口述テーマ3日目

・特実:分割出願(要件、事例問題)
  分割のできる時期 
  原出願に係る発明と分割出願に係る発明とが同一である場合の取り扱い
  図を用いた事例問題
    分割出願の効果及びその例外
    特許要件(39条、29条の2)
   
  図
(Yは、Zの出願後にXを原出願としてされた分割出願)
  
 X[A/AB] :意匠登録出願へ変更 
   Y[B/AB] :設定登録+特許掲載公報発行
   
   Z[①B]
    [②A]

・意匠:組物の意匠(要件、具体例を審査基準から、拒絶理由、部分意匠との関係、平成10年改正の趣旨)
 組物の意匠とは(条文)
 全体として統一がある場合の類型とその具体例
 組物の意匠の意匠登録の可否
  構成物品の一が公知となった場合
  構成物品の全部が公知となっている場合
  新規性喪失の例外の適用
 組物の意匠に係る部分意匠について
 組物の意匠の登録要件緩和の趣旨

・商標:防護標章登録出願(要件、趣旨、拒絶理由、防護「標章」の理由、広義・狭義の混同の定義)
 防護標章とは(条文番号+要件)
 防護標章制度の趣旨
 防護「標章」の理由
 求められる周知性について
 広義の混同について 
 防護標章と同一の通常商標の登録可能性

口述試験第2日目テーマ

特許:特許発明の技術的範囲(均等論も含む)
意匠:意匠権の効力と実施権
商標:不使用取消審判

口述試験第1日目テーマ

特実:補正(主に17条の2第3項~5項)
意匠:3条1項、2項
商標:3条(主に3条1項1号、使用意思、自他商品識別力)
について問われたようです。

2日目以降に受験される方、参考にされてください。

なお、口述模試等でお伝えしています通り、今年からは午前・午後の2部制を廃止して、終日同じ出題内容で口述試験が進められているようです。

口述試験に向けて

口述試験を受けられる皆さまへ

いよいよ最後の試験です。今年初めて口述試験を受けられる方、昨年も受けられた方、慌てて口述試験の準備を開始された方、口述ゼミ・口述準備講座等で早くから準備をされた方、いろいろいらっしゃるかと思います。

皆さん、まだ成長されていますよ。最後ですから、ここで手を抜かないでくださいね。というのも、10月1,2日、8,9日に口述模試を開催させていただきましたが、東京会場では各講師が全受験生の模試状況を評価させていただきました。
10月1,2日の受講者の評価を集計したところ、約30%が2教科以上でC評価がつきました。この結果は、昨年の本試験の不合格率が約30%だったかと思いますから、これにほぼ符合しますが、非常にまずいと思い、すぐに該当者にはメールをしました。その甲斐あってか、翌週の8日,9日では2教科以上でC評価がついた方はほぼゼロでした(残念ながら、完全なゼロとはなりませんでした)。

ですから、この時期真剣に勉強すれば、それだけでまだまだ成長できます。試験当日まで可能な限り成長して下さい。

さて、新橋ゼミでは、本試験での出題テーマの連絡、再現答案を募集しています。詳しくは、こちらをご参照ください。

論文必須対策用の講座追加のお知らせ

論文必須対策用の講座としまして、【論文必須添削講座】を追加しました。毎回、1通の答案を作成いただき、それを添削して返却します。原則、ゼミ開催日(金曜日)にメールで出題しますので、土日に仕上げて月曜までに答案のスキャンデータをお送りいただければ、2~3日中に採点結果を返却します。通学講座を受講した場合よりも早く答案返却がされるので、頭のホットなうちに復習ができるというメリットがあります。