一問一答集(R1法改正対応)

特許法・実用新案法・意匠法・商標法・条約類についての「一問一答集」が、令和元年法改正に対応して新たに販売されました。法改正により新設された規定についても充実した内容となっています。

本書の利用例

<短答試験対策>

短答試験では、条文・青本・過去問による学習が、合格に必要な3大要素といわれています。本書は、このうち、条文・青本の学習に役立ちます。

短答試験を突破するには、条文自体、或いは、青本の記載をある程度暗記することが必要不可欠です。おそらく、ある程度、勉強が進んでいらっしゃる方は、この点はご存知のことだと思います。

しかし、そうはいっても、実際には、「どの条文を暗記したら良いですか?」とか、「青本が重要なのはわかるけど、どこを覚えたらいいですか?」といった質問をよく受けます。

確かに、ほぼ丸暗記が必要なものもあれば、条文で言えば要件だけの暗記で済むものもありますので、とりわけ、初学者の方には、どの部分を暗記すればよいのかの判断が困難なことも事実です。

本書では、この点に重点を置いて作成されており、たとえ初学者であっても、試験突破に必要なところを一問一答形式でまとめてあります。

<論文試験対策>

・必須科目用

必須科目用としては、近年、青本を題材として趣旨問題等が作成されていると考えられます。これは、従全だったら受験生にとって合格に必要な基本書といわれていた書籍が、近年、入手しづらくなっているといった事情も考慮されているのではないかと考えられます。この分析の是非はともかくとして、青本が論文試験に合格するためには、いまや不可欠であり、以前よりも、その重要性が増したことは間違いありません。

本書は、「特許法・実用新案法編」と「意匠・商標法・条約類編」については、条文順に掲載されているので、青本のインプットツールとして、或いは、そのインプット確認ツールとして役立つものです。

・選択科目用

選択科目用としては、著作権法の受験生には、必須の書籍といえます。著作権法についての書籍も多く出回っていますが、それら一冊一冊を隅々まで読むことは、早期合格のためにはスペックオーバーです。

本書は、短答試験・論文試験の過去問を分析して体系別に作成されていますので、合理的に学習を進めていくことができます。また、多くの書籍から重要事項をピックアップしてまとめた本書は、著作権法を選択されている方の辞書代わりにもご利用いただけます。

*なお、著作権法・不正競争防止法編につきましては、平成23年改正法の内容となります。

<口述試験対策>

以前、新橋ゼミの口述ゼミでは、本書を利用したクラスも設置されていました。

本試験科目となっている「特許法・実用新案法編」と「意匠・商標法・条約類編」については、条文順に掲載されているので、条文・青本のインプットの確認ツールとして最適です。

もちろん、いきなり青本を一から読むのは大変ですので、まずは、本書を利用して、その後に、本書に掲載されていないが青本に記載されている箇所をインプットするという利用法もアリです。

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