著作権勉強会 H29年度会員募集
《勉強会の目的》
著作権法選択で合格した弁理士を中心として、2010年5月より「著作権勉強会」をほぼ毎月のペース(年10回程度)で開催してきました。
著作権については弁理士試験等で一応は勉強したけれども忘れてしまった、仕事で著作権の相談があるので著作権について勉強したい、といった方々が、これまでに数十名ほど集まっています。
勉強会で取り扱うテーマは様々で、判例・法改正・登録手続・契約書など、勉強会の参加者が、常日頃疑問に思っていることをテーマとしています(過去のテーマはこちら、次回の案内はこちら)。単に一方的な報告をするだけでなく、参加者で検討したりといったことも行います。メンバーは欠席した回について収録したものを聞くことができるようにしています。
勉強会には、基本的にどなたでも参加可能です。ただし、弁理士試験合格レベルの知識を備えていることを前提として進行していきます。もちろん、知識がないとしても、頑張って勉強しようという意欲のある方であれば、参加は大歓迎です。
《弁理士としての研修単位認定》
平成26年度より、日本弁理士会の継続研修の認定外部機関となりました(認定番号13-066)。弁理士の方は、通学で参加し、所定の申請をすると、外部機関研修として単位が認められるようになります。
《会費について》
勉強会の参加費用は、1回につき2,000円です。
年会費をお支払いいただくと、各年度(4月~翌年3月)に実施する全ての著作権勉強会に参加できるようになります(欠席または申込時点ですでに終了している回も、研修会を除き、原則として収録したデータを元にお聞きいただけます)。
また、研修会の参加費用も一部割引があります(実施時間により変動がありますので各申込ページをご確認ください)。
特別会員(年会費10,000円):
・著作権勉強会(年8~10回程度予定)の参加費用無料(欠席回・終了回の収録データでの視聴可)
・特別研究会の費用の会員価格適用
ネット会員(年会費5,000円):
・著作権勉強会(年8~10回予定)の参加費用無料
(※ただし、原則収録データでの視聴(単位認定不可)となり、定員に空きがある場合のみ通学での参加が可能となります)
・特別研究会の費用の会員価格適用
H29年度の実施予定の勉強会・研究会は下記の通りです
著作権勉強会(東京)第66回:著作権法(法令解釈)・著作権法における3Dプリンタの取扱い
10/31(火)19:15~20:45
【講義内容】3Dプリンタや3Dスキャナの普及により、デザインが3Dデータとして取り扱われるようになり、意匠法や不正競争防止法の知財法とどのように関係するのかが議論となっています。本回では、著作権法において、どのように考えるべきか、またどのように展開していくのかを検討していきます。
著作権勉強会(東京)第63回:著作権実務・AIの著作権法へのかかわり
※当回は、弁理士会に単位認定申請していない回となりますので、通学で参加されても単位申請はできませんので、ご留意ください。
8/24(木)19:15~20:45
【会 場】オレンジ国際特許事務所ミーティングルーム
【講 師】平山太郎:早稲田大学知的財産法制研究センター(RCLIP)リサーチコラボレーター・オレンジ国際特許事務所主査
【定 員】12名(お申込みは先着順となります)
【受講費用】2,000円(税込)
ネット会員(年会費5,000円)をお申込みの方は、通学での参加も可能となります
(※ただし、定員に空きがある場合のみ通学での参加が可能となりますので早めにお申込みのうえご連絡ください。収録データでの視聴は単位認定不可ですのでご注意ください)
H29年度に実施した勉強会・研究会は下記の通りです
(会員は、すでに終了した回についても視聴可能です)
著作権勉強会 8/10「音楽教室に対するJASRACの使用料徴収問題」JASRACがヤマハ等の音楽教室における楽曲の使用料徴収を表明したことに対して、請求権不存在確認の集団提訴が行われています。訴状が公開されていますので、この訴状及びJASRAC側の見解を元に、過去の裁判例等から著作権法上どのように考えるべきか、またどのように展開していくのかを検討していきます。
著作権勉強会 8/24「AIの著作権法へのかかわり」
著作権勉強会 6/8「周知表示についての不競法と商標権との関係」:不競法2条1項1号に基づく差止請求に対し、商標権に基づく反訴がなされ、さらに当該商標登録の無効審判との関係が争われた最高裁判決平成29年2月28日について、検討・解説していきます。
著作権勉強会 6/27「編集著作物の権利帰属と著作者の推定」:「著作権判例百選」の改訂について、編集著作物に係る著作者の認定と著作権の帰属とが争われた、知財高裁平成28年11月11日決定と原審である東京地裁平成28年4月7日決定との相違点について、検討・解説していきます。
H28年度に実施した勉強会・研究会は下記の通りです
著作権勉強会 3/25「不競法のH27年改正点の解説」
著作権勉強会 3/7「最近の引用の基準と判例における取扱いについて」
著作権勉強会 2/6「加湿器事件に見る新商品の不正競争防止法による保護方法」
著作権勉強会 1/12「加湿器事件に見る新商品の著作権法による保護」
著作権勉強会 11/28「プログラムの著作権法上の取扱いについて」
著作権勉強会 11/1「展示されている美術作品・建築物の利用」
【研修会】 10/15「主要6カ国で通用する中間処理対応」
著作権勉強会 9/20「契約における著作者人格権不行使特約」
著作権勉強会 8/9「著作権係争事例にみる事業独占との関係」
著作権勉強会 7/12「TPP協定の締結に伴う著作権法の改正内容」
著作権勉強会 6/28「最近の裁判例にみる著作物性と複製・翻案の判断」
著作権勉強会 5/17「音の商標に関わる著作権法上の規定」
<通学>
料 金 |
著作権勉強会 ◇特別会員 ◇ネット会員 ◇非会員(各回参加) |
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◆継続研修の単位認定にあたっての注意事項
15分以上の遅刻をした場合には、受講したものと認められません。公共交通機関等の遅延、自己の行為に起因しない理由であっても、受講したものと認められませんので、時間に余裕をもって会場にお越しください。また、中座、早退の場合については、時間にかかわらず、受講したものと認められません。