模範解答の見方・学び方(論文必須ゼミ 第1期第3回)

論文必須ゼミ第1期第3回では、本格的に講師・ゼミ生全員での討論を始めました。その中で、

1.模範解答の見方・学び方(学習効率をアップさせるために)
2.加点事項のあるひとつ上の答案を書くには

についてお話しました。

ダイジェストとして「1.模範解答の見方・学び方」を公開します。

ある論文課題の模範解答(分割出願と審査請求とが項目に挙がっています)を題材にし、なぜ模範解答がこの記載内容になっているのかを説明した場面です。この場面のポイントは、以下の4点です。

(1)見出し(項目)の立て方(見出しの有無・順番・大中小の判断)
(2)分割出願を記載するまでの流れ(解答のストーリー)
(3)各見出しの中の記載順(リーガルマインドを示す)
(4)加点事項を書くか書かないかの判断(全体最適化)

ゼミや予備校の模範解答をただ漠然とながめる人と、何を意識しながら模範解答を見るべきか知っている人と、のどちらが最終合格に近づくことができるか、議論の余地はないと思います。正しく合理的な努力の積み重ねが、来年の合格率を高めることになります。