試験に二回も落ちたらどうしよう」とか不安で寝られなくなったり、気分が悪くて吐き気がしてきたりすることがあると思います。これはみんなそうなので自分は弱い人間だなんて思わなくて大丈夫です。みんな不安なのです。私の場合は、直前期には友達とスカイプで問答をしていたときにあまり出来なかったので不安になったようで泣き出されたことがあります。どう声をかけて良いか正直参りましたが前向きになれるように励ましました。皆さんもきっとこのようなストレスと1年間戦うことになると思います。でも、負けずに頑張ってください。

    文章力がないのでだらだらと長文になってしまいましたが、来年の合格発表日に皆さんが笑顔でいることを祈っています。

     

    【Tさんからの声】(口述ゼミ受講者)
    口述ゼミでは、確認テスト、口述の問答の順序で進んでいきました。
    私は、選択落ちでしたので、前年の口述試験を受験したわけではありませんでしたので、口述試験がどのようなものであるのかわかりませんでした。
    しかし、口述落ちの受験生との問答等を通して口述がどのようなものであるのかおぼろげながらに理解することができました。これが、最終的な合格につながったと考えています。
    また、山内先生から教授いただいた条文の暗証方法より、条文の暗証が容易になったと思います。特に、本試の意匠では条文の暗証が細かいところまで要求されました。
    (又は、若しくはの位置の正確性まで要求されました。)

     

    【Oさんからの声】(口述準備講座受講者)
    松井先生には論文ゼミでもお世話になりましたが、口述準備講座も受講させていただきました。
    松井先生の口述講座は「リスクをいかに抑えるか」という点に的が絞られており、そのためにすべきことを教えていただきました。
    口述準備講座では、ゼミ生全員が次週の課題作成をして参加します。課題は、ゼミ生同士で問答(口述試験のシミュレーション)をするためのものです。その際、自分の不得意な部分を出題するように勧められます。
    この問題を作るという作業が、自分にとっては非常に有益な勉強になりました。出題側に回る勉強というのは、非常に効率の高いものだと思います。

    問題を作ることにより、間違いがあってはいけないと条文や青本の記載を調べたり、問題レベルを調整するために資料を調べたりする中で覚えた知識はそう簡単に忘れません。そういう中で改めて気がついたり、理解が足りなかった部分を深められたことがしばしばありました。本当はその段階でしばしばあってはいけないんでしょうけど(笑)。
    また、ゼミの問答の中で、相手方から出されて詰まったり答えられなかったりした問題も、強く記憶に残るので弱点と認識できたことも独学にはない利点であったと思います。
    そして何よりも、問答の中で、自分が難問と思って作った問題をいとも簡単に答えてしまう他のゼミ生の方のレベルの高さを毎週見せつけられるにつけ「自分も頑張らなければ!」とモチベーションを維持することができました。

    ここ二年、口述試験は3割近い人が落ちてしまうという、本格的に「落ちる試験」になってきています。合否を分けるものは私にははっきりとは分かりませんが、やはり「落ちる口述試験」に対する心構えと準備が十分でなかったのかも知れないと思います。
    私は、今年選択論文だけであったため、試験後すぐに松井先生の口述準備講座を受け始めました。準備が遅れ、本気になるのがもう少し遅ければ、不合格になっていた確率はかなり高かったのではないかと思っています。
    心配しすぎるのも却って萎縮してしまってどうかと思いますが、3割不合格になる試験ということは念頭において、松井先生の講座で早めの、そして万全の準備をして臨まれることをお勧めします。
    松井先生には受験期間全般を通じ大変お世話になりました。松井先生のご教示なしには私の合格はなかったと思います。本当にありがとうございました。

    ■口述ゼミ
    二回目の口述試験に不合格になったときは、後一年どうやって勉強しようかと悩んでいたところ
    GSNの口述ゼミを受けていた方からアドバイスを受けて新橋ゼミの口述ゼミの門を叩きました。

    新橋ゼミの口述ゼミを選択したのは、

    1.口述試験のバイブルとなっている口述要点整理集の発行元でその内容に沿ったスケジュールで口述練習ができること。
    2.口述要点整理集に記載のない問題を講師の方が精査して問題として出されること。
    3.講師が指名して答えさせる口述講座と比べて、本試験のように時間内で複数の問題を出力する練習ができること
    4.同一人物ではなく色々なタイプの人と口述練習ができること。
    からです。

    受講して良かったのは、毎回の条文暗唱で強制的に条文を覚えさせられたこと。ペーパーテストで
    知識の再確認ができたこと。口述練習では主査、副査の立場になり、どうヒントを出すかという点で問題を
    理解する上で深みが出てきたこと。

    また色々なタイプな方と口述練習をすることにより、試験官の問題用紙に書かれている答えを時間内に
    答えられるようになっていったことです。

    他の受験機関では有名講師が試験官役となり受講者を一人ずつ当てる講座がありますが、この方式だと
    ある程度緊張感はありますが、答えていない間は頭で考えるものの出力の練習にはなっていないので、
    口述対策としては足りないものとなります。

    よく言われることですが、問われた問題の答えをただ頭で考えるのと、それを口に出して試験官が納得する答えを
    出力するのでは後者が断然難しいからです。

    また本番での試験官は長年受験指導をして豊富な知識を持っている方が試験官ではありません。

    従って出すヒントや答えの許容範囲が試験官毎によって全く違います。

    受験機関の講師はヒントを出すのが上手くて、答えの正確さに甘い傾向にあるように感じられます。
    従って、慣れてくると答えの正確さが緩くなる傾向があると思われます。

    その点、受講生同士で口述練習をすることで、あらゆるレベルの方から問題の答えを導き出す練習ができる点で
    この口述ゼミは優れていると思います。

    また他の受験機関の講座と違って受講生同士が口述練習することにより親しくなり、互いに切磋琢磨しやすい
    環境ができる点で、長い一年間でのモチベーションを保つ上で非常に良かったです。

    去年は講座が終われば交流もなく時間があってもそのまま帰宅してました。
    今年は受講者で情報交換したり、メールで励まし合ったりでき、精神的に大いに助かりました。

    ■青本ゼミ
    アウトプットは上記口述ゼミで行うこととして、インプットの知識面での補助として山田先生の
    青本ゼミを選択しました。

    受講は受講経験者のアドバイスにより通信で受けることにしました。

    通信で良かったのは、
    1.自分のペースで受講できること
    2.聞き逃しがあっても再度視聴できること
    でした。

    口述の勉強は一年間やっていたので、青本は通読し、重要な点も自分なりにチェックし、
    山田先生が指摘される重要部分は大半は重なっていたものの自分が読み逃してた点をチェックできたことは
    良かったです。他には山田先生の解説により理解していたつもりの趣旨が実は理解していなかったことが
    分かったのも良かったです。

    また、今年の問題の傾向や注目されている話題を知ることができる点で安心感がありました。

    ■個別レッスン
    山田先生の個別レッスンは時間の都合がつかなかったので受けることはできませんでしたが、今思えば
    無理にでも時間を作って受けておけばよかったと思っています。

    ■審査基準講座
    審査基準講座は意匠、商標を通信で受講しました。

    審査基準は量も多くどこまで網羅したらよいか分からないので、重要な点に線を引くことにより、理解と再度確認する時に大いに役に立ちました。

    また商標法の審査基準では4条1項15号等の周知性について不明な点がありましたが、この講座を
    受けることにより不明な点が明らかになり良かったです。

    ■口述模試
    口述模試は一回のみしか受けませんでしたが、自分の抜けていた部分が出され、知識の再確認として
    大いに役に立ちました。

    また控え室で弁理士の方が相談にのってくれるため、疑問点を聞いたり、本試験の経験談を聞けて良かったです。
    これは他の受験機関にはありませんので大いに助かりました。

    ■口述試験
    口述試験の1月前からは口述要点集を3回ほど回し、条文と条文タイトルを暗唱することと審査基準を再読していました。
    また任意の口述ゼミの受講者での自主ゼミでは要点整理集の全範囲の中からランダムに出題してもらうようにしていました。

    口述試験は既に情報戦となっており、試験期間中は、逐次試験を受けた方から情報が入るので、
    口述ゼミ生から入ってくる情報は大変助かりました。

    またふと湧いた疑問点についても、山内先生や口述ゼミ生に質問をして回答を得ることができた点は良かったです。
    実際、質問したものが試験で問われていました。

    試験2日前には、ともかく何も手につかないので、親に口述練習を付き合ってもらいましたが、答えが正確ではない
    のを指摘され逆に落ち着きを取り戻すことが出来ました。

    また、口述ゼミ生の方にメールなどで不安を言うことにより落ち着くことができ、そのような不安を言える
    仲間を作ることができ、口述ゼミを受講して本当に良かったと思いました。

    後のTVによると試験前に不安を書き出すと試験の成績が良くなるという実験結果があるそうです。

    試験本番では、緊張しつつも口述練習をしたおかげか、前年より緊張することなく受け答えをすることができ、
    また条文を基にした答えをしたおかげで試験官の対応がかなり好意的になった感じがしました。

    特許では褒められ、雑談をすることができ、意匠では時間内に終わることが出来ました。今年は問題が多く
    模試では早くとと言われましたが、問題を全部終わらせるには早口でよかったと思っています。

    また事例問題では聞き逃しが無いよう些細な内容でもメモすることにしました。これにより問題をもう一度
    言ってもらう時間のロスを防げたと思います。

    商標では予想外の問題が出て惨敗しましたが、特許と意匠の感じから前年より手応えを感じた結果となりました。

    合格発表までは不安で一杯でしたが、その間でも口述ゼミの受講生と不安を分かち合い、合格発表で共に
    喜び合うことができました。

    合格を勝ち取ることができたのは、前述した以外の努力もしたのもありますが、新橋ゼミの講座の受講
    が基本となって全ての努力が報われた結果となっていると思います。

    合格者の皆さんがよく言われることですが、口述落ちのこれから一年間勉強される方は、弱点を見直し、
    どのような方針で勉強していくのか計画して受講を決められるのが最も重要だと思います。

    その上で、他の受験機関を受講するにしても、新橋ゼミの口述ゼミは主軸として受講するに適したゼミであると思います。

    来年の口述試験は更に厳しくなり、また免除制度も見直しが図れるという話もありますので、受験される方は一層気を引き締め、ぜひ来年の合格をもぎ取るよう頑張って下さい。